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2020年の写真展示を振り返る

いよいよ激動の2020年も終わります。今年は環境や自分の考え方が変わった一年だったなぁ。来年は更に変わりそうな予感がするんだけど、自分を見失わずに生き抜くしかないな。
今年の写真関連の主な成果は以下の3つかな。

■ リコーでCP+やGRセミナーを開催出来たこと
■cotenなどのオンライン展示に力をかけたこと
■非日常シリーズなどのスナップ撮影に力をかけたこと

ポートレート撮影やライブ撮影も毎月、それなりの量を撮影出来ているので被写体の方々には感謝の気持ちで一杯です。

さて、今年一年の自らの写真展示を振り返ってみたいと思います(リアル展示のみ)。

2020年
1月13日~19日 男写凛(渋谷)with or without you
8月13日~19日 Walk3(阿波座)鶴橋
8月26日~30日 NON COLOR(阿波座)NON COLOR
10月27日~11月1日 リアルポートレート2020(名古屋)#ヌケガラ
11月11日~15日 大阪24区(阿波座)浪速区

去年が7展示でしたので、5展示と減りましたが、C0VID-19の影響で少なくとも3つは流れましたので、例年と同じペースだったかもしれません。
それと今年はスナップの展示の比率が上がりました。これは来年もこの傾向は続きそうです。

では、5つの展示について展示写真を一枚添えて、簡単に振り返りたいと思います。
*下線の言葉はWebへのリンクになっています。

1.男写凛(渋谷)with or without you

渋谷ルデコで行われた男性ポートレート展です。東京のロック・バンドNebulaのライブ写真を展示しました。大阪遠征と下北沢(1回)の合計7回撮影の中から6枚をバランスを考えてセレクトしました。
観に来てくださった方に躍動感が伝わったようで、Nebulaを知らな方々にも、Nebulaのファンの方々にも好評で同時リリースした写真集 ”Nebla 2019”
しばらくは売れ続けました。  

191121寺田町88-2


2.Walk3(阿波座)鶴橋

ビーツギャラリーでの4年ぶりの展示でした。この企画展「Walk」は或る地域を歩いて、そこで出会った光景や人を撮影するグループ展です。僕は大阪・鶴橋エリアを歩き周って撮影した写真を8枚展示しました。
展示写真をスクエアにし、写真集の見開きのイメージで展示しました。
この展示に向けて鶴橋で撮影した経験が、今の非日常プロジェクトへ繋がる国内スナップに再覚醒したきっかけとなりました。

Walk松永8


3.NON COLOR(阿波座)

NON COLORは色の無いデジタル写真の縛りで圧倒的な銀塩モノクローム写真に対抗する写真を目指すビーツギャラリーの企画展です(A2の一枚展示)。どの一枚を展示しようかと迷った末に、インドでの今でも強烈な印象が残っている一枚を選びました。題材的に展示するのに葛藤があったのですが、概ね好意的に見て頂けました。彼の「生命力」と「プライド」を感じてもらえれば嬉しいです。

画像3


4.リアルポートレート2020(名古屋)#ヌケガラ

今年はモデルを itoi にして、スローシンクロでバットマン三部作映画「ダークナイト トリロジー」をイメージして展示しました。観に来て頂いて方々からは「かっこいい!」「モデルさんの表現力が凄い!」「松永さんの写真だとひと目で分かる」「インパクトある!」と感想を頂き、審査員の投票結果で入選も受賞出来ました。どの一枚を選ぼうかと思いましたが、やはり翼が生えている一枚にします。これはフォトショップ等の加工ではありません。

170826阿波座58


5.大阪24区(阿波座)浪速区

11月1日にあった大阪都構想の住民投票の結果次第で大阪24区が解体される可能性があったために、現存する24区の記録を24人の写真家で撮るという企画です(投票結果:否決で廃案)。僕は浪速区担当で、浪速区の写真集ではC0VID-19の発生の前と後の二部構成にしました。一枚展示は新世界のもう見ることが出来ない光景をセレクトしました。

131012新世界3


という感じで、世界がC0VID-19で大きく変動したように、僕の展示も去年と今年では大きく様変わりをしました。

来年2021年の展示で既に決まているのは、2月と5月の大阪です。
今後、C0VID-19情勢がどうなっていくかが気になりますが、早く元の状況に戻りますように。

では、また。

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