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トレーナー1年生のための教科書 トレーニングセッションの流れ

こんにちは、トレーナーの山下です。今日はトレーニングセッションの流れについて書いていきます。

セッションの初めに行うことは?

さぁセッションが始まります。皆さんはセッションを始める時、最初に何を行いますか?いきなりトレーニングから始めちゃってませんか??

最初に行うべきはチェックです!
姿勢や動作のチェックを行い、クライアントの現状を把握することが大切です。そして、このチェックがその日のセッションの方向性を決めていきます。
特にまだ回数の浅いクライアントはこちらが持っている情報が少ないので、しっかりチェックを行い情報を引き出しましょう。
チェックをせずにセッションに入るのは、地図を持たずに山に入るようなものです。時間を無駄にしないよう、チェックは怠らないようにしましょう。

チェックの後は修正!

チェックを行ったら、それを基に修正をします。
修正とは身体を整えることです。例えば、ストレッチで筋バランスを整えたり、体を小さく動かす揺動運動を行ったりなどがあります。
パッシブでもアクティブでも構いませんが、リラックスをすることが大事になります。精神的な緊張があると身体的な緊張も取れません
余計な緊張を取り除き、身体をスムーズに動ける状態にしていきましょう。

そして強化!

修正を行うと身体のバランスが整います。この整った状態で強化、つまりトレーニングを行っていきます。
この修正→強化の流れは大事です。もし修正をせずにトレーニングをすると、バランスの崩れた状態を強化してしまいます。そうならないためにも、この流れは必ず頭に入れておきましょう。

また修正だけ行って強化を行わない場合もデメリットがあります。
この場合、トレーニングを行った時に比べ、身体のバランスが早めに崩れてきます。つまり修正に強化を併せることで整った状態が長続きしやすくなります。
人によってはトレーニングをしたくない人もいるとは思いますが、トレーニングのメリットをしっかりと伝え、少しでもトレーニングを行っていくことで結果が変わってきます。

最後にもう一度チェックを

そして最後に再チェック、これ意外と大事です。
これを怠るとお客様がトレーニングの効果を実感しづらくなり、トレーニングを続けるモチベーションを低下させてしまいます。
強化を行ったら、最初のチェックと同じことを行い、セッション前後での変化を実感してもらいましょう!

まとめ

セッションの基本的な流れは チェック→修正→強化→再チェック となります。
人によっては強化の途中でまた修正が入ったり、セッションの真ん中くらいで再チェックを行い、また修正から行うパターンも考えられます。
ですが、基本を押さえておけば、セッションの途中で迷うことは無いと思います。ぜひこの基本の流れを覚えておいてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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