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政府指定の閉鎖住宅街 Scene1
「2年目で更新4回か。兄ちゃん、見かけによらずあんた強いんだな」
長く続いた白い鉄の壁の前を通って、目的地への出入り口がある管理事務所へ辿り着き、国内では珍しい高報酬が得られるクエストを受ける為の手続きを始めたら、カウンターの対面に座る歴戦の猛者の様な風貌の管理人が俺の勇者免許を目にして驚いた。
因みに勇者免許はスマホの勇者アプリ内の機能として搭載されており、モンスターを撃破する事で得る実績が
【思い付き】今書いている作品の設定など【メモ書き】
「ちょっとコンビニへ行ってくる」の設定のメモみたいなものを、箇条書きで以下に書いていきます。
投稿後も追記はしますが、内容の一部削除の時は取り消し線を引きます。
<作品の舞台>
日本国東京都の架空の街(モデルは無い事もない)
マンション近くの地下ダンジョンは、駅前の地下商店街だった
ダンジョンは地下3階まである
地下1階にコンビニがある
その他にも喫茶店や食堂や美容院や書店など、普通の
ちょっとコンビニへ行ってくる
作:天赦日
昨年の大晦日から元旦、そして元日の14時くらいまで通しでネトゲをやっていた。
用意していたはずの食い物が底を尽き、喉の渇きを潤す飲み物さえ冷蔵庫の中に残っていない。
ゲームの中では無敵なボクであっても、生身はエネルギー補給なしでいられるわけでもないので……
「ちょっとコンビニへ行ってくるか」
2日ほど着っぱなしのジャージを脱ぎ、最低限の身支度をして部屋を出た、……出たのだが、
サクラの革命成就後に裏で暗躍し始める者たち
太正102年の年明け。
日本にほど近い某国の首都。
砂漠から風に乗って運ばれる汚染された砂により、晴れの日でも靄がかかった様な街にあるホテルの一室に三人の男たちが居た。
「諸君。残念ながら帝都の、いや日本の混乱は治まった様だ」
頭が禿げ上がり、白く長い髭を生やした上座に座る老人が、秘書に資料を配らせつつ二人に告げる。
「こんな短期間に収束するとは想定外だぞ。今まで注ぎ込んだ金が台無しじゃないか」
サクラの革命の裏側でこっそり動いていた者たち
山道を軽キャンピングカーが猛スピードで駆け抜ける。
その背後から機械で出来た複数の鳥や狼が車を追っていた。
2機の鳥が車の横を通り過ぎて前方に回ると、それらがフロントガラスめがけて突っ込み、そのまま車を貫通して後方へ飛んで行った。
その直後、誰も見えない運転席で砕けたガラス片を浴びた男が頭を上げると、車はさらに加速していく。
しかし機械の動物たちはその加速にも離される事は無く、寧ろ距離を縮めてしま
タイトル未定(テスト投稿)
yyyy年mm月01日 AM06:00
おはようございます。
ベッドから出て雨戸と窓を開けると、昨日までの雨が嘘の様に思える程の快晴でした。
季節外れの台風が連続して発生し、それらが次々と街を襲ったものだから10日位は青い空を見る事が無かったからかもしれませんが、
こんなに気分が良い朝は久しぶりです。
yyyy年mm月01日 AM07:00
身嗜みを整えている間にレンジでチンしていたお弁当が
サクラの革命を外から視る男(序章)
序の一
室内に舞う埃が、カーテンの隙間から漏れる光を受けて数本の線を描いている。
右下のモニターに表示された時間を見れば午前6時48分。
徹夜で風景写真の加工をしている内に、どうやら朝になっていた様だ。
「一晩の成果は……まぁ、こんなものか」
加工し終えた画像を流し見る様に確認し、山盛りの灰皿を持ち、
台所で溜まりに溜まった吸い殻を捨てて冷蔵庫の中を見ると…。
朝食になりそうなものが豆腐1パック