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体が硬くて辛いのではなく、マインド的にもっと辛いこと。

日本で一般的に「ヨガ」と言われるものは、
「ハタヨガ」を指すことが多いですね。


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「ハタ」とは、

「太陽と月」
「陽と陰」
「吸って吐く」

といった
自然界における相反する言葉を意味します。




なんと驚くべきことに!!!

ハタヨガの基礎と実践を著した本には、
ポーズや呼吸法の、一般的に行う「ヨガ」が載っていません。。。



ただ、ハタヨガの最高到達点である、
”深い瞑想”
へ至るプロセスが詳しく記載されています。


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体を動かし、呼吸を深めることで、
最終的に心を静める瞑想へ至るステップを
「ハタヨガ」と呼ぶのです。


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苦悩の始まりは心にある。

不安・悲しみ・怒り・嫉妬・後悔。
それらの考えが心を痛め、体の不調をもたらします。

だから、
肉体と向き合うことから始まったとしても、
最終的には原因を生み出す心にアプローチしていくのです。


というのが
「ハタヨガ」なのです。


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私は3人出産してからヨガを始めたのですが、

ヨガを始めた当時は
体が超硬くて
養成講座に入ったものの
最後まで続けられるか本当に不安でした。


でも今想うと、

体が硬いことが辛かったとか不安だったのではなく

自分の体を通して思い出される過去のトラウマとか、
過去に感じた辛かった気持ちとか。


そんなのと向き合うのが
とても辛かったです。


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小学生の時から、
走ればビリで運動オンチもひどく、
よく怪我をする子でした。

体育の時間が憂鬱で仕方ありませんでした。
運動会とか、本当に最悪の思い出でしたね。


「どうせビリだし。」
「どうせできないし。」
「どうせみんなに責められるし。」


体が硬くて伸ばすのが辛いのではなく、
思い通りに動かない自分の体が発する、

過去の私のトラウマと
かつて感じたネガティブな想いと
向き合わなくてはなりませんでした。



でも、
体が伸びてきたり、
ポーズが完成したりすると、

「あ、思い込みだったかも」
と気付くのです。


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いつも私が言っていますが
ヨガを行うに当たって
体の硬さは関係ありません。

体のどこが硬いかを感じることが大切。

そしてそこから
自分の気持ちが見えてくるかもしれません。




体が硬いことをバネに
どんなよいインストラクションをつくれるか。

ここでもお話ししています。


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