見出し画像

転職に必要な三大項目 その2 現状の自己分析について

私は転職活動を長く支援してきましたが、一番大事な事ほど軽視される傾向にあるなと感じています。

それが、今回お話しする「現状の自己分析」です。


思い出してもらいたいのですが、新卒活動時には自己分析を嫌という程行ったという記憶はありませんか?自己の振り返りを行い、自分がどんな人間なのか、何に向いているのかを必死になって考えませんでしたか?

同じ職を探すという共通点はあるのに、転職活動になると途端に条件面や待遇面だけで職を選びミスマッチを新卒以上に起こしてしまうという不思議な現象がなぜかよく起こっているのです。

転職活動を行う上で、そもそもなぜ、自己分析が必要なのでしょうか?

1.自己分析を行う2つの理由

転職活動は自分という商品を売る営業活動

1つは『転職活動は自分という商品を売る営業活動だから』という事です。

自分という商品を理解していないと、顧客である求人企業に対して、なぜ自分を採用するとよいのかというPRをしっかり行えないからです

自分と就職先をマッチングさせるため

いくら条件が良くても、自分の価値観や特性に合わない仕事を長く続けることは非常に厳しく、短期間での転職を余儀なくされるケースを多く見てきました。

生きていくうえで給与や福利厚生は非常に大事なものですが、自分がどんな人間なのか、どんなことを大事にしてきて、どんなことをしてきたのか、どんなことをしていきたいのかという自分の考えや目的に合う就職先に就職するためです。

2.自己分析を行うための手助け

転職サイトへの登録

自己分析を行うための手助けとして使えるのが、転職サイトや人材紹介です。

転職サイトに登録する際には、細かく自分の経歴などを入力する必要があるので、それを入力することで知らず知らずに自己分析に繋がっていくこともあります。入力項目の数の多さは転職サイトによって異なるため、自己分析や自己理解につながっていきます。

ただし、転職サイトの登録項目では、自身の価値観や自分で気づいていないキャリアはわかりません。

そのため、もうひとつの手助けである人材紹介の出番です。

人材紹介への登録

人材紹介による転職活動の場合でしたら、キャリアカウンセラー等がヒアリングを行ってくれるので会話をしながら自己分析を行う事もできますし、自分でも気が付かなかった特性や価値観などに気が付くきっかけになることも多く、第三者、特にプロとの面談はお勧めしています。

どんなキャリアカウンセラーが良いかは以前のコラムでまとめていますので、ぜひこちらも確認してみてください。

転職しようかな?と思ったらまずは転職のプロに相談してみてくださいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?