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【限定3週間那覇で生きる】大好きな街での何でもない一日⑦

2023年10月、3週間那覇に滞在しました。

途中、南大東・北大東・座間味・久米島にそれぞれ3〜4日行ったのですが、こちらでは那覇滞在の部分だけを記していきます。

こちらのフォルダにまとめていますので、ぜひ他の日もお読みいただけますとうれしいです

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昨日まで4日間座間味島に行っていた。10月の沖縄の海はまだまだ暖かく、思い切りシュノーケリングを楽しんできた。

いまは沖縄県庁に近い場所に滞在している。沖縄の中心地で、ジムにも近い。
名前がとてもユニークでタオルホテルという。
タオルが使い放題なのだ。これはとっても快適。
その上、洗濯機には乾燥機も完備されている。
住宅地の中に位置するので静かなのもいい。
ただし!冷蔵庫が小さいこと、トイレとシャワー室が別々ながらもめっちゃ狭いことが不便だ。
まだまだ暑い日が続いているので、外出の際は保冷剤が手放せないのだが、冷凍庫が小さく保冷剤がきっちり凍らない。
沖縄ではホテルに連泊することが多いのだが、どこの宿も一長一短で、パーフェクト!といかない。
ただ、このパーフェクトといかない部分を自分の工夫でより快適に近づけることも滞在の楽しみになっている。

長くなったが、日記を始めよう。
本日はオタ会だ。会の正式名称は「ペリー提督琉球訪問記を英語と日本語で音読する会」。
会長はわたし。そしてこれから会う友はたったひとりの会員だ。
ペリー提督とは、あのペリーである。日本に開国をさせたあのペリー。

「ペリー提督琉球訪問記」は日本遠征記の中で琉球王国を訪問した部分だけを当時琉球大学の教授だった外間政明氏が翻訳したものだ。
これをわたし達は日々音読し、学んでいる。それぞれにだけど。
ただ、ニッチすぎるこの縁はふたりのつながりを強固なものにしてくれている。同じレベルで好きなことを語れる人に初めて出会って、わたしはとってもうれしかった。
まだ出会って3年にもならないし、年齢も住む場所も全く違うのだけどかけがえのない大切な友だちだ。

さて、今日のオタ会は壺屋焼物博物館のガイドツアーに参加するという内容。
ガイドして下さるのは主任学芸員の倉成多郎先生
倉成先生は沖縄の陶工芸に造詣の深い方だ。普段なかなか倉成先生のお話しを聞く機会はない。大変貴重な機会に恵まれありがたい。
わたしはやちむんと呼ばれる沖縄の陶器には詳しくなく、初めて学ぶことばかりだった。

琉球古典焼きと呼ばれている様式の陶器
赤絵と呼ばれている様式の陶器

知識を満たして大満足のわたし達はイタリアンレストランでランチをしてお腹を満たした。
そして、なかなか共感の得られないようなオタ話に花を咲かせハートを満たした。
共感は人を元気にしてくれると感じた。
今日はとっても有り難い一日だった。


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