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英語力ゼロの日本人が海外でバリスタになるまで(11)〜 コーヒーファームとニュージーランド〜


ウェリントンに滞在しながら、
僕は色んなコミュニティに参加しました。

・コーヒーの会
・ビールの会
・スポーツの会 etc...

全てたまたま発足したばかりの
日本人の会で、
これを機に知り合いが
どんどん増えていきました。

そしてこの時は12月。
僕はオークランドのコーヒーコミュニティにも入っていたので、その繋がりでニュージーランドで唯一のコーヒー農園。

【 Ikarus coffee Rosters 】

のピッキング体験に
参加させてもらうことになりました。

2019.12.31 ~ 2020.01.02
初めてのコーヒーファーム。

そこには自分の経験値を
グッとあげてくれる最高の体験がありました。

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まさかニュージーランドで
コーヒーファームに来れるとは...!!

ここにある品種は主に

・ルロイ(ブルボンポワントゥ)
・カトゥーラ

という2種類。

今までバリスタとして働いてきて
コーヒーの品種や、豆の構造、精製方法やコーヒー農園のことや、いいコーヒーが育つ条件。など。

知識としては知っていました。

でもやっぱり普通に働いてると
良くても精製されたあとの【生豆】しか
ちゃんと見れません。

実はコーヒー豆は
複雑な構成をしていて
だいたいこんな図面で勉強するんですけど

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イマイチわかんないんです。

それが実際に来て、
コーヒーチェリーから見れて、
精製してるところを見物させてもらって、
なんか頭だけでわかってたことが
自分の中に消化される感じ。

めちゃくちゃいい経験でした!!

あとはプロセスって【精製方法】
なんですけど、これもやっぱり

実際見ると理解できる...!!

しかもこんな
【コーヒーリーフティー】や

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【カスカラティー】まで頂きました。

※カスカラとは

コーヒーの豆を取った後の
果肉や果皮を乾燥させたもの。

しっかりバリスタさん達の
お話もチラホラ聞かせてもらい、
めちゃくちゃ良い経験をさせてもらいました。
最高の体験でした。
ありがとうございました。

ちなみに夜は

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近所の方々も集まりBBQをして
ギターを弾いてみんなでワイワイ
歌ってるのを聞いたり、
マオリの伝統 【ハカ】を踊ったりして。

カマテ!カマテ!

カオラ!カオラ!

最高の年越しになりました。

あ〜、やっぱり
ニュージーランドめっちゃ好きや〜。。

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ちなみに寝る前には
こんな星空が広がってました。

、、、いや、明日死ぬん??

って言いたくなるニュージーランド。
最高です。

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コーヒーは本当に奥が深くて
ゴールがない業界だと思います。

少し触れてしまえば、
その魅力にどっぷりとハマってしまう
コーヒーの沼。

産地や品種、精製方法。
焙煎の度合いやエイジング。
淹れ方、技術 etc...

全ての要素で
味や楽しみ方が変わってきます。

少しでもそこの魅力を伝えられるように
バリスタさん達は日々勉強しています。

日本じゃ全然まだ浸透していない
コーヒーの魅力、バリスタという職業。

でも僕はこの仕事に携われて
ホントに良かったなと思います。

、、、頑張ろう!!
.
.
.
.


そんな想いを胸にウェリントンに帰宅後、やっぱりそんな上手くいくはずもなく、何回もボキボキにメンタルが折られることになるのでした。

ウェリントン③に続く。



最後まで読んで頂きありがとうございます! みなさんのちょっとした時間に、少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。