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さらっと受け流す

今日は、うつ病になった人に伝えたいnote、とてもニッチでコアな人だけに向けたnoteです。


〇きっかけの人物

うつ病になるきっかけになった、対象の人っていませんか。

私は20歳頃なっていたのですが、きっかけは職場の上司と親でした。

人生の方向を大きく変えた人。
特に上司は、本当に嫌で嫌でたまらない存在した。
そんな人が、2〜3年前に亡くなっていた、という事実を知りました。

それを受けて、こんな言葉は相応しくないのですが、
心に正直に言うと、

霧が晴れたような
世界に平和が戻ったような

そんな気分になりました。

ずっと生きていると思っていたので、そうだったら、そうって言ってよぉ!と思いました。
言ってよ、って誰に対してでもないのですが。

〇私のその頃

その職場の上司(=所長)は、自分の機嫌とプライドを保つために、社員を説教するのが恒例でした。

ターゲットは新人。
私もそれに入りました。
朝、会社へ行くと「〇〇さんちょっと、、」
と呼び出され、そこから2時間。
説教。そして人格否定。

その20人ほどの会社で、毎年4〜5人が退職に追い込まれるほど異常でした。

私は家で「今日も所長に呼び出された」という旨を親に伝えると

「アンタがどうせ問題行動を起こしているからだ」「お前がバカだからだ」と、まともに聞いてくれませんでした。

可哀想な19歳、身近に味方がいなかったのです…


〇味方がいない

所長の人格否定✖️親の人格否定の相乗効果で、
どんどん自己肯定感がなくなり、うつ病になっていきました。

ある日ふと「私、なんかの拍子に死なないかな」と他力本願的に死を望むように。

そこから自分からカウンセリングを受けに行き、時間をかけて徐々に回復して行きました。

うつ病から回復したその後も、たまに上司が出てくる悪夢を見ました。
夢から覚めて「あぁ現実じゃなくて本当によかった!」と安心することもしばしば。

だんだん夢も見なくなり、この頃は上司について思い出すことは一切なかったのですが、亡くなったことを聞き、仰天したのです。


○「さらっと受け流す」

元上司の死を見つめると、これが人生の流れだと感じました。

自分を痛めつけた嫌な人は、いずれ死にます。
自分もいつか死ぬから。
ただ離れて、忘れればいい。

そう思えば楽になれたのでは、と当時の私に言ってあげたかった代わりに
今これを書いています。

最近、印象的な言葉に出会いました。

人生のほとんどは、人生を左右しないことばかり
さらっと受け流そう

人生のほとんどは、小さいことの連続で、それ自体は大きく人生を左右しないという言葉でした。

私にさらっと流せるスキルがあれば、うつ病にはならなかったでしょう。

人生の細かいことに一喜一憂しすぎたんだろうなぁと、それが個性であり良さでもあるんですが、良くないことも実際あります。

今現在進行形のこの思考の傾向を、もう少しシフトチェンジしようと思います。
だから、今苦しんでいるみなさんも!
さらっと流せますように…





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まちの哲学者
本当にありがとうございます😊嬉しくて小躍り!!💖