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「チームで仕事をする」ための“心のリハビリ期間“

Gonmatus所属夢実現応援グラレコーチ®︎の八川まどかです。

今回は「チームで仕事をする」ための“心のリハビリ期間“と題して、自分を犠牲にする生き方から、自分を大切にできるようになっていったプロセスを、過去の経験を振り返りながら綴っていきたいと思います。

■苦い経験

夢実現応援グラレコーチ®︎として活動する以前。ケーブルテレビ業界で番組制作の仕事(ディレクターやプロデューサー)をしていました。

プロジェクトのリーダーや、マネジメントに関する経験がない、と言うわけではなかったのですが…

「チームで仕事をする」

このことに関しては、退職する直前の組織で数年間“苦い経験“が積み重なっていったこともあり自信を失っていました。

・「チームで仕事をする」ことから逃げていた自分。

・「チームで仕事をする」ことを再び挑戦してみよう!と思った今の自分。

何が違うのか色々と考えてみました。

■“歪んだ関係“を生みだしたのは…

「チームで仕事をする」その上で、苦い経験が積み重なっていった主な原因は“自分を犠牲にする“ということが恒常化していたからではないかと思います。

“私は(無理しても)大丈夫だから“

チームを成功させたい。チームのみんなには幸せになってほしい。

振り返ってみると、この思いが物凄く強かったのです。

その結果チーム内で何が起きていたかというと、、

・結果が出た時:“私だけ“が評価される。

・結果が出なかった時:心身ともにボロボロ。

自分を犠牲にして成り立つチームにおいては、結果が出ても出なくても、どちらも幸せな状態ではありませんでした。


しかも自分を犠牲にするほど頑張って働いてしまうわけです。

「あの人に任せておけばいいよ。やってくれるから。」と言うような依存関係。

「あの人には本音は言えないよね。従うしかない。」といった上下関係。

気がつくとチームの中で“歪んだ関係“が生まれていました。

仕事をする上で最も大事にしたいと感じていることは“安心安全の場で、なんでも言い合えるフラットな横の関係“。

当時のわたしは、その関係とは真逆なことを率先してやってしまっていたのです。

■“自分を犠牲にする“ことから“自分を大切にする“ことへ

では、「再び挑戦してみよう!」と思った今の自分に一体何が起きているのか。

とてもシンプルですが、一番大きな変化は“自分を犠牲にする“ことから“自分を大切にする“と意識するようになったことでした。

これは、2年前から作家で夢実現応援家®︎の藤由達藏師匠の元で、コーチングの学びを深めていった中で、私に起きた一番大きな変化だったのではないかと実感しています。

当たり前のはなしですが…自分を大切にするということは、大切な家族、仲間、御縁のあるお客様をはじめ、自分の周りのことも、自分のことも同じように大切にするということ。

つまり、「自分を愛すること」と同じです。

もちろん「自分を愛すること」は、ただ意識するだけで簡単にできるようになるものではないことを重々承知しています。

けれど、このことを忘れないように日々意識して過ごせるようになっていったことは、日々着実に実を結んでいます。

今年からは、グラレコーチ®︎として個人で活動するだけでなく、所属先の(株)Gonmatus、(株)B-nO ConsultingやTeam Happiness Designにおける、チームの一員としての活動へとつながっていきました。

(作家で夢実現応援家®︎の達藏師匠と共に広島にて、企業研修を実施)

(B-nO Consulting代表の漆間さんからは仕事を通して日々色々なことを学ばせてもらってます)

■「チームで仕事をすること」において芽生えた変化

自分の周りも、自分も、同じように大切にする。そして自分を愛する。

そのことによって、芽生えた変化は…

・1人で抱えすぎない。わからないことはわからないままにしないで、素直に聴く。頼る。

・「強み」を生かして弱みは補い合う。また、弱みを見せられることは自分の「強み」であることも自覚する。

・共に成長し、喜び合う。お互いを応援し合う!

こういったことを感じながら、チームの一員として様々な課題に真正面から取り組めることは、とってもパワフル!

今までの苦い経験は全て生きてきます。

また、少し無理し過ぎているのではないか…そう感じた時は

「今、自分を大切にしている?!」と自分自身へ問いかけるようにしています。

その上で…

・深呼吸をして休憩をとってリラックスする。

・疲れている時は思い切って休む。

・仕事で関わるチームメンバーに対しても、素直に「しんどい時はしんどい」とハッキリ伝える。

そうしながら、バランスを取るようにしています。

今考えてみると、2018年6月末に会社を退職してからの2年間は「チームで仕事をする」ための“心のリハビリ期間“だったのかもしれません。。。

最近では、以前よりも少しでもチームの関係性をよくしたいと感じるようになりました。

ツンドク状態にあった『ティール組織』をはじめ、心理的安全性やコミュニケーションに関わる本などを引っ張り出し、再読中です。

読み始めてみると、自分の気持ちが乗らなかった以前よりも、「気づき」の多重連鎖が本から押し寄せてくるようです。

いずれはティール組織を読んだことによる気づきと、コーチングとの親和性についてもnoteへ綴ってみたいと考えています。

***

今回は「チームで仕事をする」ための“心のリハビリ期間“と題して、過去の経験を振り返りながら気づいたこと・感じたことなどを綴りました。

今回も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。読んくださった方の人生に、少しでもお役に立てることがあったら幸いです。

皆さんの夢の実現を心より応援しております!!

■お知らせ

6/19・7/10(土)13〜16時(全2回)『ポジティブ心理学×キャリア心理学 「ウェルビーイングなキャリアパスの描き方」』開催のお知らせです。

「あなたがどこにいても、どんな仕事をしていても、だれと出会っても、あなたには自分がどんな人間かを世の中に表現するチャンスがあります。」

スタンフォード大学の教授で、キャリアカウンセリング理論の先駆者的な存在でもあるジョン・D・クランボルツの言葉です。

このワークショップでは、クランボルツ教授が提唱する「計画的偶発性理論」(プランドハプンスタンスセオリー)を活かして、偶然をチャンスに変える方法を知り、幸せなキャリアパスを描き、「強み」を活かした自分なりの行動を考えます。

全2回のワークショップですが、1回のみの受講も可能です。ご興味がありましたら、ぜひご参加くださいませ。

一緒に偶然をチャンスに変える方法を学んでみませんか〜?!

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