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2021年の写真展示を振り返る

いよいよ2021年も終わります。今年は今まで以上にスナップに力を入れた一年でした。今までスナップは海外がメインだったのんだけど、昨今の状況で海外に行けず、国内に専念した訳です。
今年の写真関連の主な成果は以下の3つかな。

■リコーさんでGRのストリートスナップの極意のセミナー講師を努めたこと
■BEATSで ストリートスナップで二回主催を努めたこと
■非日常シリーズからのスピンアウトでスナップ展示を多数したこと

今までの一年の振り返りは以下となります。

さて、今年一年の自らの写真展示を振り返ってみたいと思います(リアル展示のみ)。

2021年
2月11日~3月9日 Osaka Street(難波)非日常 2020年4Q
3月17日~21日 冬景(今里)尾道
4月16日~25日 ハナテンVol.20(今里)落華
5月5日~9日 Walk5(今里)柳川
6月2日~6日 STREET BEATS Vol.11?(今里)非日常 2021年1月~4月
7月1日~6日 Osaka Street ポートレート編 7月場所(難波)君のいる街
7月21日~25日 カメコは死なず ただ消え去るのみ(今里)nightmare
9月15日~19日 夏景(今里)立石
10月5日~10日 彩音展(阿波座)Black
11月17日~21日 STREET BEATS Vol.13(今里)SG STREEET

2019年が7展示、2020年が5展示、そして今年2021年が10展示と過去最多で展示したと思います。
では、その10の展示について展示写真を一枚添えて、簡単に振り返りたいと思います。

1.Osaka Street(難波)非日常 2020年4Q

現在も道頓堀のギャラリー香で展示が続いているOsaka Street シリーズ
第一弾がこのグループ展でした。そして、何を隠そうこのOsaka Streetの名前を付けたのは私であります。あの時は、こんなに長くこのシリーズが続くなんて思ってもいませんでした。ずっと持続させてるヒロセ夫妻は本当に凄いと思います。さて、この時は2020年10月11月12月の三ヶ月分の「非日常」からの写真で展示を構成しました。


2.冬景(今里)尾道

阿波座から今里へ移ってただけでなく、名前もBEATS GalleryからBEATSへ変わった新生ビーツでの初めて参加した展示でした。冬に旅した時の写真の展示です。僕は昨年2021年の年末に行った尾道での写真群を出しました。
C0VID-19の影響で観光客も少なく、とても寂しい町並みでした。冬の空気がパリッとしてて、ある種の緊張感のある雰囲気は一生忘れないでしょう。


3.ハナテンVol.20(今里)落華

ビーツでは一番長く続いている企画展である花をテーマにした写真展です。
2011年7月2日にシンガポールで撮影した写真を一枚展示しました。この展示は来場者とWebでの人気投票があり、華が落ちた瞬間を捉えたトリッキーで面白い写真だと思って写真を選んだのですが、Webでは仕掛けが分かりずらいこともありWeb票が伸びず上位に食い込めなかったのは残念でした。


4.Walk5(今里)柳川

企画展「Walk」は或る地域を一日歩いて、そこで出会った光景や人を撮影するグループ展です。僕は九州の柳川へ行った時の写真を出しました。柳川は水郷地帯で、独特の雰囲気がありました。ここで食べた立花うどんえび天おろしとろろ納豆うどんは最高でした!


5.STREET BEATS Vol.11?(今里)非日常 2021年1月~4月

大阪縛りのストリートスナップ展でした。BEATSで主催を務めさせて頂き、出展者は僕からの指名でした。僕は非日常 2021年1月~4月に掲載されている写真で構成しました。他の方の展示も素晴らしく、展示のレベルが非常に高いと評判の展示になりました。


6.Osaka Street ポートレート編 7月場所(難波)君のいる街

奥山由之さんの『君の住む街』をオマージュして展示に望みました。一気に6人のモデルさんを4枚ずつ展示したのは初めての挑戦で、僕としてはかなり勝負したと思います。いつもの僕のテーストではなかったのですが、非売品の写真集を売って欲しいという方々が何にもいたので、それなりに試みは上手く行ったかなと思ってます。

加藤みゆ氏


7.カメコは死なず ただ消え去るのみ(阿波座)nightmare

BEATSでは5年ぶりのポートレートの展示でした。夜の高田世莉菜さんを主役に nightmare(悪夢)というタイトルにしています。実は2020年春に開催されるはずであった リアポ東京 で展示するはずのものでした。プリントまでしてから、感染症で中止になったので、お蔵入りにならなくて良かったです。

高田世莉菜氏


8.夏景(今里)立石

「冬景」に引き続き、「夏景」にも参加させて頂きました。夏景 とは夏の旅をテーマにしたグループ展です。再開発で取り壊される東京・立石を写真に残したいと思い撮影しました。2021年の夏の立石が残せて良かったです。


9.彩音展(阿波座)Black

彩音展とは モデル 児玉彩音を7人の写真家が展示したグループです。スタジオでのシャンデリアの照明と定常光のライトを使った撮影でした。ご来場くださった彩音ちゃんのお父様に聞かれもしないのに「この衣装は娘さんが選んだもので、私がセレクトしたものではありません(汗)」と話したのも良い思い出です。

児玉彩音氏


10.STREET BEATS Vol.13(今里)SG STREEET

BEATSでの主催第二弾は前回と同じように出展者は僕からの指名でした。
モノクローム縛りのストリートスナップがテーマで、僕は4年間住んでいたシンガポールでの写真群を選びました。約10年前の写真なんですが、当時の撮影方法が今と違うのが面白かったですね。そういう意味では、今のアプローチで当時のシンガポールを撮影したらどんな写真群になっていただろうと想像するのも楽しいものです。

来年は1月2展示、2月2展示、3月1展示、4月2展示と1~4月で7展示が決定しており、今年以上の展示数になる可能性があります。あまり無理せず、マイペースで展示していきたいのですが、どうなることやら(汗)

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