ま|ただ旅が好きなだけな人

旅行・茶道・ディズニーランドが大好き、ただのアラサーOL。 ときどきエッセイときどき写…

ま|ただ旅が好きなだけな人

旅行・茶道・ディズニーランドが大好き、ただのアラサーOL。 ときどきエッセイときどき写真。2年後の、30歳の私のために綴ります。

マガジン

  • 30歳になる私のための旅エッセイ

    自分の30歳祝いに向けて、旅行記とたまに写真をまとめます

  • 旅のフォトアルバム

    ふと心に浮かんだテーマで写真を集めてアルバムにします。パラパラめくってきゅんとしてもらえますように♡

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旅エッセイの始まり【私の紹介】

30歳の私に向けて、これまでの旅でのあれこれをちょっとした文章にまとめて一冊にすることに決めた。 ひとつまえのnoteをご参照いただければ分かりやすいと思う。 エッセイ書き始めるよ!と大々的に言ったは良いが、私はただのアラサーOLだ。特別な能力もなければ、なんの地位もない。 そんな何者でもない私の旅の思い出だから、これから綴るものを沢山の誰かに読んでもらおうなんておこがましいことは考えていない。あくまで自分のために私は書くつもりだ。 なので「この国のおすすめスポット!

    • コインランドリーは異空間

      近所のコインランドリーにベッドシーツを洗いに行った。あまり広くない、別に最近流行りのおしゃれで綺麗なところでもない。 本当になんの変哲もない、昔ながらのコインランドリー。 洗濯物を突っ込み、コインを入れて稼働時間をみる。30分。一度家に帰るのも面倒なので、その場で待つ。平日なので私以外にお客さんもいない。椅子にちまっと座り、本を読んだり、ぼーっと洗濯物がまわる様子を見ている。 その時間は短いような、永遠の時のような、普段と異なる時の流れをしている気がする。不思議と、家で

      • 砂漠がくれた贅沢なはじめて

        一般論として、歳を重ねるにつれて、自然界において肌に触れたものに対して新しさを感じることは少なくなってくる。 子どもの頃は、原っぱのチクチクした感覚や肌にまとわりつく冷たい雨、ふわふわの雪など、初めて触れた時に知るその感覚に全身がブワッとそれに包まれるような気がした。 大人になって、一通りのものは見て触れてきて、これ以上は新しい感覚に触れることはないだろうと思っていた。 25歳のGW、私はモロッコにいた。旅の中でも1位・2位を争うくらい楽しみだったサハラ砂漠ツアーが予定

        • ポルトガルのエッグタルトに魅せられた

          ここ最近、食への興味が薄れてしまっているような気がする。 食べることは大好きなはずなのに、段々と食べたいものが浮かばなくなってきた。コロナで人とご飯を食べる機会が減った今、全部自分の意思でメニューが決まると思うと、考えるのも億劫になる。 特に自分では作れない外国料理は、もう最後に食べたのはいつだろうかと考えると、つい眉間に皺が寄ってしまう。スペイン料理、トルコ料理、タイ料理……食べたいなあ。甘いケーキだって、買ってきて家で食べるのも良いが、カフェで座って空間ごと嗜むのが好

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        旅エッセイの始まり【私の紹介】

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        • 旅のフォトアルバム
          8本
        • 30歳になる私のための旅エッセイ
          9本

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          トルコの猫になりたい

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          クロアチアスナップ🇭🇷

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          美味しいスペイン

          ブラックコーヒーの魅力はベトナムが教えてくれた

          「ブラックコーヒーを飲めるなんて、大人だねえ!」 時々友人とお茶をすると言われる言葉だ。 コロナ以降、休みの日は大体近所のカフェでコーヒーを飲みながら過ごしている。今ではブラックコーヒー愛飲の私だが、ずっとブラックが好きだったわけではない。むしろ、ほんの数年前まではブラックが飲めなくて、カフェオレですらガムシロップをしっかり入れるようなキュートな味覚をしていた。 あんなに苦いものを、いったい誰がどうして好んで飲めるだろうか、とさえ思っていた。 しかし、ある時ブラックコ

          ブラックコーヒーの魅力はベトナムが教えてくれた

          私は人と一緒の旅が好きみたい

          旅好きのはしくれとして、ずっと一人旅に憧れがあった。 人のことを気にせず自由気ままに旅をして、現地で友達を作ったりしている旅人たちはとてもかっこいい。一人旅のハプニング体験や現地での心温まる体験をエッセイなどで読むたびに、私もこういう旅がしたい、と思っていた。 2018年の夏、ついに初めて一人っきりで異国に旅に出た(デンマークは叔父にお世話になったのでノーカン)。 場所はポルトガル。スペインに友達といった後、私だけポルトガルに4日間ほど寄って帰る形での旅だった。 私は

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          GREEN in the world【癒】

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          小さな冒険を通して学んだ、時間の過ごし方

          先日、金曜ロードショーで放送された「スタンド・バイ・ミー」。すでに何度か見たことはあったのだが、大人になってから見る4人の少年は眩しく輝いて見えることに気づいた。 「ひと夏の冒険」 何気ない言葉のようなのに、強く訴えかける何かを感じる。ワクワクする話が始まりそうな中に漂う一握りの儚さが私を惹きつける。 私にとって、彼らのような懐かしきひと夏の冒険はどんなものだっただろうかと考えてしまう。 私にとってのひと夏の冒険は18歳の夏、デンマークで過ごした1ヶ月。 ゴーディーた

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          初めての一目惚れ・モンセラーテ宮inポルトガル

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          青を求め、カメラを買おうと決めた日のこと【チベットの思い出】

          今使用している一眼レフカメラは6年ほどの付き合いになる。入門機だし、いくらか古い型なので画素がちょっと荒い。一眼の中では小さい方とはいえそれでも嵩張るし、持ち歩くのが面倒になることがある。 主に旅先でカメラを使う私にとっては不便と思うことが多い。 次のボーナスでミラーレスに変えようかな、逆にフィルムカメラも味があって楽しいかも。なんて考えていたところ、ある日夢を見た。 夢の中で私はチベットに向かっていた。 チベットには、20歳の頃一度訪れたことがある。友人が、突然行っ

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          台湾に行きたくて仕方なくなるグルメ写真

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          Blue collection in the world【青の世界】

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          30歳の私に向けた旅エッセイを作る

          「30歳の自分祝いに同人誌作ろうよ!」 先日、とても唐突に友達から誘いを受けた。 別に私は普段二次創作活動などをしているわけではなく、コミケなどの即売会にも行ったことはない。いわゆる「薄い本」とは無縁の人生を送ってきた私に突然舞い降りたお誘いにすぐ反応ができなかった。 戸惑い言葉を発せなくなった私がようやく発した一言、「同人誌ってBLの?」 この時の私の顔はとてもマヌケだっただろう。 よくよく話を聞けば、どうやら別にBLの同人誌でなくても良いし、即売会に出そうと言わ

          30歳の私に向けた旅エッセイを作る