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するか?しないか?中学受験

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息子の中学受験についての記録。中学受験するか、しないか。リサーチしたことの記録と、思考の整理を兼ねて。
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#学校説明会

「早稲田大学高等学院中学部」学校説明会に行ってきた

「早稲田大学高等学院中学部」学校説明会に行ってきた

午前中の武蔵の説明会に続いて、午後からは早稲田大学高等学院、通称「学院」の学校説明会へ。昨年の早稲田中学、今年の早実に続いて、早大系列の説明会は3校目。同じ早大系列でも、やはり特徴はさまざま。トータルではこれで13校目の説明会。

学院中は早稲田大学の唯一の「直属の附属校」ということを強調しており、全員が早大に進学することが約束されているため、早稲田大学の中核を形づくる意識を持った「早稲田人(ワセ

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「武蔵高等学校中学校」学校説明会に行ってきた

「武蔵高等学校中学校」学校説明会に行ってきた

通算12校目となる学校説明会は、男子御三家の「武蔵高等学校中学校」の塾主催の説明会へ。数年前、御三家の各校長の話を聞いた際に、武蔵の校長がいろんな意味(芸術家肌のキャラクターやその風貌と佇まい)で印象的で、「本物志向」の教育内容に共感する点も多く、自分が受験生ならばここを受けたいなあと思ったくらいファンだったのだが、今年から校長が交代するということで、このあとの武蔵はどう変わっていくのだろうと、個

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「明治高等学校・明治中学校」学校説明会に行ってきた

「明治高等学校・明治中学校」学校説明会に行ってきた

通算11校目の学校説明会は、明治大学の付属「明治高等学校・明治中学校」へ。塾主催の説明会ではあるものの、会場は調布の学校キャンパス内。三鷹駅からスクールバスに揺られること30分、自宅からは通学に1時間を要するが、広いグラウンドとキャンパスは魅力的。

いまのところ、息子(と夫)は大学付属かつ共学校という2つの条件を満たす学校を希望していることもあり、今年はMARCHの付属校を含めてできるだけ見てま

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「早稲田実業学校」学校説明会に行ってきた

「早稲田実業学校」学校説明会に行ってきた

時系列は戻って、2019年の塾主催の説明会。通算10校目は「早稲田実業学校」へ。早実は昨年の文化祭に行っているので、学校や生徒たちの雰囲気はなんとなく把握しているが、昨年の入試から「思考型」の問題を出すようになったと聞いて、そのあたりの話が聞ければと思っていた。

全体の印象としては、早稲田大学や文科省からの要請に応えて、「変わらなければ」という危機感が強いことを感じた。特に、2022年の学習指導

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「慶應義塾中等部」学校説明会に行ってきた

「慶應義塾中等部」学校説明会に行ってきた

2018年の秋に参加した「慶應義塾中等部」の学校説明会の感想が下書きに埋もれていたので、現時点で得た他の学校との比較など、思うところを加筆して公開してみる。順番では8校目の学校説明会。

文化祭まっさかりの秋シーズン、慶應義塾の普通部(男子校・日吉)と中等部(共学校・三田)では、それぞれ「労作展」「展覧会」という名前の学習結果の発表会がある。クラスごとの模擬店や、ライブやショーなどの出し物があるわ

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「青山学院中等部」学校説明会に行ってきた

「青山学院中等部」学校説明会に行ってきた

2018年の秋に参加した「青山学院中等部」の学校説明会の感想が長らく下書きに埋もれていたので、少し加筆して、今更ながら公開してみる。順番では7校目の学校説明会。

キリスト教信仰の精神に基づく幼稚園~大学までの一貫校で、立地も良く、都心にありながら緑豊かなキャンパスという贅沢な環境。説明会の途中、聖歌隊の合唱やハンドベルの演奏など、キリスト教学校らしい一面もあった。

学校生活の中では、毎日15分

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「都立小石川中等教育学校」学校説明会に行ってきた

「都立小石川中等教育学校」学校説明会に行ってきた

2019年度の学校説明会シーズンがスタートし、まずは昨年は見られなかった都立中高一貫校の中のトップ校、「都立小石川中学」の説明会に行ってきた。

今回は塾主催の説明会のため平日開催で、場所も校内ではなく銀座ブロッサムホール。正直、仕事がある平日は避けたいのだけど、昨年の学校主催の説明会は一瞬で定員が埋まってしまったので、行けるときに行っておかねばと。

都立中高一貫校は人気で倍率が高く、かといって

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「早稲田中学校・高等学校」学校説明会に行ってきた

「早稲田中学校・高等学校」学校説明会に行ってきた

学校説明会の6校目は「早稲田中・高等学校」へ。早稲田大学の系属校でありながら、早大への推薦での進学率は50%程度で、残りの50%は東大をはじめとする国公立大学を目指すという、附属でありながら進学校という珍しい学校。

親からすれば、最低でも早稲田大学への進学は担保しつつ、東大へのチャレンジもでき、「のびのび過ごす」も「ガリガリ学ぶ」も、どちらの選択肢も取れる魅力的な学校なのだけど、男子校というのが

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「広尾学園」学校説明会に行ってきた

「広尾学園」学校説明会に行ってきた

5校目の学校説明会は、「21世紀型教育」で人気上昇中の共学校「広尾学園」へ。noteの記事をさかのぼってみると、はじめての学校見学で「三田国際学園」に行ってから、すでに1年が経っていることに気づいた。時が経つのはほんとうに早い。

広尾学園の説明会は体験授業とセットになっているようで、両方ともWEBから申し込む方式だったのだけど、申し込み開始時刻すぐにアクセスしても、人気の授業は続々と満席になって

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「筑波大学附属中学校」公開授業&生徒による学校紹介に行ってきた

「筑波大学附属中学校」公開授業&生徒による学校紹介に行ってきた

学校めぐりの4校目は、文京地区に校舎を構える筑波大学附属中学校、通称「筑附」。東大に一番近い進学校(男子校)と言われる「筑駒」とは別で、こちらは男女共学。さすが国立の人気校とあって、これまで行った私立とは学校の雰囲気も、また来ている保護者の雰囲気も違って、なかなか興味深かった。

今回は学校主体の説明会ではなく、「生徒による学校紹介」がメイン。この学校紹介がかなりよくできていて、もちろん学校の中で

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「渋谷中学高等学校」学校説明会に行ってきた

「渋谷中学高等学校」学校説明会に行ってきた

3校目は、都内屈指の人気を誇る共学校、渋谷教育学園渋谷中学高等学校、通称「渋渋」の説明会へ。息子は今のところ共学が良いと言っているので、この学校の説明会は外せない。というか、都内の私立で共学って、本当に数が少ない…。

今年から学校説明会にもWEB事前予約制を取り入れたとのことで、あらかじめ予約していったのだけど、当日は雨だったせいか玄関に入場待ちの長蛇の列ができ、予約制は初めてにせよなんともオペ

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「海城中学高等学校」学校説明会に行ってきた

「海城中学高等学校」学校説明会に行ってきた

2校目は新宿区にある海城中学の説明会へ。海城というと、もとは海軍の養成学校、以降は東大に行くために厳しくガリ勉させる学校、というイメージがあったけれども、今の実態は?

高田馬場の戸山口から歩いて15分程度、わりと閑静な大通りが通学路となっていた。高田馬場や新大久保の駅前のイメージから、猥雑とした通学路を想像していたので、実態を見て少し安心した。

まずは全体の説明会へ。講堂は満席だったので、教室

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「三田国際学園」学校説明会に行ってきた

「三田国際学園」学校説明会に行ってきた

これから2〜3年で通学圏内の気になる学校を見てまわろうと思うわけだが、まず最初となる学校説明会は、「21世紀型の教育」を謳う注目校、三田国際学園からスタート。

三田国際学園はもともと戸板女子高等学校という女子校で、それを3年前に共学校としてリニューアルし、現在、一期生が中学3年生となる。いまや人気校となった広尾学園を、抜本的に改革し躍進させた大橋氏が学園長を務めるという点でも注目されていて、今回

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