安全に誰でも使えるホメオパシー
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ホメオパシーはHomoeopathyと書き、
「似たようなものが似たようなものを癒す」という意味があります。
ホメオパシーは創始者サミュエル・ハーネマンが作った造語です。
似たようなというHomeosと痛みや辛さを合わせたPathosを合体させました。
なぜこのような2つの単語を使ったのでしょうか?
それはハーネマンがホメオパシーの原理を発見した出来事が物語ります。
医師だったハーネマンは当時の医療に限界を感じ、
医師をやめ得意な語学力を生かして翻訳の仕事をしていました。
その時に出会った植物療法の文献に
「キナの皮がマラリアの特効薬だ」
という内容が書かれていました。
この内容に惹かれたハーネマンはキナの皮を取り寄せ
自分で摂取してみました。
そうすると、あら不思議!
マラリアのような症状が現れ、しばらくすると消えますが、
また摂取すると同じことが起きました。
このことから、ハーネマンは、
マラリアのような症状を健康な人に起こすキナの皮は、
マラリアを治すことができるということ、
さらには、
健康な人にある影響を及ぼす物質は、
物質が起こした症状と同じような症状を持っている人に対して、
治癒の効果を期待できる
ということを発見しました。
この「似たものが似た症状を癒す」
という考えを表す言葉がホメオパシーの名前の由来です。
でも、そのまま使うのでは人間に悪影響を及ぼしてしまいます。
そこで考え出されたのが、薄めること。
人体に影響がないくらいまで、その物質を薄めてみることにしました。
すると、物質の悪影響はなくなり、効果だけが残りました。
ホメオパシーは安全で、妊婦さんも、病気の方も、
赤ちゃんからお年寄りまで、
安心して使っていただける療法なのです。
ぜひみなさんも毎日の生活でいざという時の助けに、
またはお困りの症状の対応に取り入れてみませんか?
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Wellcome Collection.
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