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「三田国際学園」学校説明会に行ってきた

これから2〜3年で通学圏内の気になる学校を見てまわろうと思うわけだが、まず最初となる学校説明会は、「21世紀型の教育」を謳う注目校、三田国際学園からスタート。

三田国際学園はもともと戸板女子高等学校という女子校で、それを3年前に共学校としてリニューアルし、現在、一期生が中学3年生となる。いまや人気校となった広尾学園を、抜本的に改革し躍進させた大橋氏が学園長を務めるという点でも注目されていて、今回はその大橋学園長の話を直接聞けることにも期待していた。

まだ他の学校のことをあまりよく知らないので比較はできないが、総じて「プレゼン上手」という印象の学校だった。

以下、備忘録として印象の良かった点と悪かった点を。あくまでいち保護者の感想なのであしからず。


印象の良かった点

・プレゼンのスライドと動画がよくできている。コンサルが入っているのか、デザインも洗練されており、見やすくわかりやすく、飽きずに聞けた。が、同行した夫は「良くできたセールスシートみたい。保護者に売り込む必要があるということでは?」との評。
・1年次からのキャリア教育で自分の夢を語らせ、年次ごとに夢の実現に向けて段階を経たプログラムが用意されている。最近はここまでケアするのかと驚いた。
・教員への研修やプログラムが充実しており、教員が新しいことを授業で試そうという意欲を感じた。また、若い教員が多く、教頭など責任ある立場の教員(おそらく大半の保護者よりも若い)も熱意を感じる話しぶりだった。
・ラボ(実験室)の設備が大学並み。
・校内ですれ違ったすべての教員の挨拶と笑顔が完璧だった。


印象のイマイチだった点

・校内には受付を手伝っている(教員の管理下の)生徒しかおらず、普段の生徒の様子がイメージしづらかった
・生徒の成果物などの展示が少なく、生徒の学力レベルはよくわからずじまいだった
・田園都市線の混雑がひどく、毎日の通学を考えるとストレス


その他雑感

・生まれ変わってまだ3年目ということで、現在、一期生が中学3年生。彼らの大学進学実績がどの程度になるか要ウォッチ。
・思った以上に少人数の規模。昨年入学者は、本科が2クラス、インターナショナルコースが3クラスと、インターの方が多いのが意外。
・帰国子女が英語力を落とさずに学べるのに向いていそう。説明会に来ていた保護者もインターナショナルな感じだった。


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