英語力ゼロの日本人が海外でバリスタになるまで⑩〜 風の街ウェリントン〜

アレじゃなきゃいけない。

ココじゃなきゃいけない。

キミじゃなきゃいけない。

理由はひとつでいいと思う。

「そうじゃなきゃ嫌だから。」

それより信じられるものなんかない。

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前回の後、
僕達はウェリントンに向かおうとしたら
まさかの車がぶっ壊れていました。

僕達が乗っていたのは

赤のPeugeot(プジョー)。

すぐに修理屋に持っていくも、

「部品がないから取り寄せになるよ」

とのこと。
Peugeot は フランス車。
やっぱり珍しいらしく、部品も高い。
どこにいってもないと言われる。

しまいには

「なんで君達は日本人なのに日本車に乗っていないんだ？」

「日本車が1番いいのに。笑」

と言われる始末に。

知らねえよ。。。
こっちが聞きてぇよ。

なんでJunくんはPeugeotを選んだんだろう。
でも彼は車が大好きと言っていたから、
彼なりのこだわりがあったんだろう。
車好きな人は外車好きだもんな〜。
でもこっちから見たら日本車が外車か。
そういうことでもないか。。。
聞いときゃ良かったなー。

、、、いや、聞いてどうする。

あの激優男Junくんにはもう頼れません。
もう彼は日本に旅立ってしまったから。

そんなこんなで
まさかの車種問題で大幅なタイムロス。

よく考えたらニュージーランドでも
日本車しかほぼ見ないもんな〜。。。
と、車に全く興味がなかった僕は

日本車ってすげえ。
絶対に生涯日本車乗ろう。

って思いました。
ってか海外で車を購入する方！
絶対日本車がオススメです。
ってかマストです。

結局Peugeot の正規ディーラー？
のところで直接直してもらうことに。

しかし取り寄せまでに時間かかる。
＋ 時期も12月で年末年始に入るので
受け取りは1月中旬以降になるとのこと。

いや、そんなに待てない。

もう完全に気持ちがウェリントンに
切り替わってる僕らは
何とかならないか聞いてみるも
一貫して答えは NO 。

まー、部品が届かないんだから
当たり前なんですけどね。

結局、車はまた取りに来るから置いといてくれ。

とお願いしてバスで向かうことに。

そして向かいました。
ヘイスティングス → ウェリントン

風の街 ウェリントン

ニュージーランドの首都。
規模としてはニュージー3番目の都市。
1年を通して風が強く風の街とも呼ばれ、
雨のオークランド。風のウェリントン。
という言葉まであるほど。

カフェの街や映画の街として知られ、
街中にあるアートなどオシャレな街。
コンパクトなメルボルンともよく言われる。

ブリュワリーもいっぱいあり、
美味しいコーヒーに、美味しいビール、
近くにビーチもあり、個人的に大好きな街。

到着するなり、
久々の都会に大興奮。

ここでバリスタをする。

そう決めていた僕は
早速NZdaisuki でアポをとっていた
【しょうへい】さんに会いに行くことに。

ウェリントンでずっとバリスタをやられてて
ウェリントンでコーヒーの会を発足し、
バリスタやられてる方、
これからやろうとしている方、
ただコーヒーが好きな方、
を集めて色々サポートしてくれてる方です。

早速お店にご挨拶に行き、
お話させてもらってると

「この後バリスタさん達とご飯行くから良かったら来ますか？」

と誘って頂き、参加。

はい。きました〜。
またスタートは絶好調。

ここから少しずつ知り合いも増えていき、
楽しく過ごしながら
いよいよバリスタの仕事探しを始めます。

【ウェリントンでバリスタ】

なんか響きがカッコいい。。。

完全に僕の中では
このスイッチがオン。

日本でバリスタを辞めてから約3年。
ブランクがある中で英語も不安。

やるしかない。

とりあえずその言葉だけを糧に
ガムシャラ職探しが始まるのでした。

ウェリントン②に続く。