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子どもの育ちは「4歳~9歳」で一区切り。その期間を見守り続ける「家族以外の誰か」でありたい。

シリーズ「パズル教室の現場から」
~No.13~

私の運営するパズル教室の対象年齢は4歳以上で、4歳以降なら、何歳からでも、好きなタイミングで始めてOK♪という、ゆる~い仕組みになっています。月1回60分間、無学年制、その都度申し込みするシステム。

するとだいたい、
早い子は、年少の後半~年中あたりから参加し始めて、
年長ぐらいで、1番ドハマりして楽しそうなフェーズが来て、
1年生になると、できることが増えて飛躍的に進歩して、これまでやり残していたものもやってくれるようになったりして、
で、
2~3年生ぐらいで、飽きたり他の習い事が忙しくなったりして抜けていく子と、月イチのリフレッシュタイムとして大人もビックリのド難問を解きに引き続き来る子とに分かれ、
4年生以上でもまだ来てくれる子は、猛者のパズルマニアです(笑)

最近、パズル教室の開講当初に年中だった子たちが、小3になり、確かな思考力の土台を築き、最強状態で、各コース全制覇の証である「表彰状」をゲットしていく様に、勝手に感動しきりです。
特にハイレベルな「マスターコース表彰状」取得者が、多数現れているのが凄すぎるなぁ、と。

なんだろう。彼ら、みんながみんな最初から「お勉強よくできる系の子」ってわけでもないんですよ。必ずしも要領の良い子ばかりではなく。

それぞれのペースで。
それぞれの取り組みやすい順番で。
やりたいパズルを、やりたいようにやり。
時に、壁にぶち当たってサッパリ進まなくなったりもしつつ。
いつの間にか、できないはずの問題も、できるようになり。
そして、遂に、このパズル教室における「思考力トップクラスの証」をゲットしていく……

何とも言えず、感動的です。
その成長に立ち会うことができて、私、本当に幸せだなぁ!と。

……………

……………

4歳~9歳を一区切りとして考える視点は、「花まる学習会」代表の高濱正伸先生による「赤い箱・青い箱」の理論が有名で、ほんっとその通りだから、みんなこれを踏まえて子育てすべきだと全力で思うのですが。

問題は、その「赤い箱」の期間である、4歳~9歳の期間を、「連続して見守り続ける、家族以外の人」が、いるかどうか?だと思うのですよ。真に家族と同じ視点で伴走してくれる人。そういう人が、いるかいないかで、子育てのしんどさって、全然違ってくると思うので。

でも、連続して見守ってくれる人なんて、なかなかいなくて。どうしても、6歳~7歳の段階で、ブツッと切れてしまうのです。「小学校入学」という節目が、そこに来てしまうので。

保育園や幼稚園の先生は、卒園したら、そこから先はなかなか関与できないし。
小学校の先生は、入学前のことを知る術はないわけで。

となると、「かかりつけのお医者さん」とか、「付き合いの深いママ友」とか、「学年区分に関係なく通い続けられる習い事の先生」とかが、まぁ、数少ない「連続して見続けられる人」ということに。

その中の、1人でいたいのです。私。

「一般的に、何歳でこれができる感じだから~」という視点ではなくて、
「数年前は、こんな感じだったのに、こういうことができるようになるなんて、成長したね~!」という、「その子ベースの成長の視点」で見守ることのできる、「家族以外の人間」でありたい。

そんな風に思って、パズル教室を運営しています。
我が子はよその子のように、よその子は我が子のように。
我が子のように大切な、よその子の成長を見守りながら。

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シリーズ「パズル教室の現場から」、過去の記事はこちらのマガジンにまとめております。

明日はシリーズ「我が子育ての現場から」で、何かしら書きたいと思います。

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