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シンガポールの食と街の映画『ワンタンミー』とわたしの旅記録

2019年9月、シンガポールへ旅行しました。
キレイで安全な街と、様々なルーツを持つ多民族な人々の暮らし。動物園や植物園などの観光名所も楽しく、写真をたくさん撮りました。場所によってはインドに来たかのようなリトルインディアや、中華系のお店が並ぶチャイナタウンなど、様々な文化が入り混じる素晴らしい国でした。そして食事は全ておいしかったという思い出があります。

そんな個人的にも思い出深い国、シンガポールのごはん映画『ワンタンミー』を鑑賞しました。

東京国際映画祭の一部門として、2014年から2019年の6年間にわたり、国、監督、テーマなど、さまざまな切り口で東南アジア映画の特集上映を行ってきた「CROSSCUT ASIA」がオンラインで開催されました。

「おいしい」アジア映画特集と題して、日本と東南アジア各国・地域の食文化にまつわる珠玉の作品7本を上映。しかも何度でも無料視聴ができるという素敵なオンラインイベントでした。
開催期間としては、2022年1月21日〜2月3日までだったのですが、終了間近の2月にイベントの存在に気づいてしまい、『ワンタンミー』『アルナとその好物』という2作品のみ鑑賞させていただきました。

エリック・クー監督作品『ワンタンミー』

本作は、シンガポール分離独立と同じ1965年生まれの料理評論家が、再開発による生まれ育った土地が変わりゆく中、シンガポールにおける庶民の料理に着目し、料理人たちへのインタビュー取材を進めるというお話。

登場人物やストーリーはフィクションなのですが、実際のシェフたちを取材するドキュメンタリーパートも入り混じり、ドキュフィクションと表記されている作品でした。
わたしも実際にシンガポールに訪れた際に、ホーカーズという屋台が集合した場所へ行き、チキンライスや鶏の足などを食べましたが、本作でもタンリン・ホルトなど有名なフードコートを巡ります。

▼▼『ワンタンミー』のごはん▼▼

ラクサ/チキンライス/フィッシュヘッドカレー/肉骨茶(バクテー)/チリクラブ/ホッケンミー/プラナカン料理(ポピア)/ミーシアム/牡蠣のオムレツ/肉ちまき/チャークイティオ/潮州の麺料理(バクチョーミー)/ワンタンミー/ナシレマ/ユーシェン

このように本作ではたくさんのシンガポールフードが登場します。食べたことがあるものもあれば、初めて知る料理もありました。

この下にわたしのシンガポール旅行の写真を含めて、初めて有料記事で書いてみます。(この機能を使ってみたかったので試してみました、もしよかったら読んでみてください)

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