見出し画像

コロニア・グエル 地下聖堂 -2

アントニ・ガウディ Cripta de la Colonia Guell

アントニ・ガウディの作品群 ユネスコ世界遺産

建物全体を支える石の柱は、上部に厚さ5cm程度の鉛が配置されていて、気温差による鉛の膨張収縮で建物全体がそれに合わせて動く仕組みで、気温の高い地域の換気・通風に配慮した計画です。

荒削りの石の柱

全体は自然にある型をモチーフにデザインされていて、荒削りの石の柱や小鳥のくちばしに似せたアルコーブ、また、ステンドグラスがはめ込まれた窓は、開くと蝶々が止まっているように見えます。

くちばしに似せたアルコーブ
ステンドグラス
蝶々が止まっているように見えるステンドグラス

コロニア・グエルは、事業の繊維工場を中心にした工業団地で、
その工場で働く労働者たちが職場近くに住めるように、敷地内に住居や学校、病院などを建てたそうです。
そしてこの団地内にコロニア・グエル教会堂が建てられ住民の礼拝堂となったそうです。


この記事が参加している募集

#旅のフォトアルバム

39,023件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?