5月23日 不器用なあなたへ
言葉は刃物になりえる
そして忘れてならないのは、自分だって、無意識にそれを人に向ける側になってしまう可能性があるということだと思う
自分を蚊帳の外にして、その可能性を度外視してしまっては、この世界から言葉の刃物による傷は減らない
人間は人間であるから
自分は完全なる聖人君子だといえる人がいるだろうか
生まれてこのかた人を一切傷つけたことがないと胸を張って言える人がいるだろうか
自分ではやわらかい毛布を渡したつもりでも、それが相手にとっては刃物だったということもある
だから、『