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旅の思い出 7日目

羽田空港に着き、空港近くのホテルで1泊。
翌日の夜の便で最後の移動。
ということで、丸1日、時間があったので、東京らへんでこの旅行の(本当の)最終日を過ごした。

蒲田のまちあるき。
喫茶店にあまり行ったことがないと同行人が言っていたので、喫茶店に誘って行った。ホテルから比較的近いところに行くことになり、見つけたのが、喫茶チェリー。
この店、とてもいい店だった。すごく、色気のある喫茶店だった。店主(ミニ丈のドレス着てる)も、客(御姐さんが喫煙してる)も、店の雰囲気(1960年代の絵画が飾られている&チェリーという名そのものな、雰囲気。レッドを基調として、照明がセンスよくあてられた、艶やかな店内)も、どれもすごく素敵。いままで入ったことのない感じ。ジャズが流れているところもとても良い。(その後10時から演歌(それも最新の)が流れ、そしてクラシック音楽に変わった。)

そして、なおかつ、メニューが変わっている。笑
「老化防止ジュース」と「キャベツ青汁キウイジュース」というのがある。笑
これは、すごく、いい。笑

これを同行人と一緒に頼んだ。
予想以上に、味はとても美味しく、フルーティな感じ。店主のママも美味しいでしょう!と誇らしげ。
「昨日テレビに出たんだけど見た?」と言っていた。

隣の隣の席では、「あの駅前の店のクロワッサンが安くて美味しいのよ、」「あそこのパンってそんなにいいの?」とおばちゃんたちがテンポよく会話している。それをBGMとする。同行人と目を合わせ、ふふふとにやける。これですこれです久しぶりの喫茶店。喫茶店はこれを体感しにきてるだよなー。この偶然性こそ、カフェにはない喫茶店の面白さなのです。はあ、濃密な朝だった。

新木場
その後、同行人とわかれ、新木場へ行った。
一応この旅行は研修中ということなので、木材関連の場所に行こうと思い、ひとり新木場駅に降り立った。
目的地は、木材・合板博物館。無料で見学できる。自分1人だけだったので、もはや貸切。14時から、檜のかつらむきの実演があったので、1人で見させてもらった。削り出された薄い単板は、湿り気があり、香りが強かった。これを持ち帰り、一応の土産とする。
合板は、単板とよばれる薄い板を交互に貼り合わせてつくられるようだ。
この板についての詳しい展示がされていて、とてもマニアックだったがめちゃくちゃ興味深かった。

ちなみに上記で交互に、とかいたが、どのような配置にするのか、どのように交互にするのかで合板の特性も変わり名前も変わるようだった。マニアックの極み。。

その後特別に上階へあがり展望させていただいた。これがまた、最高すぎたのです。Googleマップでみた貯木場のところが、上から自分の目で眺めることができたのです!

貯木場というのは、木を保管しておくところ。このあたりはむかし、江戸時代に徳川家康が整備したそうだ。材木屋が多く、400件以上あったとか。現在の木場公園がもともとあった木場だったのだが、次第に住宅等の問題で移転。(匂いがやだとか火事が起きやすかったとか)現在の位置になり、「新」木場 となったそうだ。
展示室には、昔材木屋が使っていた道具が置かれていたり、古写真が残っていたりして、にやけた。

最終日はそんなところで終了。

蒲田まちあるき。
朝の飲み屋街
老化防止ジュース
キャベツ青汁キウイジュース
多くの材木屋は不動産業になった