あんじー

超芸術トマソンとの出会いから路上観察やまちあるきにハマった24歳。最近は森とか山とかも…

あんじー

超芸術トマソンとの出会いから路上観察やまちあるきにハマった24歳。最近は森とか山とかも。instagram/@machiaruko_gifu

最近の記事

  • 固定された記事

なぜ、町を歩くのか。

ずっと欲しかった答えは、 時間を重ねたあとに辿り着く。 「まちあるきとは、自分にとって、何か。」 この問いの答えが、今日、ふいに降りてきた。 とある町に興味を持ち、歴史を知り、現地を訪問して、これまでそこで営まれてきたことや人々の暮らしを追体験すること。そしてそれがなぜ生まれたかを、広く深く推理すること。 これだ。 歩くという行動は手段でしかなく、実際の目的は、人間社会への興味、物事を構造化する楽しさ、推理する気持ちよさ、を満たすことにある。自分好みの状況が揃うから

    • アクア・トトぎふに感動@各務原市

      淡水魚ってよくわからんという理由で遠い存在だった、アクア・トトぎふ。この夏、ついに行ってみた。きっかけは、この日が雨だったこと。それから木曽川流域で仕事をやっている友人といたこと。ちょっと行ってみるか、と軽い気持ちで、行くことにした。 結論を言うと、 期待を遥かにこえてきた、とても面白い水族館だった! もう既に行ったことがある人ならそうだよね、となる話かもしれないのだが、この衝撃は記録しておきたいので、ここに記しておく。 何がよかったかというと、長良川の上流から下流、

      • 秋の風景を求めて @白川村

        愛知県に住む友人と岐阜県内を歩くということで、せっかくなので、白川郷へ行くことにした。 道中、車窓から見える山々と川に、友人は感動していた。家の近くに山はないし、こんなにも川は綺麗じゃない、と。 岐阜県はやっぱいいね〜という彼女のつぶやきを聞いて、私も岐阜県ってやっぱいいよな〜と改めて実感した。 到着して外に出ると、半袖半ズボンではもう肌寒いような、風が吹いていた。 稲穂が頭を垂れ、蕎麦の小さな白い花が畑一面に咲き、すすきがさらさらと風に揺れている。秋だ。秋がやってきた。

        • 天空の茶畑へゆく@揖斐川町

          先日、揖斐川町へ行った。 天空の茶畑 とか、天空のマチュピチュ とか言われているスポットへ。 標高300メートルほどの山の中腹〜山頂にかけて、茶畑が広がっているのを、 山から眺められる場所だ。 最近、山に登りたい欲があって、 近場で気軽に登れて&眺望がよいところを探していたので、行ってみた。

        • 固定された記事

        なぜ、町を歩くのか。

        マガジン

        • 喫茶店
          15本

        記事

          いま感じていること

          今夏は、森の中を散々歩いた。森に行きたいと明確な意思があったわけではないのだが、 振り返ってみると、休みはほとんど自然の中にいたことに気づいた。 行くたびに、 何か、ぼやぼやと、感じるものがあったので 今のうちに書き留めておく。 おおまかに、5つ。 ===== 1.自然の中に入って、古い時代も(よく知らないが)同じような景色が広がっていたのだろうか、?とか考えるのがたのしい。といっても、どの時代から何が生息していた、というような知識は皆無なので、感覚的なイメージでしかな

          いま感じていること

          今年も郡上で集合

          いつまで続くか分からないけれど ずっと続いてほしいな、と思う時間がある それは若いから出来ることなのか ライフステージが変わったら出来なくなるのか 分からないけど。 郡上おどり。 今年も集合。 一年が経つと、みんな状況が変わっていた。 自分は転職しているし 友人は結婚しているし、 渡航の話もあった。 みんな少しずつ環境が変わっていて でもみんなで過ごすのは変わらなくて。 それがとても嬉しく、楽しい。 今しかないのなら今のうちに。 これからもあるのならそれはそれで。

          今年も郡上で集合

          (雑記)ひとりで出かけて、かんがえる。

          最近月曜が休みになった。 月曜は友人と休みが合うことがないので 毎週、今日は何をしよう、となる。 結果、いつもドラマか映画を見ていて、 家から出ない。 ひとりで出かける気力がない。 誰かと出かけるから楽しい。 だから一人だと目的をもって出かけない。と、思っていた。 一昨日、友人と近況を話し合っていた。 ふとその時、ひとりで出かけて、ひとりで考えることがめっきり無くなっていたな、と思った。 感動は、いつも誰かと分かちあっている。 それもすばらしく、有難いことであるのは間違いな

          (雑記)ひとりで出かけて、かんがえる。

          (近況)自然と歴史を知ること

          今年の一月から生活がガラリと一変したので、最近の気分を書き留めておこうと思う。 職が変わり、 これまでは町で生きていたが 山のそばで働くようになり、 住む環境が変わり、 川南から川北に移り、 移動手段が変わり、 公共交通+徒歩が、 もっぱら車になった。 それによって、 休日の過ごし方や、 気の赴く先も変化しているように感じる。 ・まず今やっていることは、 まちあるきというより、歴史探訪。 車でどこかまで走らせて、止まる。 スポット的に歴史を訪ねている。 (そう考え

          (近況)自然と歴史を知ること

          [写真]あの時見た景色を忘れられなくて

          岐阜県郡上市白鳥町石徹白へ。 白山中居神社を参拝し、 いとしろ大杉と出合う。 ただ、それだけの日。 4年ぶり、3度目の集落。いつも曇り。 懐かしさとともに、新たな景色を映す。 白山中居神社 いとしろ大杉

          [写真]あの時見た景色を忘れられなくて

          夏の恵那観光。

          親を連れて、幼少期ぶりらしい恵那峡へ行く。 東濃の、昭和の観光地。 やきもの、五平餅、民芸品が お土産として売られているのが 新鮮に映った。 恵那峡については橋と遊園地 のこと以外全く知らなかったのだが、奇石が見れるのが有名なんだな、自然公園があるのも来るまで知らんかった。この付近は石材屋も多いらしい。以前行ったことのある石の博物館もこのエリアにあって、あーなるほど、となった。 そして遊覧船。 という響きが既に懐かしい。 チケットは用紙を書いて受付で申し込み、乗船は、チ

          夏の恵那観光。

          神戸まちあるき後編

          高架下から歩道橋へ抜けた3人は、自然な流れで、さてと北野異人館街へ行くか、となった。おおよその方角を確認して、スマホをポケットにしまい、北東に向かってほっつき歩く。 住宅街、ビジネス街、官公庁エリアを通り過ぎて、とある大通りに出ると、右の方に深緑色をした電灯群が見えた。何かありげだ、と歩いていくと、異国の住宅が並んでおり、ノーマルになっていた我々のテンションも少しずつ上がってきた。そこが北野異人館街だった。 正直なところ、北野異人館街の楽しみ方がいまいちピンと来ず、だった

          神戸まちあるき後編

          あれから2週間が経ち

          ポートランドから帰ってきて2週間が経った。その変化を記録しておく。 最も大きいのは、 英語の学習を始めたこと。 これまで、 海外に行きたいという夢も興味もなく 英語を話す機会もなく、 (というか自分には無理だと諦めていて) 外国人と交流したいという気もなかったのだが、 この前から、 もっと、英語を聞き取ることができたり (日頃しているような)自分の興味を深ぼる質問を、思いついたらぱっとできたりするようになりたいと思った。 なぜか。 ポートランドで、 現地の人と喋るのが

          あれから2週間が経ち

          神戸まちあるき

          念願だった竹中大工道具館来館の夢を叶えたのち、向かったのは、繁華街。 この日、一緒に神戸に行ってくれたのは同僚2人。2人とも行きたいところは特に思いついていなさそう。ということで街歩き決行。 この日のルートは南京町~元町高架下商店街~北野異人館~ハーブ園。 南京町や北野異人館を歩いて思ったのは、その土地の歴史をよく知らなくても、食べ歩きやら写真撮るやらなんやらで楽しめてしまう異国の景観ってすごい。ということ。 非日常的な分かりやすいワクワクがたくさん詰まっていた。 昼食

          神戸まちあるき

          道具を知りに神戸へ

          神戸にある竹中大工道具館へ。 私が今1番行きたい場所だった、 建築、大工、 どうしても男性的な印象が強い 自分とはほど遠い感じがある 関係あるけどないっちゃない。 でも何故か惹かれる、憧れる すごく、かっこいいと思う だから行きたかった 建築 配置されているものの価値を知らずとも 気品の高さを感じる空間 中庭の版築にテンションがあがる。 展示 大工道具を使ったことも無いし 知識もあるわけではない だが、 日本古来からある道具類 への興味 がより一層掻き立てられた。 知

          道具を知りに神戸へ

          旅の思い出 7日目

          羽田空港に着き、空港近くのホテルで1泊。 翌日の夜の便で最後の移動。 ということで、丸1日、時間があったので、東京らへんでこの旅行の(本当の)最終日を過ごした。 蒲田のまちあるき。 喫茶店にあまり行ったことがないと同行人が言っていたので、喫茶店に誘って行った。ホテルから比較的近いところに行くことになり、見つけたのが、喫茶チェリー。 この店、とてもいい店だった。すごく、色気のある喫茶店だった。店主(ミニ丈のドレス着てる)も、客(御姐さんが喫煙してる)も、店の雰囲気(1960

          旅の思い出 7日目

          旅の思い出 最終日

          ポートランド旅行六日目 最終日、帰国の日。10時にポートランド搭乗、シアトルに11着。シアトル発が6時間後。9時間飛行機に乗り、羽田へ。 今回の旅行は、シンポジウムに参加することが本来の目的だったが、合間合間に、ポートランド中心部の東西南北のエリアを歩くことができた。 町はほんとうにコンパクトで、川も山も生物も近く、カフェやレストラン、バー、ショッピングモールにスーパーマーケット、公共施設まで、もう「町」にある全てがコンパクトに集まっていて、それでいてすぐにライトレールで辿

          旅の思い出 最終日