やりたいことわかんないから色んなことやってみよう

選択肢を広げるのではなくて。

ずっと下書きに書いてて公開してなかった記事を公開しますシリーズ

ーーーー

やりたいことってよく言うけどさ。
「自分のやりたいことなんて、そんな簡単に見つけらんないよ…
よくわかんないから、とりあえず自分が何に興味があるのか、選択肢の幅を広げてみようっと」
こんなこと、考えたことないですか?

就活生からもよく「やりたいことがわからないから、とりあえずいろんな業界見てます」といったセリフを聞きます。

でもストップ。これ、間違いです。

6種類のジャムと24種類のジャムの話

さて、ここで問題です。

「6種類の味があるジャムの棚と、24種類の味があるジャムの棚があります。どっちの棚のジャムの方が売れるでしょう?」


チクタクチクタク・・・

チーン!


答え:6種類のジャムの棚の方が売れます。

なぜだと思いますか?

そう、人は、選択肢が多いと迷う生き物なのです。

昔は生活的にやれることも限られていて、選択肢が限られた社会でした。それがある意味、迷わずにすんでいたんです。(それが幸せだったかは置いといて)

それが現代社会は、なんでもやろうと思えばできる。選択肢が多いわけです。

すでに選択肢が大量にあるのに、それ以上また選択肢を増やしたもんなら、もっと迷っちゃって余計よくわかんないわ!という現象に陥ってしまいます。

「選択の幅を広げてみよう」は決断を先延ばしにしているだけ。

また、この「選択の幅を広げてみよう」論は、別の見方をすれば逃避にもとれます。

だって言い換えると、「やりたいことわかんないから、”色んな経験”をした未来の自分に考えてもらおう」というわけですから。

そしてそうした結果、実際どうなるか。

”色んな経験”をしている間も選択の場面はいっぱいあります。
増え続ける選択肢を目の前に、悩みが増え続ける一方です。ジャングル迷宮入りです。
自分が何をしたいのかなんて悩みを越えて、自分のやりたいことを探すことすら忘れてしまい、「でもなんだか毎日楽しくないなあ…はあ」だなんてことになっちゃうわけです。

選択肢が多いということは、自分次第で幸せになれる道を選べるという良い時代であるともいえます。

選択肢を広げるのではなくて、自分の軸・芯を見つけること。
これが何より一番初めにするべきことです。
今の自分が出せる答えで大丈夫。
これかな?と思う道を考えてみましょう。
その道を歩みながら、
ここはこうじゃないかもな、と
少しずつブラッシュアップされていき、
より強固な道になっていきます。

多くの人の心をほぐす。 よろしければサポートお願いします^^