記事一覧
禅と剣道のはなし 〜上泉伊勢守が見た世界〜
そよ風が頬を伝う。
鳥のさえずりが、水のせせらぎが、身体に溶けていく―――――――――――――――――
この稿を書きはじめた今、私は京都・南禅寺に居る。
この寺では毎月2回、「暁天座禅」と呼ばれる座禅体験会が開かれる。午前6時頃から法話が始まって7時までの1時間、その日その場所に偶然集ったひとびとと、目の前の自然と我が身を一如にしようと試みる。
30分もの間、目を瞑り、脚を組み
「ロシア」を考える vol.1 曾祖父について
流るる雲に秋を感じるころとなりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
新型コロナウイルスの感染拡大に依然として予断を許さない状況が続く昨今、学校の友人などと気軽に話せる機会はまだまだ多くはありません。
そうした中、京都の部屋で、訪れた先の寺社で、自分の頭に思い付いたことどもを少し整理して、せっかくなら書き残しておこうと思い立ち、noteを始めることにしました。
おおむね、外交