【思い付き】今書いている作品の設定など【メモ書き】

ちょっとコンビニへ行ってくる」の設定のメモみたいなものを、箇条書きで以下に書いていきます。
投稿後も追記はしますが、内容の一部削除の時は取り消し線を引きます。

<作品の舞台>

  • 日本国東京都の架空の街(モデルは無い事もない)

  • マンション近くの地下ダンジョンは、駅前の地下商店街だった

  • ダンジョンは地下3階まである

  • 地下1階にコンビニがある

  • その他にも喫茶店や食堂や美容院や書店など、普通の商店街にありそうなお店もある

  • 商店会事務所も地下1階にある

  • 地下2階も地下1階と似た様な状況だが、最近は武器屋やマジックアイテムも扱う特殊な雑貨屋も店を開いている

  • 地下3階は駐車場と駐輪場と警備員詰め所がある

  • ダンジョンの上には10階建てのオフィスビルが建っているが、現在は廃墟となっており封鎖中(強力なモンスターが居座っていると言う噂も?)

  • その他の施設(駅、ビル、地上の商店街、学校、娯楽施設、住居)などは変わらず存在しているものの、街全体の人口は減少傾向にある

<世界の状況>

  • 舞台となる世界「物質界(略称はM界、MW)」は、我々の現実世界と文明レベルや科学技術レベルなどは同様だが、ファンタジー世界「幻界(略称はF界、FW)」から転移して来た住人(エルフ、ドワーフ、ホビット、ノーム。人間はいない)も共存している

  • 「幻界」から転移して来た住人は「異民」と呼ばれている

  • 「物質界」の住人は、「異民」からニンゲン、ヒト、原住民と呼ばれている

  • 「異民」以外にも「幻界」の生物やモンスターも転移し、僅かながら適応している

  • 「幻界」が転移してきた場所「転移地点」は、グリーンランド、シベリアの奥地、ヒマラヤ山脈、アマゾン熱帯雨林、アフリカの大地溝帯、南極、そして日本の富士の樹海

  • 「転移地点」は、マナや瘴気が「物質界」の住人や生物にとって、そのままでは有害な程に濃くなっている

  • マナや瘴気が濃い場所は、「幻界」の住人や生物、モンスターにとっては無害どころか快適な場所となる(暑さ寒さは別として……)

  • 「幻界」が転移してきた事で、「物質界」はマナや瘴気の濃度が平均で2割程上昇しており、「転移地点」が近くなる程に濃度が更に上昇していく

  • 「幻界」が転移して来た事により、これまで希薄だった「物質界」のマナや瘴気の濃度が上昇し、それに適応できなかった人間は投薬や手術などでは治らない病「幻病」で帰らぬ人となっている

  • 「幻病」は「幻界」が転移した頃から認識される様になった病で、外傷や内臓の病気などが無いのに植物状態で眠り続けて1週間で衰弱死する。医学的な延命措置は効かないが、体内のマナや瘴気の濃度を下げるか、罹患者がマナや瘴気への耐性を獲得すれば治る

  • 「幻界」転移前の「物質界」の人間の人口は80億人だったが、転移後の20年間で50億人程迄に減っており、物語開始時点でも減少し続けている

  • 人口が減った事で科学技術や文化の発展、生産能力も比例して落ち込むと予想されていたが、科学技術や文化のデータ化による継承、程よく自動化された生産設備の正常稼働などもあり、予想に反して「幻界」転移前と変わらないレベルで維持している

  • 人口が減った事により、皮肉にも食料や資源やエネルギーに余裕ができた

  • 日本では「物質界」と「幻界」の住人代表が共存共栄で合意し、「幻界」の住人が「転移地点」を離れて人間の作った街に住む事が可能となった

  • 合意した際に、「幻界」の情報とマナを扱う術が「物質界」の住人へ、「物質界」の情報や科学技術が「幻界」の住人へ相互に開示された事で、強力なモンスターが居る場所へ立ち入り、「物質界」と「幻界」双方の技術や術を得て行使する事が可能な資格「勇者」が生み出された

<住人、生物、モンスター>

  • 人間:50億人。「幻病」により未だ減少傾向にあるが、マナや瘴気に耐性を持ち適応する人間が徐々に増え始めている。適応した人間はマナを扱える様になり、瘴気を帯びた装備も持てる様になる。寿命は100年程。

  • エルフ:1000人。不老で寿命が無い小型の妖精である原種は転移で死滅したものの、マナが希薄な場所でも生存できる様に大型化(人間と同じ程度)した古種と新種のエルフは無事だった。古種は不老だが寿命は3万年程。新種は老化の速度が遅いものの不老ではなく、寿命は5千年程。繁殖は相手が同種、人間であれば可能

  • ドワーフ:1万人。エルフと同様に不老で寿命が無い小型の妖精の原種は転移で死滅。マナが無い場所でも生存し活動できる様に120cm~140cm程度まで大型化し頑強な身体を持つ現種は無事だった。現種は不老ではなく寿命は500年程。繁殖は相手が同種、人間であれば可能

  • ホビット:5万人。エルフなどと同様に不老で寿命が無い小型の妖精の原種は転移で死滅。マナが無い場所でも生存し活動できる様に100cm程度まで大型化し人間よりも強い力を持つ現種は無事だった。現種は不老ではなく寿命は200年程。繁殖は相手が同種、人間であれば可能

  • ノーム:300人。「幻界」から転移できた唯一の原種であり、不老で寿命が無い小型の妖精。マナの希薄な場所では生存できず、「物質界」では「転移地点」から離れる事は出来ない。身体の大きさは10cm~20cm程。原種だけにマナの扱いに長けており、手先が器用な事もあって、彼らの作製する細工の細かいマジックアイテムは効果が高く、芸術的価値も高い。繁殖は相手が同種のみ可能だが、発情する事は稀なので人口は殆ど増えない。

  • 「物質界」の生物は、我々の現実世界と全く同じ

  • 「幻界」の生物は「物質界」の生物と同様に捕食や光合成などを行い、成長・繁殖・増殖するが、その過程でマナを浴びているので、動物であれば巨大化や身体能力の強化や変形能力を得たり、植物であれば細胞を異常なまでに硬化させたり自我を獲得したりと、短期間で特殊な進化を遂げる場合が多々ある

  • モンスターは瘴気の濃い場所で誕生するが、その過程は「幻界」の生物の特殊な進化と何ら変わりがない。例えば「幻界」の狼が濃い瘴気を浴び続けても生存しており、それに適応できてしまうとモンスターに進化する

  • 転移する前の「幻界」には、生物だけでなく住人がモンスター化したと言う噂もある。また、「転移地点」の瘴気の濃い場所に迷い込んだ「物質界」の生物がモンスター化したとの未確認情報もあり、それが事実であれば人間もモンスター化するかもしれない……

<勇者>

  • 「勇者」とは国際資格であり、受験資格は「物質界」に5年以上生存し、実績(経験値)を1レベル分(100ポイント取得している住人である事

  • 勇者試験は「物質界」と「幻界」の一般レベルで開示されている情報についての筆記試験と複数のモンスターとの戦闘がセットになっている

  • 実績(経験値)は、スマホに「勇者アプリ」をインストールして起動させ、街中で徘徊する程度の弱いモンスターを1体撃破する毎に1~2ポイント獲得できる

  • 貯めた実績(経験値)は、「勇者」資格の取得を目指さない場合でも、1ポイント=約1000円で使用する事が可能となっている

  • 勇者試験に合格すると、「物質界」と「幻界」について秘匿されている高度な情報、技術や術などについての座学100時間、戦闘訓練100時間を受ける事になる

  • 座学と戦闘訓練を合計200時間受講すれば、「勇者」免許証と好きな武器が国から支給される

<物語開始までの大まかな歴史>

  • 西暦20X4年5月:グリーンランド、ヒマラヤ山脈、アフリカの大地溝帯、日本の富士の樹海に白い柱が、シベリアの奥地、アマゾン熱帯雨林、南極に黒い柱が現れて空が灰色になり、各地で地震が発生

  • 西暦20X4年6月:白と黒、夫々の柱が現れた場所でUMAの出現を確認。白い柱の現れた場所でのUMAとの接触では戦闘になりかけたものの、此方の呼びかけに応じて双方共に武器を収めて、以後は友好的に交流ができた。黒い柱の現れた場所に居たUMAはモンスター同然の姿をしており、多くの捜索隊員が殺害された

  • 西暦20X4年10月:白い柱のUMAは、この世界とは別の世界「幻界」より転移してきた事、黒い柱のUMAは彼らにとっても敵であるとの情報を得て対応策を協議する

  • 西暦20X4年12月:国連本部で「幻界」の住人代表が状況説明と演説を行い、この世界「物質界」の住人として迎え入れる事に対する採決を実施し、満場一致で可決。そして、翌々年より合歴とする事も賛成多数で可決した

  • 西暦20X5年6月:シベリアの奥地に現れた巨大なUMAが出現。その姿はケルベロスそのもので、出現場所を中心とした50kmの範囲にある住居が破壊され、住民が食い殺された

  • 西暦20X5年7月:ロシア軍はケルベロスとの戦闘で敗退し、戦力の立て直しを迫られていた時、日本から「モンスター退治に来た」と言う人間2人とエルフ1人とドワーフ1人からなる4人組が、ロシア軍の制止を振り切ってケルベロスとの戦闘を開始。序盤は苦戦したものの、次第に優勢となり、そして……勝利した。

  • 西暦20X5年9月:ケルベロスに勝利した4人組、日本へ帰還。凱旋した彼等に国連より「勇者」の称号が授与され、日本政府もそれに倣い彼らを勇者と呼称し、予備費より捻出された報奨金が授与された

  • 合歴1年(西暦20X6年)1月:合歴の使用開始

  • 合歴3年10月:原因不明の病が「幻病」と病名が付けられ、世界各国で研究が始まる

  • 合歴11年7月:南極にドラゴンの様な大型のモンスター2体と、それらに率いられたモンスターの大群が海を渡り、南米大陸の南端に上陸し北を目指すが、途中でドラゴンの1体が突然死ぬ。しかし、その躯が瘴気の巨大な発生源となり、弱りかけていたドラゴンなどのモンスターたちが再び活性化。南米大陸の南端はモンスターの勢力圏となる

  • 合歴12年2月:国連軍がモンスターの大群を討伐する為に出撃。ケルベロスを撃退した勇者4人組(+彼らの弟子6名)も国連軍に同行する

  • 合歴12年4月:国連軍がモンスターの大群と戦闘開始。勇者一行もドラゴンと戦闘開始。対ドラゴン戦で人間の勇者1名が戦死するも、彼の弟子がドラゴンにとどめを刺して師匠の仇を討った

  • 合歴12年5月:国連軍がモンスターの残党を殲滅し、作戦成功する。空が青さを取り戻す

  • 合歴13年11月:米国にて「幻病」の原因が特定されるも、現時点で治療法までは確立できず

  • 合歴16年9月:ケルベロス戦、ドラゴン戦に於ける日本の「勇者」の有効性を各国及び国連で認められた事により、「勇者」の数を増やすべく法律の整備と国際資格化が国連安保理で決議される

  • 合歴20年9月:「勇者」が全世界で3000名を超える

  • 合歴21年1月:そして、ちょっとコンビニへ行ってくる 


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