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息抜きの息継ぎ:18



オアシスのオ
レッチリのレ
リンキンパークのリ
シガーロスのシ
ダフトパンクのダ
マイケルジャクソンのマ


あいうえお作文と見せかけて
特に何もありません。

(何も思い付きませんでした)


先日、ライブレポートを初めて書いたおまけ項目として、

『バンド経験はほんのちょっと、さわりだけ。
音楽やポップスの勉強なんてしたことがないのに
、あたかも何かしらの基礎を持っているかのような雰囲気を醸し出せる理由。そんなん考えるまでもなく、FM802のおかげです』
という話をします。


福岡に引っ越をしたのもあって
もう5.6年まともに聴いていないのですが、

現在も大阪中心に関西圏に電波を飛ばしている元気なFMラジオ局です。(802→はちまるに、と読みます)

新しいもの古いもの、ロックからポップスまで、
邦楽だけでなく、洋楽の基礎まで教えてくれた尊い電波。


もちろん当時の私は
音楽を学ぼう、とか深めたい、などとは全く思っていませんでした。

音のある空間が好きで、毎日部屋で流していた、それだけです。

たったそれだけなのに
基礎の「き」が勝手に身についていました。


今回は
感謝の気持ちを込めて

『なぜ音楽についてとっさにそれなりに語れる位に基礎が勝手に身に付いてしまったのか』をFM802の特徴と共に6つ挙げます。

(スピードラーニングかよ)


その理由は
他局との決定的な違いから明らかになりました。


①曲をしっかりフルでかけてくれる。


②洋楽、邦楽の割合が半々。
新譜、旧譜の割合も半々。


③基本的に〇ャニーズ、〇イベックス、
〇KBなど、大手事務所の歌謡曲、アイドル曲を一切流さない。

(もしかすると今は少し緩くなっているかも?)


④DJが個性豊か。

穏やかな方からテンション高めな方まで、性別年齢、様々なキャラの面々で、3回聴けば必ず名前まで覚えてしまう。


そしてあえてはっきり書くと、
他局のそれと比べものにならない位、一人一人の喋りが本当にうまい。

ラジオDJ特有の腹立つ感じ(他に書きようがないのでこう表現します笑)もほとんど感じられません
(上手に自分のキャラに昇華してしまっている方多数)

前提として、曲に挟まれるそれぞれのトーク
彼等の力があって

⑤聴いていると必ず前向きな気持ちになれる。

DJのレベルの高さに関しては、関西を出るまで気が付きませんでした。

とどめが

⑥アーティストとのコネクションがめちゃくちゃ強い。

まだ売れていない若手から
知名度の高すぎる大物、大御所まで、
変わりのない扱い、幅広く出演の機会を作ってくれる

→アーティストの人となりがわかってしまうほど、声がそのまま届く。



これらを
文字だけで読むと
それ、そんなに大切なこと?
他の局とあまりかわりなくない?

と感じるかもしれません。

機会があれば、一聴してみてください。


すぐに
あれ、他と何かが違う、と気が付きます。
上記した①-⑥のいずれかが、あなたの心を掴むはずです。


初めて802を聴き始めた
(音楽知識のなかった)当時の私は、まず

「なんでこの局は、延々とかっこいいor聴いたことのない
TVで流れない曲ばかりが流れるんだろう、

クラスで流行ってる曲がほとんど流れない」と感じました。

→1番の特徴である③に気が付きました。


(注:〇イベックスの曲やアイドルの曲を否定している訳ではありません。
今の私はどのジャンルの曲も満遍なく好きですし、特に三浦大知さんが大好きで、必死で過去の曲を聴きまくる日々です。

ただ、『当時の日本音楽界でいうところの
圧力にもなりがちな大手の力、が働く場とは
全く別の次元を作り、それを24時間365日、徹底して貫き、人気を獲得し、局としてのブランド化に成功した』ということの凄さを伝えたい)


さっきホームページでタイムテーブルをざっとチェックしましたが、
方向性や印象はそんなに変わっていませんでした。

ホームページを見るだけでも、面白いですよ。


例えばROCK KIDS802という番組が主催する直近のライブイベントの出演者


8月26日(月)

ハンブレッダーズ
Ghost like girlfriend
山内総一郎(フジファブリック)

8月27日(火)

小池貞利(teto)
なきごと
成田ハネダ(パスピエ)
reGretGirl


という感じ。

今の私はそう若手に詳しくないので、

Ghost like girlfriendと、フジファブリック、パスピエ、位しかわかりませんが

こういった面子をさっと集めて
イベントを組める局は全国でも802だけなのではないでしょうか。

(過去802主催イベントにも色々とお世話になりました)


番組ごとにカラーをしっかり持っているので、ロキノン系や邦楽だけでなく、
洋楽の流行りと基礎までもしっかり網羅しています。

私は個人的に、802で洋楽の基礎知識が付いたことにとても感謝をしています。


里心がつきそうなのと、
関西弁断ちしていたのと、
YouTube中心に海外のクリエイターさんのミックスばかりを摂取していたのもあって

長いこと聴いていませんでしたが、

ラジオ局において
『人間が介入した事がプラスに働く、
音楽と人との相乗効果でつくる独自の強いパワー』は
私にとって802の電波の中にしかないんですよね。

また聴いてみようかな、と思います。


個々で多様な発信が出来る
今の時代のヒントにも繋がりそうよね。


短めですが、おまけ、なので今日はこのへんで。







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