「おまえ」って呼べて よかった
少年隊について記してからというもの、本来のテーマからかけ離れております。ついには聖子ちゃんキョンキョンまで出すしまつ。かけ離れついでに聖子ちゃんキョンキョンに再び出てもらいましょう。ある意味、踊ってます。
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『あなたに会えてよかった』は上記の曲のアンサーソングかなと一瞬思ったこともあった。「続編」ではなく別の歌手による「返歌」という意味での。恋愛相手だったり男女関係だったり。沢田研二『勝手にしやがれ』1977 & 山口百恵『プレイバックPart2』1978 みたいな感じ。
でも、違いました。「僕」は夜そばに居ませんでした。そこまでの関係性に至っていませんでした。
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それはさておき、タイトルの「おまえ」。
昨年、日本プロ野球のセリーグ界隈で、応援歌での「おまえ」呼ばわりはやめてほしいとの主張が某球団監督からございました。
それで応援団が自粛するようになったそうだけど、結局あれどう収束したんだっけ。そもそもなんでイカンのじゃ? 球場ですよ、応援歌ですよ、仲間ですよ! だいたい監督がそんなことをシーズン中に言うのがどうかしてるのだ。だから某球団C よりも下位だったのさっ。
このシリーズでは私は風見、吉川押し。つまり広島。つまり佐々岡。つまり与田を許せんのじゃ! わかるでしょ。
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女として。日常で「おまえ」って呼ばれるの、確かにイヤだ。職場はもちろんのこと、ちょっと親しいからって年上でも男の人から呼ばれるのもイヤだし、平成時代に彼氏からも呼ばれたことナイ。
だけど昭和には、「おまえ」と呼びたい呼ばれたい、そんな風潮が確かにあった。「俺のそばに居ろよ」みたいな。そしてオンナノコは「離さないで」って。束縛されたいという感覚。
聖子ちゃんもそう歌っております。
単なる所有化とか傲慢さ従順さとは違う、あの時代独特の、繋がり感。
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出だしのこのフレーズって、
に匹敵するぐらいに、女性から仕掛ける別れの情景を手に取るように浮かんで来させるよね。それぞれの関係性とともに、突然の別れなのか、それとも予兆があったのか。昭和ってすごいね。
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君を「おまえ」って呼びたかったのは、どうしようもなく若かったから。