非日常 2024年3月
42冊目となる非日常 2024年3月が完成しました。非日常プロジェクトとはその月に撮影したスナップ写真を一冊の写真集にまとめるというものです(縛りはRICOH GRⅢ&GRⅢxで撮影した写真だけで構成)。
このプロジェクトを始めた詳細は note 「非日常」プロジェクト始動 をご参照ください(非日常関連の記事は 非日常マガジンでまとめております)。
非日常 2024年3月 は BEATS に4月14日から置いてもらう予定です。A4サイズ 72P 2000円(送料込み)で受注販売してます。
また、2021~23年のベスト版の「非日常 2021年」「非日常 2022年」「非日常 2023年」はそれぞれA4サイズ 144P 3000円(送料込み)で受注販売してます。「非日常 2021年」「非日常 2022年」「非日常 2023年」の展示での総括は以下のリンクからご覧ください。
各種SNSにてお気軽にお声がけください。他の月のバックナンバーについても受け付けています。
今月の表紙は夜の大阪・森ノ宮を歩いていた時に見つけた光景です。暗がりに咲いている花々がちょっとした小宇宙のように見えたので、静かにシャッターを押しました。夜なので地面が黒に落ちて、白い花が浮かび上がるように見えますよね。
今月の72ページは「大阪」「名古屋」「神奈川」で構成されています。
では、非日常 2024年3月 の写真集に入っている写真を少し紹介します。
そんなに頻繁に歩いている人の流し撮りはしないのですが、この時はたまたまその気になって、遊び半分に人が歩く速度に合わせてカメラを振りました。そうしたら、たまたま良い感じに女性が止まって見え、他が動いている流し撮りが成功しました。たまには挑戦してみるべきですね(笑)
こちらは逆にカメラを固定して、歩いてる人がブレている写真です。買い物帰りのおじさんがポールに手を添えて信号待ちをしていました。そこを颯爽に帽子を被った女性が横切っていくシーンを捉えました。構図的におじさん、ブレた女性、車のライトと三層構造になっており、気に入ってます。
名古屋駅で光と影が美しいエリアを見つけました。何とか絵にならないかと少し粘った時の写真です。「良い被写体が来ないかな」と観察していると若い男性が走って来たので、白い柱が背景(黒い背景だと黒いコートの男性が埋もれてしまう)になる瞬間を捉えました。
空き地に草の影が出る場所を見つけました。太陽の光が良い具合に僕自身をも影にしてくれています。これは自分のそこに居たという存在証明になると思い、撮影した一枚です。影が印象的になるように少し大袈裟な撮影ポーズをしています(笑)「非日常」シリーズではその月を撮影した自分の存在証明として、最終ページの写真は鏡やガラスに写った自分や自分の影にしている場合が多いです。
では、また。
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