【観劇レポ】2019年振り返り
2020年の観劇目標は「60本以上(週一以上)の作品を見て、記事を書くこと」なのですが、その前に2019年の振り返りをしたいなと思いこの記事を書いています。
伝える言葉を強化したいなと意識的に観劇回数を増やしたので、観劇総数のべ87公演でした(ただしかなり被ってます)。
その都度noteを書いていたりするのですが、せっかくなのでいくつか今もパッと思いつく素晴らしかった作品たちを振り返ります。
1月
DAZZLE×ワンピースタワー「時の箱が開く時」
東京タワー内のワンピースタワーの3フロアを使ったイマーシブシアター。
ワンピースのキャラクターが目の前に…!役者さんの再現度にも驚愕した作品でした。ワンピースタワーすごすぎる。そしてワンピースだから作品全体の雰囲気の明るさとか楽しいの間違いないよね!という空気感が好きでした。
3月
宝塚歌劇花組公演「Casanova」⇒観劇レポを書いたnote
長谷川達也さん(DAZZLE)が振付と聞いて行ったのですが(チケットとるの大変だった)、明日海りお様の美しさ、麗しさにまんまと宝塚沼にはまりました(笑)。2部構成の長編喜劇、最高に楽しかった。みりお様に間に合ってよかった。もちろん長谷川さんの振付も素晴らしかった。
5月
おぼんろ「かげつみのツミ」⇒観劇レポを書いたnote
イマーシブシアターではないのですがチームごとに分かれて作品を楽しむ、なんといえばいいかな、移動サーカスのような雰囲気?。おぼんろならではの空気感がとても好きでした。主宰の末原さんの感性がとても好き。小さいころからそばにいてくれたたくさんの人形たちがいとおしくなる作品。
6月
森山開次「NINJA」⇒観劇レポを書いたnote
ダンスが好きというなら一度は見なければと思っていた森山開次さん。失礼ながら少し強面のお姿と軽々しく語れないほどの体の動きのすばらしさ。なのに、NINJAという作品客席の小さい子まで夢中になって観れる子供心のワクワク感がたくさんの作品でした。ラスト雨音だけで踊り続けた15分(体感)の緊張感は忘れません。
8月
DAZZLE「SHELTER」⇒観劇レポを書いたnote
間違いなく2019年で一番見たし、一番考えたし、一番心が動いた作品。一番再演を望んでいる作品です。ただ、思い入れが深すぎてあまり概略では語れません(笑)。
9月
梅棒「うちの親父が最強」⇒観劇レポを書いたnote
2019年一番笑って一番元気をもらった作品。実は2014年に上演したものの再演なんですよね。人間はまだタイムスリップできないから出会った時より前の作品は見ることができないんですよね。だから昔の作品を再演してくれるうれしさと言ったら…!そして梅棒は本当に最強。誰に勧めても間違いない、ということでテンション高いツイートをしたところ見に行ってくれた友人がたくさんいてうれしかった。
上妻宏光、宮沢和史、DAZZLE「音楽舞踊劇 新選組・土方歳三」⇒観劇レポを書いたnote
新選組が、好きなんです。私がオタク的性質をこじらせるきっかけになったのがこのだんだら羽織の漢たちなのですが、新選組のことを題材にした舞台、映画などの作品は数多くあれど、この音楽舞踊劇はまた新しい表現だと思いました。そして、この作品を作った方はきっと新選組が好きすぎると思う。新選組をすごく好きじゃなかったら井上源三郎の死に様はとりあげないと思いますよ…? 10月の公演が台風で中止になってしまって残念でした。土方歳三生誕150周年の間にこちらも再演してくれないかなあ。
10月
市川海老蔵、黒木瞳、森山未來「オイディプス」⇒観劇レポを書いたnote
真正面からの演劇作品というものから距離を置いていた私ですが、オイディプスだけは春先の舞台でチラシをもらった時からその存在が頭から離れず思わず見に行きました。大正解だった。市川海老蔵、黒木瞳、森山未來、そして共演者も全員素晴らしくて、役者の凄みとはこういうことかと慄きました。そして舞台空間の上部を使い切る圧倒的な力を目にした衝撃も忘れられません。
12月
劇団朱雀復活公演⇒観劇レポを書いたnote
今から次の公演が発表されたら2回以上は観に行くんだと決めています。早乙女太一のふり幅の広さに圧倒された作品。美しいし、かっこいいし、面白いし、度胸あるし、愛嬌あるし、誠意あるし、座長として劇団朱雀を背負い舞台上に立つ姿、圧巻でした。
2018年よりも意識的に観劇数を増やそうとしたおかげで、多くの素晴らしい作品と出会うことができた2019年でした。それでも、世の中にはまだまだ出会えていない作品がたくさんあるし、タイミングが合わなくて見逃してしまった作品もあります。それらひとつひとつに作り手の想いや覚悟や、いろいろが詰まっていると思うと、今年はさらにたくさんの作品に出会いたいとそう思います。(おすすめ教えてください!)
そして、酷い言い方になりますが、”どんな名作でも、知られなかったら存在していないことと同じ”なんです。だから、私が言うのはおこがましいかもしれないけれど、ひとりでも多くの人にひとつでも多くの作品が届いてほしい。そう思うので、微力ながらたくさん作品を観て、たくさんその感想(?)を書きたいと思います。
2020年の目標は「60本以上(週一以上)」!
ハッシュタグも決めたよ!⇒ #まどか観劇記録2020
すでにスタート遅れていて焦り気味ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします!
おすすめの作品などを教えていただけるととてもうれしいです。