【良いこと?悪いこと?】孤独について
「孤独」。
このことについて語るのは初めてかもしれませんね。
みなさんはこれについて、どう考えていますか?
「孤独は悪いこと」と考えている人もいれば、「孤独は良いこと」と好意的に考えている人もいると思います。
僕はフリーランスの構成作家・ライターという立場なので、ほとんど独りで行動しており、むしろ、独りでないと仕事を遂行することができません。
それもあり、僕もわりかし「孤独な人」、と言えるのかもしれません。
そんな僕がこの「孤独」について、どう考えているかというと……、いまのところは、
「決して悪いことではない」
と考えています。
昔は、孤独をなんとしても避けようとしていました。
特に20代のころでしょうか。
大学に入った当初、柄にもなくテニスサークルの飲み会に顔を出したり、音楽のセンスなんか皆無なのにアカペラサークルに入ったりしていました。
それは、賑やかで友達ができそうだったから。
働き始めてからも、仕事に慣れた2〜3年目とか、人脈を求めて右往左往したり、仲間が欲しくて過度に飲み会に顔を出したりしていた気がします。
確かに、人と話したり、その渦中にいる時間自体は楽しいんですよね。
でも、ふと家に帰ると、ふと後悔をしてしまったりしたことも多かった。
そして、そういう行為をすればするほど、薄い関係しか築けなくて結局、すぐ疎遠になってしまったり、学業も仕事も、調子が悪くなった気がします。
人と一緒にいることで何事も上手くいく、という人も大勢いると思うんです。
ただ、僕はそのようなタイプではないことに、これらの経験を通じて気づきました。
30代のはじめ、考えに考え抜いて、思えば、今まで結果を出してきた行為はすべて、一人で長い時間、向き合ってきた物事だと認識しました。
それからは、「独り」になることをそこまで恐れなくなったというか、いや、今も恐れてはいますが、あくまで“僕の場合は”、「独り」にならないと成果が上がらないので、この状態にアダプトしていくことに気を向けるようになりました。
それからは、少し精神的にも楽になり、そして、人と出会う機会が他の人より少ないからこそ、その一つ一つの出会いを大切にするようになったと思っています。
そうすると不思議と、無理なく過ごせる人が周りにできてくる。
40代、50代になってくると「孤独」というテーマが重くのしかかるようになりますよね。
ただ、人はみな、大なり小なり寂しさを抱えているものだと思います。
友人が少ない人も、別に友人が数十人欲しいとか、そういうわけではないのでは?
独りぼっちであることに絶望してしまっているなら話は別かもしれませんが、それを自然と受け入れられている人は、無理に人脈を作ろうとしたりせず、日々の生活の中で自然と出会う範囲の人と付き合っていくのもありと思います。
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