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「ゴジラxコング」を観た!

今朝、「ゴジラxコング 新たなる帝国」を観てきました。

シアターの出入口付近に設置された上映作品を告げるモニター。

映画「ゴジラ」というと、やはり私は昭和29(1954)年公開の第1作目の「ゴジラ」が強く印象に残っています。
よって怪獣「ゴジラ」は、水爆実験の影響で生み出された自然界(地球)による人類への怒りそして報復であり、人間達とは絶対に相容れない存在と思っています。
「シン・ゴジラ」や「ゴジラ-1.0」はこの言わば“ゴジラ像”に準じていると言えます。
しかし、本作は「ゴジラ」は登場するものの全くの別物です。

本作についてSNS「Bluesky」で、あるアニメーターの方が「東宝チャンピオンまつり」版の「ゴジラ」に比する旨を述べていますが、これは言いえて妙と言えます。
確かに“シェー”をしたり、加山雄三や木枯らし紋次郎の真似をし、人類の味方である昭和40年代の“ゴジラ像”なのだと考えると、拒絶反応を起こさず納得できる映画です。
そう、怪獣「ゴジラ」には多様な姿があるのだと、改めて気づかされました。

映画として全体的に致命的な破綻は無かったと思います。
ただ、「コング」のドラマが主であり、「ゴジラ」は脇役の感があるのは残念ですね。
あと、少々冗長なので上映時間115分は長いと感じました。

ラストのバトルシーンはスケールが大きくて面白味があり良いのですが、アメリカ人が望みそして描く「ゴジラ」はこういう映像なのかと思いました。
その意味で、私が望んでいるものと違ったので不満が残りました。

今朝のチケット。

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