見出し画像

子どもが学校のテストを持ち帰ってきたら、まず何を確認しますか?

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.18~

学期末ですねぇ……
毎日のように、いわゆる「カラーテスト」というやつを持ち帰ってきては、そのへんにポイポイ置いて散らかしていく……のは、うちの子だけではないはず……(汗)

さて。

子どもが学校のテストを持ち帰ってきたら、何をまず確認しますか?

点数ですか?
間違えた問題はどこか、ですか?
字の汚さですか?(笑)

それらも大切かもしれませんが、

1番に確認すべきは、

学校で、今、どんなことを習っているのか

です。

「へぇ~こんなこと勉強してきたんだね!」

と、まずはテストの内容を、

よく見て、感心して、興味もって

苦労してここまで勉強して、テストまで受けてきた我が子に、
しっかり共感の気持ちを持つ
ことです。

点数の確認とか、間違えたところのチェックとかは、そうして十分に共感してから、ようやく始めていい話です。

学習内容の中身をロクに見もせずに「ここ、間違えたならやり直ししなさい!」と、問題の○✕だけ見てグチャグチャ言う人、世の中わりといますよね。

それやってる限りは、子どもの学業成績が奮わなくても文句は言えないです。そんなこと繰り返されたら、勉強もテストもイヤになりますって。そのうちテストを親には見せてくれなくなるでしょう。

「愛情」の対義語は「無関心」です。
勉強の中身に「関心を持ってあげない」というのは、愛情の真逆にあたるメッセージを子どもに送り続けてるってことです。子どもからすると、それめっちゃ辛い!ママパパひどいっ!

てことで、点数より何よりまず、テストの中身をしげしげと眺めて、
「へぇ~こんなこと勉強してきたんだね!」
と言う。そうして愛情をまず示してあげましょ。
それがまず、第一。

そして、テストの中身をよく見ていくと、「親世代の知らないことを、子どもはたくさん習ってきているなぁ」ということに気づけると思います。

学習指導要領が変わってるので。
結構中身違います。それを確認することも大事。

あと、社会科なんかは、地域性が強く出るので、現住所が出身地と異なる場合、親は子どものテストやプリント類から、今住んでいる土地の歴史を初めて知ることになったりします。

今日のトップ画像は先日、我が家の小4長女が持ち帰ってきた、社会のカラーテストですが。

えっと~~~~………

「井沢弥惣兵衛」って?
「見沼代用水」って?

って、なります。
私、大阪出身なもので。
今住んでいる埼玉県の歴史なんて、そんな細かく知りません。

でも、埼玉県やさいたま市の歴史を語る上では、かなりの重要人物のようで。
長女が学校で習ったこといろいろ教えてくれました。

そうだったのか弥惣兵衛!
江戸時代に用水路を整備して、広大な沼地を田んぼにする工事をした人なのね!
しかも5ヶ月で工事終わらせるなんてすごい!
なるほど農閑期にしか工事にあたる人員を確保できないからか!
すでにある星川という川をそのまま活用するなんて、いいアイデア!
っていうかこの、元荒川の下を見沼代用水が通ってるって、すごくない!?

……とか、親子で会話も弾みました。
こういうことが大事なんだろうな~と思うのです。

とにかく、点数にとらわれないことですね。
数字よりも、中身に注目。

そんなこんなで、本日はこれにて。

*****

シリーズ「我が子育ての現場から」、過去の記事はこちらのマガジンにまとめて降ります。

本日もご覧いただき、ありがとうございました☆
スキ(ハートマーク)押すと、次女のお絵描きと一言占い的なものがランダムで出ますので、1日の運試しにどうぞ♪note登録してない方もスキ押せますよ♪
フォロワー数は気にしない性分につき、フォローする/フォロー解除する、どちらもいつでもお気軽にどうぞ☆

よろしければサポートお願いします。関わりのある子どもたちをサポートしていくために活用させていただきます。