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10.保護猫が我が家に。可愛すぎて気持ち悪い発言がとまらなくなる夫婦

キャリケースに入った猫を連れて我が家に到着。
普段は喜んで出迎えてくれるチワワも異変を感じたのか、ソワソワして落ち着かない。

キャリケース越しに見せてあげると「ウッ・・・」と小さく吠えた。

これくらいは想定内のことなので、いったんチワワを別室に連れていき、私はケージ内に猫をそっと入れてあげた。

あとは夫が自身の猫飼育経験を活かして、思いの外テキパキと動いていた。
ケージ内にトイレを置いて、ハンモックを取り付け、水の器を置いてあげる。
最初は猫も緊張するだろうということでバスタオルをかけて上段は見えない状況にする。
ふわふわのクッションも置き、どこでも寝れるような環境を整えてあげる。



猫のことを考えて、まずは猫のいるケージを寝室にしてチワワとの接触はやめた。

猫は一番下のところでうずくまってピクリともしない。

なんというか・・・

置物っぽい



初日はこんなものだろうと、あまり覗かずにいようと思う。

思うけれど
思うけれど
思うけれど

みたい・・・

「そっとしておいた方が良いよね」
と夫婦で口にしたあとすぐに振り返って、ちらっとケージをみたり。
視線を合わせないようにしようとしながらも、気になって視線を送ってしまったり。

「みたいよね。顔みたいよね。カワイイよね」
「したから覗いたら嫌がるよね」←きもい
「でもみたいよね」
「いや、今日はそっとしてあげよう」
「あんまり話しかけても嫌かもよ、ストレスになるかもよ」
「さ、さわりたいよね・・・」←きもい②
「それはまだちょっと早いんじゃない」
「順序を守って触れないと」←なんの話?

「でも・・・」

「カワイイよねーー!!」


そっとしてあげなくてはと自分に言い聞かせては、自分で破ろうして、自分で戒めてと
感情がぶれぶれになった夫婦だった。

きっと人間の言葉を話してくれたら、この初日のわたしたちの発言は猫にとって随分と気持ちの悪い会話だったと思う。
でも、これでも猫ファーストにはしていた・・・はず。。。

↓嫉妬深い先住犬のはなし↓




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