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写真展「夏景」総括 Hong Kong

2023年9月20日~24日 ビーツ

二年ぶりに「夏景」に参加させて頂きました。夏 とは夏に旅をした旅情がテーマのグループ展です。

二年の僕の「夏景」東京・立石の展示総括はこちらです


今回の冬景には11人の展示者がいましたが、11人の夏の旅の目的地は以下のようになっています。僕は8月に香港に行った時の写真を展示しました。

MAP

どう表現したら夏の旅が伝わるか?を考えた末に以下の三点を決めました。

とにかく暑い場所へ行く
■ モノクロにせず肉眼でみたままのカラー写真
■ 余白を感じられる横位置写真

前回の冬景ではカメラは チェキ instax mini Evo でしたが、その時は普通のスナップは GRⅢ を使っていたので、特性の全く違うカメラを使い分ける必要があり、とてもストレスを感じたことを反省して、今回は普通のスナップと同様にGRⅢで撮影しました。香港は日本の夏より湿度が高くて、十分に水分を摂取しながら歩き周りました。

約2m幅に合計15枚を展示しました。

その中から数枚ピックアップします。

佐敦

香港の名物と言えば 路面に突き出た看板 でしたが、今までは安全性の観点でかなり撤去され、少なくなっていました。こういう看板も貴重なんだと思い、しっかりと記録として残しました。


尖沙咀

最近、台北・ソウル・東京と周りましたが、A.Iの女性モデルが広告(写真の左側)に使われているのを見たのは香港だけでした。右側のトラックの運転手の指先にタバコが見えるのも構図的に意識してシャッターを切りました。


深水埗

ショッピングビルの内側から撮影しましたが、交差した赤と空の雲がとても印象的だと思い撮影した一枚です。違う日にこの場所から撮影しましたが全く違う印象だったので、同じ場所から静物を撮影しても天気や時間帯(光)で写真は大きく変わるんだなと実感しました。


油麻地

木漏れ日の光にバスが包まれた時にバス内の男性と目が合い撮影させてもらいました。男性の素直で飾り気のない表情が気に入ってる一枚です。ストリート写真は本当に一期一会ですね。


金鐘

雨上がりの道端の水たまりに自分とビルディングを反射させた一枚です。旅に出た自分が香港に確か存在したという証として、自分を残したくなる感情から撮影しました。この写真はモノクロにもしてみましたが、右上のイエローラインがアクセントになっているので圧倒的にカラーの方が良いですね。


佐敦

香港やシンガポール等のアジアでは良くあるスタイルの飲食店です。ご飯の入った皿に食べたいオカズを指差して入れてもらい食べるのです。バイキングに近いですが、自分でよそわないということです。旅の楽しみの一つは食事であり、こういうシーンも抑えておくのも旅らしさを表現する方法だと思います。


深水埗

夜に路上で何の紙を燃やしていました。宗教的な儀式かもしれませんが、真相は不明です。左側に扇子をもったオバサマがいたので、扇子を構図に入れることを意識しつつ、紙を焼いている女性の視線をもらえた瞬間にシャッターを押しました。

ということで、香港の夏を感じてもらえたら嬉しいです。

最後にいつものように配信がありましたので、貼っておきます。

では、また。

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