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「継続できない」と悩むとき、「本当に自分のしたいことなの?」少しだけ立ち止まって考えたいこと

皆さん、こんばんは☆

いがかお過ごしですか。最近はだいぶ寒くなってきましたね。風邪などに気をつけてお過ごして下さいね。

さて、今日は、「継続できない」と悩んでいて、夢に向かって走っているのにも関わらず、いつも100%の力を傾けられないと思っている方へ。

アドラー心理学の一つの概念である「課題の分離」について、少しだけご紹介したいなと思います。

アドラーは、「自分の問題は自分で解決するしかない」と説いているのですが、親子関係などで常に問題になるのは、子供の将来や進路に小さな頃から親が口出しをしすぎて、「からくり人形」のようになってしまい、大人になっても、大きな心の穴を感じて生きていくことになってしまうという問題に警鐘をならしているのです。

つまり、「親の課題を子供が必死になって叶えようとしてしまう(逆もしかり)」ことを「課題の分離ができていない」と説いているのです。

私も2才の娘がおりますが、子供は親に依存して生きています。親の言葉遣いや行動はすぐに真似しますし、親に褒められた時に、とても嬉しそうに誇らしげにしています。

そう。自我が芽生えるまでは、親に褒められたい一心で、なんでも頑張るのが子供です。

しかし、ここで問題は、親が自分が叶えられなかった夢や自分の理想像を子供に押し付けてしまうことです。

そんな時、親は自分の子供の自我が芽生え、だんだんと自分の理想の子供像と離れてしまうと感じたときに、あらゆる洗脳をするようになります。「こんな職業は恥ずかしい」、「こんな人は素敵だ」など、子供の自我はまだまだ固定していませんし、親や身近な大人が正しいと信じているので、必死で、自分の思いを押し込めて、親の理想に近づこうとしてしまうのです。

しかし、私達は親の分身ではありません。

私は私です。あなたはあなたです。親の理想の生き方を目指すかどうかの決定権は、親ではなく、私達にあるのです。

「課題の分離」とは、「その課題は、だれのものなのか?」という心の奥底の心理を突いた「問」です。

私達の未来は、私達のものです。親のものでもなければ、上司のものでも友人のものでも、彼氏や彼女のものでもありません。

私達の未来は、私達自信が決めるのです。

もちろん、自分の進んだ道にどんな困難があっても、自分で責任をとらなければなりません。しかし、どんな人生を理想とするのかは、だれでもなく自分が決めるのです。

「それはだれの課題なのか?」を良く考える必要があるということです。

引用:対人関係のカードは、自分自身が持っている。人は変えられない。でも、自分を変えることはできる。人を操作することはできないが、自分の行動を変えることはできる。本当に関係を変えたいのであれば、自分の行動を変えよ。byアドラー

私の親もかなりのスパルタ教育者で、勉強ももちろん学校で一番、なんなら、全国で1番を目指せという家庭でした。物心がついた頃から、「生きにくい」と感じていたわけですが、子供の私に選択肢はなく、中学校までは本当に言われるがままに、勉強もスポーツも習い事も必死でやってきました。

しかし、高校生のときにアドラーの本に出会い、「これは、自分のやりたいことか?それとも親や周りの課題なのか?」と自問自答するようになりました。それによって、今は親の過剰な期待を突っぱねて、独自路線を尽き走っています(←良いかどうかは別として・・・・)。昔に比べて、とても気持ちが楽になりました。

「自分が本当にやりたいこと」であれば、100%力をこめられるはずです。「継続できない」と感じて紋々と悩んでいる方がいるならば、もしかしたら、それは「他人の課題を解決しよう」としているのかもしれません。

ということで、

まとめ

■「継続できない、100%かかげられない」と感じている人がいるとすれば、もしかしたら、それは「他人の課題を解決しようとしてる」のかもしれない

→親や他人の理想像を追いかける必要なない。「親の課題」は親自身が解決すべき課題であり、あなたが叶えてあげる必要はない。

親の理想の生き方を目指すかどうかの決定権は、親ではなく、私達にあるということを認識して、「いま目指していることは、本当に私がやりたいことか」自問自答する癖をつけよう

では、今日も素敵な夜をお過ごしくださいね^^

おやすみなさい☆



嬉しいです^^ 美味しいコーヒーと一緒に今後の医療談義をしたいなと思います。