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ましゅまろ
2024年6月18日 14:06
↓シリーズはこちらから平日は仕事をし、いつもと変わらない日々だった。休みの日に夫婦で出かけることにした。出かける時は昔は子供がついてきていたし、大きくなってからは恥ずかしくて行かなかった。散歩をし、喫茶店に入った。子供はどうしているかという話をしたり、これからやりたいことの話などをした。意外と話が弾むのに驚いた。付き合いたてのようなドキドキはないけれど、家族になって落ち着く夫
2024年5月30日 12:47
↓シリーズはこちらからそして、とうとう家には夫婦二人きりになる日が来た。下の子の時は少し慣れて、笑顔で送り出すことができた。 二人きり。何を話せばいいのだろうか。静かに、テレビの音が響いている。「長かったね。子育て楽しかった?」と聞かれた。「楽しかった。色んな事が。ありがとう。」と伝えた。顔を見ると泣いていた。一緒に泣いた。なんとなくの喪失感を涙で洗い流して、ゆっ
2024年5月21日 11:47
↓シリーズはこちらから荷物をトラックに積み終わり、子どもは「ありがとう、また。」と言った。「いつでも帰っておいで。」ありきたりだが、本心の気持ちを伝えた。まだ家にはもう一人子どもがいるのだが、一人家から居なくなると喪失感がすごい。今までの思い出を噛み締めながら、送り出した。育児できる日々はあっという間だったな。そして、私は子どもが家にいない日常に慣れるのだ。下の子もあっと
2024年5月13日 11:29
↓シリーズはこちらから一日一日が濃いようで、あっという間である。あっという間ということは、楽しいということなのだろう。子どもの反抗期にも手を焼いたが、いつか終わると思っていると本当に終わった。笑顔で話せる時がいつしか来た。時間が解決してくれた。子どもが成長して、自分も成長していく。親としての経験をどんどん身につけている。子どもの為に犠牲になっていると思うこともあったけれど、
2024年5月1日 07:19
↓シリーズはこちらから仕事が上手くいく事で、家族との休日も楽しむことができるようになった。ゆったり過ごしたり、買い物に行ったり。楽しむことを大切にする。一つがうまく行かなくなって、全てうまく行かなくなることもある。でも、一つ上手く行って、全て上手く行くこともあるのだと学んだ。子育てにも奮闘できるようになった。子供にも気遣わせず、全力で遊べるようになった。わがままも受け止
2024年4月25日 12:54
↓シリーズはこちらから 面接は結果的には良かった。思った通りの雰囲気で、私と合っていた。病気のことも理解してくれ、ぜひ来て欲しいとのことだった。本当にこの選択でいいのか迷う。今までを手放してしまっていいのか。でも心が新しい会社に傾いていることが分かった。一步を踏み出し、前の会社とはお別れすることにした。トントン拍子にうまく行き、流れるように今に至った。不思議な出来事だっ
2024年4月15日 14:53
薬を頼りながら、ゆっくり鬱の波が寄せては引くのを耐え忍んでいた。家族には一方的に頼っていたと思っていた。でも、いてくれるだけで嬉しいと言われた。頑張らないといけないと思っていたけれど、頑張らなくても良かったのかと思ったら心が軽くなった。少しずつ、外にも出れるようになってきた。笑えるようになってきた。無理に自分の合わない人と付き合うのはやめようと思った。 仕事をするということも考
2024年4月4日 12:25
↓シリーズはこちらから下の子が成長して保育園に入る。そして、手が掛からなくなったと思った頃。仕事の上司が変わった。その上司と反りが合わず、毎日悩み、眠れなくなっていた。子供も夜泣きをするので、眠れない。すると、どんどん体調が悪くなっていく。精神的にも追い詰められ、イライラすることが増えた。その日々が続いた頃、ある日ぷつんと糸が切れた。やる気が起こらず、体もだるくて動かせ
2024年3月25日 10:12
↓シリーズはこちらから子供がいると、毎日あっという間で、下の子が産まれる予定日となる。予定日からは少し遅れたが、下の子が産まれることとなる。上の子はお見舞いで、可愛いと何度も繰り返していた。そんな二人の姿を見て愛おしいなと思う。一人目は新生児を抱えるのは不安だったが、二人目になると大丈夫だと思えるようになった。懐かしいという気持ちになる。赤ちゃんが家に帰ってくると、上の子は甲斐
2024年3月21日 10:38
↓シリーズはこちらからどんどん子供の手が離れていくのが分かる。いつでも子供は可愛いけれど、大人びていく。大人びていくというか大人に近づいているのか。子供が小学生になる。大きなランドセルに背負われているようだ。にこにこして、入学式に参加していた。あんなに細くて小さな新生児から、すごく伸びた背に涙が出た。よくある、宿題やりなさいも毎日言っている。どこにでもいる口うるさい典型的
2024年3月18日 13:25
↓シリーズはこちらから子供の成長はあっという間である。あやすと笑うようになり、寝返りもするようになる。教えていないのに、勝手にするようになったので驚いた。離乳食も食べるようになり、ハイハイもするようになった。いたずらをするので目が離せない。転んで頭を打つこともしばしば。あっという間に、1歳になり夜泣きも無くなった。子育てが大変だと思うことが減った。立って歩くようになり
2024年3月14日 10:25
↓シリーズはこちらから結婚生活も日常になり、新婚と言える訳ではなくなった。何となくしていた仕事が、家族の為にする事となったというのが違うかなと思う。そして、その頃赤ちゃんができた。待望というわけではなかったが、やはり嬉しかった。男の子か女の子かでドキドキしたり、可愛いベビー用品を揃えたり、段々と実感が湧いてくる。生まれるまでの10ヶ月、ちゃんと生まれてきますようにと祈り続けていた
2024年3月11日 09:58
↓シリーズはこちらから友人や同僚がどんどん結婚しだした。結婚式に呼ばれて、いいなあ幸せそうだなという感情が生まれてきた、その頃に恋人とそろそろ結婚しようかという話が出た。自分もあの立場になれるのかと高揚した。華々しく、幸せになれる。顔合わせや結婚式の準備を進めていく。準備で意見の食い違いが生まれて、言い合いになることもあった。どうしていても当日は迎える訳で。なんとか準備を
2024年3月6日 10:24
↓シリーズはこちらから大学の入学式は初めてのスーツを着て、窮屈である。大学生活も高校生のときと同じように友達ができるか不安だった。勇気を出して話しかけてみると案外簡単に友人はできるのだった。大学生の数ヶ月、慣れるまでは忙しく大変だった。自分のカリキュラムを組んだりと楽しいけど、管理することが多い。講義の時間も、今までより長い。しかし、自分のやりたいと思ったことを学ぶのは楽しくて苦で