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あなたのヒミツが知りたいの

雑誌で紹介されている企画って、その雑誌のカラー、というかコンセプトが見えると思うんです。でも、ファッション関連の女性誌には、年代に関わらず共通して必ず「ウケる」企画があるんだと、気付いたことがありました。

先日「付録が欲しくて」という記事に書いたのですが、ヒグチユウコさんの、描きおろしチケットホルダーが特別付録となっている「SPUR 2018年3月号」を購入したんですね。

SPUR・2018年3月号は「しあわせのスマイルモード」というテーマのもと、春夏のファッションやメイクなどがたっぷりと紹介されていました。華やかな色づかいの洋服が目に飛び込んできました。CHANELやイブサンローランなど一流ブランドの最先端ファッションの紹介ページ。めくるたびに、百貨店でもふかふかした絨毯が敷かれているような、少し特別なフロアをウロウロした気分になりました。ウロウロというか、間違えてエスカレーターを降りてしまって、キョロキョロというか……。

後半のページになると、「あ、これはなじみ深い」という企画を発見しました。それは「あなたのポーチの中、見せてください!」というものです。

今をときめくモデルさんや、ビューティライターさんなど、世界中で活躍されている女性たちは、何を持ち歩いているのか? たしかに気になります。

でも、この企画って女子中高生のころに読んでいたファッション系の雑誌にも載っていたんですよね。

私が高校生の頃よく読んでいたのは「プチseven」「zipper」「CUTE」「nonno」こんなラインナップです。大学生になると「MORE」とか「with」。友人と順番に買ってまわし読みしたりしていました。美容院とかに置いてある「in Red」とかも世代的には少し年上の人向けだけだと思うけれど、雰囲気が大好きでした。

特別ギャルにかたよることもなく、「ヴァンサンカン」「CLASSEY」とかの路線とも交わることはありませんでした。でも大学にはいろいろな人がいたので、たまーに見せてもらったり、っていう感じです。

これらにあげた雑誌、ほぼ全てで「ポーチの中、見せて」企画が載っていました。毎月じゃないんですけど、三カ月に一回ぐらいのペースで。大人気のモデルさんや、女優さんは何を使っているの? 

憧れの存在に、少しでも近づくには、どうすればいいの? あの人が普段使っているものを、私も使ってみたい!

CHANELのコスメラインに憧れたり、ランコムのマスカラは鉄板なんだね、とか、プチプラコスメでもいいんだとか、みんな使ってるsavexのリップクリームが唇の荒れを防いでくれるんだね、とか。憧れのひとが使っているポーチの中を参考にして、いろいろと試してみたことを覚えています。

ちょっとした変身願望がプラスせれるのと、プライベート空間である「ポーチの中」をのぞき見したい! っていう気持ち。いくつになっても、この気持ちは変わらないんだなあと思いました。

「ファッション」より「暮らし」にシフトした雑誌、たとえば「天然生活」とか「(リニューアル前の)クウネル」ですと、ご自宅で普段使いの調味料とか、台所道具とかが紹介されていることが多いような気がします。

この「ご自宅で」っていうのがポイントですよね。広告ではなくて、プライベートでは本当は何を使っているのかを知りたい。のぞいてみたい。
「あなた、なに使ってるの?」「えー、それいいんだ。わたしも今度買ってみよう!」いろいろな美に関するものごとを知りたい、試してみたいというのは、女性達のこころをくすぐるんでしょうねー。

今わたしが知りたいのは、ポーチの中よりも「下着」です。(リニューアル前のクウネルで一度見たことある企画でした)
妙齢の女性たちはどんな下着を身につけているのかなぁと。寄せたり上げたりしなくていいと思うんですけど、どうなんでしょうか。体型維持には下着こそ重要だから、ユニクロのブラトップとか、着けていないんですかねぇ。これも、かなりプライベートな質問だから知りたい女性多いんじゃないかな? と思います。 

ちょっと、独自に調査してみようかなー。記事にできるかはわかりませんが。




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