たいらまこと:「天職活動」応援/研修ファシリテーター

Compass-ion代表。超内向型な自分の可能性を信じ、20年間の天職活動を経て「人…

たいらまこと:「天職活動」応援/研修ファシリテーター

Compass-ion代表。超内向型な自分の可能性を信じ、20年間の天職活動を経て「人の最高」をそっと引き出す専門家に。天職、心理的安全性、内向型、強みに関して発信中。MBA、研修講師、米Gallup社認定ストレングスコーチ、Blanchard® 公認トレーナー (SLII®)。

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「人の最高」を引き出すために必要なたった2つのこと:Compass と Compassion

私のミッション20年かけて天職活動を進める中で、「なぜ私は働くのか」が次第にクリアに見えてきて、しっくりくる言葉に落とせるまでになりました。 今はこれが、私の働く目的です。そして今日は私自身のミッションに関連して、「人の最高」を引き出すために必要な要素についてシェアしていきたいと思います。 「人の最高」を引き出すための2つの側面子育てでも、後輩や部下育成でも、生徒と教師の関係においても、人が成長するのを支援する過程において私たちがやっていることの本質は、以下の2つの要素を

    • 親切は伝染するって、電線のカラス様が教えてくれた

      ピンポーーーン。 ピンポーーーン。 朝8時前、メルカリの配送にしては早すぎる時間に、インターホンが鳴り響いた。カメラをのぞくと、お隣さんだった。 嫌な予感がした。 お隣さんの時間外訪問は、決まってコチラが何かやらかしてしまった合図だ。大雨なのに車のトランクが開けっぱなしだったり、飛んではいけない洗濯物が飛んでいたり・・・ わざわざ来なくても何の損も無いのに、こちらを気の毒に思ってインターホンを鳴らしにきてくれていた。今日は何をやらかしたのか・・・ 「あの、、、カラス

      • 今日は、「強み」についてのドラッカーの名言をじっくり味わいましょうか

        50年以上前に語られた、「マネジメントの父」ドラッカーの言葉。今でもなお、迷えるビジネスパーソンにとっての光り輝く北極星だ。 ドラッカーの言葉は北極星就職氷河期に苦労して入社した大企業を一年足らずで飛び出した私は、小さな研修会社に転職してからというもの、自分の知識と知恵と経験と度胸の足りなさを補うため、来る日も来る日もビジネス本を読みあさった。 二宮金次郎よろしく、文字通り歩きながらも読んで読んで読みまくった。歩きスマホの先駆けか。 蛍光ペンを片手に、重要箇所にハイライ

        • 内向型の修羅場:エレベーター乗り場の気まずさを克服する3つのスキル

          エレベーターを待ってただ乗るだけの場所。 そんな記憶にも思い出にも残らない退屈スポットが、内向型にとっては修羅場になることをご存知だろうか。 この"内向型あるある"について、その理由と克服方法を丁寧に検討していくのがこの記事の目的だ。 乗り場が修羅場になる瞬間必ずしもすべての乗り場が修羅場化するわけではない。 実は、そこに知り合いが誰もいないようなビルの乗り場は内向型にとって快適そのものだ。 誰にも気を遣わず堂々とボタンを押し、徐々に近づいてくる光る数字を目で追いか

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        「人の最高」を引き出すために必要なたった2つのこと:Compass と Compassion

          誤って義父に「世界一やさしい内向型の教科書」を送りつけたら、ありのままを受け取ってくれた

          「ウソでしょ、送り先住所ミスってる・・・」 Amazonでこっそり注文していた『世界一やさしい内向型の教科書「静かな人」の悩みがちな気質を直さず活かす3ステップ(井上ゆかり/世界文化社)』がなかなか届かないので、配送状況を確認して、愕然とした。 九州の義父に送ってしまっていた・・・ あろうことか、年に数回やり取りする程度の義父に。どこか遠慮の残る適度な距離感の義父に。。 ちょうどその数日前に、父の日ギフトを送ったときの住所がそのまま残ってしまっていたのだ。 さらに恥

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          心理的安全性を成果につなげるツボ:「北風」と「太陽」のバランス調節

          心理的安全性だけではダメだ、という認識への進化心理的安全性がチームの成果に及ぼす影響の大きさは、今さら説明する必要がないほどに世に浸透している。 研修ファシリテーターとして年間2,000人以上の参加者とお会いしているが、今や新卒社員ですらあたりまえのように「やっぱ、心理的安全性でしょ」と口にする。Google社の影響力に驚くばかりだ。 一方、世界中が心理的安全性をつくることに盲信していた時期は過ぎ、最近は「心理的安全性だけではダメだ」という声も聞こえるようになってきた。現

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          人は「誤る」、だから「謝る」。に気がついた44の夜

          昨晩は、あまり寝付けなかった。 些細なきっかけで、子どもとまあまあ大きめのケンカをしてしまったから。 家族だと、遠慮がはずれて感情をぶちまけてしまうときがある。そしてヒートアップ。 からの大炎上。 こうなるとお互い自分の誤りには目が向かず、相手の矛盾を指摘することに全力を尽くすようになる。 どっちが折れるでもなく、ただ時間だけが流れ、深夜で時間切れ。 からの反省会。 いつもの流れだ。 疲れてベッドに移動する気にもなれず、そのままソファに横になることにした。

          人は「誤る」、だから「謝る」。に気がついた44の夜

          刺激に敏感な超内向型の私は、重要なプレゼン前には大好きな炭酸を飲まない

          内向型の人は、刺激に敏感すぎるらしい。 「えっ、ウソでしょ!?」 10年前にこれを知ったときには、衝撃だった。敬愛する内向型研究のトップランナーである、スーザン・ケイン氏の書籍に記されていた事実。 ずっと逆だと思っていたから。 ずっと眩しく見えていた外向型の人たちこそ、刺激が大好物だと信じていた。 だから彼らは、もっともっと突き刺さる何かを浴びたくて、外の世界に繰り出し人と交わる。そこに悦を感じているんだと。 ずっとそう思ってた。 でも、逆だった。 刺激に敏感

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          ある日突然「仮面」を創り始めた息子の芸術が爆発している話

          「パパ、仮面、創りたいんだけど、どうやってつくるの?」 「仮面創り職人になりたいかも」 ある日学校から帰るなり、高校生の息子の口から飛び出した言葉だ。 「え??なんで仮面??」 「なんのため??」 「パパ、創り方とか知らないよ、、、」 人生で投げかけられることを想定していなかった質問に、戸惑いを隠せない私。 いや、しらんがな、仮面の創り方なんて。 どうやら、好きなミュージシャンのMVに仮面が使われていて、それを見た瞬間に衝撃が走ったらしい。そして、自分も創りたいと。

          ある日突然「仮面」を創り始めた息子の芸術が爆発している話

          「風を送る」という扇風機のシンプルな強み。無理にクーラーにならなくてよい、という話

          扇風機と天職活動の共通点「実に、いさぎよい」 我が家のリビングでひたすら風を送り続ける扇風機を見て、そんな風にふと感じた。クーラーという巨人が現れてもなお、「風を送る」というたった一つの特徴のみで、しぶとく何十年も生き残っているのだから。 これ、強みの探究や天職活動と、どこか似ている。 SNSや周囲に目を向けると、自分には無い武器を持って発信し続けている人たちがわんさかいる。目につくのは、フォロワー数、経歴、学歴、経験年数、カリスマ性。そして、「あんな風にはなれない」

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          うまく叱るコツ:2種類の「ゆるす(許す/赦す)」を賢く使えば大丈夫!

          「心理的安全性」のせいで、職場でも家庭でも叱れなくなった?「最近、叱りにくくなったよな〜。すぐにパワハラとか言われるし」 「心理的安全性を勘違いしている人が多くて、何やってもOKな風潮ですよ」 研修ファシリテーターとして、参加者から最近頻繁に聞く言葉です。Googleがきっかけで全世界に広がった「心理的安全性」という言葉のせいで、部下のマネジメントがやりにくくなったというのです。 そして、やってはいけないNG行動をおかしたときでも、「叱る」ことができなくなったと。 「

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          「ずっと気になってた」ことに向き合い、44歳が漢字練習帳を買った話

          「ずっと気になってた」は才能のタネ?「実はそれ、ずっと気になってたんだよね」 よく、耳にする言葉です。 ときどき、口にする言葉です。 今回は、この「ずっと気になっていた」ことをやってみて、一つずつ正体を確認していこう、というお話です。 そうすることで、天職や強みのタネに気がつくことができるかもしれません。 ずっと、美文字が気になっていた私には「ずっと気になっていたこと」があります。それは、「美文字」です。ずっと、美しくほれぼれする字を書きたかったんです。 小さい頃か

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          休日家で過ごすのに、Tシャツにアイロンかけると自己肯定感上がる話

          アイロンはふつう、お出かけ時に行う儀式「こわっ!」 休日で外出する予定がないのに、朝イチでTシャツにアイロンをかけていた私の姿を見た、家族からの一言でした。 ですよね、ですよね。 アイロンはふつう、お出かけするときに行う儀式です。なのに、家でゴロゴロすると決めていた日に、朝からアイロンに向かっているのですから。 しかも、アイロンしなくても許される代表選手のようなTシャツに丁寧にアイロンをかけている姿に遭遇すると、「こわっ」の一言も出したくなりますよ。 でも私は、休

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          「他人と自分を比べるな」はウソ?! あえて他人と比較して強みを探すための2つ質問

          「他人と自分を比べるな」はウソっぱち?!強みや天職を探究するプロセスで頻繁に耳にするのが、「他人と自分を比べるな」という言葉です。 意図は、分かります。 他人と比べ始めると、他人にあって自分にないものばかりに目が行き、本来自分が持っている資質や経験が見えなくなってしまう、あるいは自信をなくしてしまうから、でしょう。 けれど、強みや才能は、他人と比較して初めて認識できることが多くあります。 特に、自己肯定感が弱い人、他者とのコミュニケーションが苦手な人にとっては、せっか

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          悩みすぎて動けないアナタへ:2つの輪を描いたら22年間一度も悩まなくなった事実

          「7つの習慣」に出てくる第1の習慣に救われた日大学3年生の時、いよいよ自分に嫌気がさしていました。 超内向型で、人と話しては無理をして自爆し、自己嫌悪の繰り返し。コンプレックスが強すぎて周りの目ばかり気にして歩くのさえガチガチに。一つ小さな失敗をしただけでも、人生の終わりかと思うくらい自分を責める毎日。そんなことを相談する友達もいなく、結局自分の中に不安と不満を押し込める日々。 そんなとき、自宅の本棚に置いてあった「7つの習慣」という本に救われました。その日から22年間経

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          「〜はず」「〜べき」は、恥ずべき言葉!? 魔法のひとことで 「決めつけ」「思い込み」を捨ててラクになろう!

          「決めつけ」「思い込み」がもたらす悪影響「決めつけ」「思い込み」は、私たちの生活についてまわります。それがあると、事実への見方がゆがんでしまい、結果として相手を怒らせたり、自分がイライラしたりと、ほとんど良いことはありません。 それでも普通は、なかなかそれを捨てられません。なぜなら、「決めつけ」「思い込み」には、私たち自身をだましてしまうほどの強い力があるからです。 これには脳の仕組みが関係しているとも言われています。危険を感じ取って瞬時に行動したり、脳にかかるストレスを

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