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Google検索結果の新UI確認ログ ニュースの2カラム・広告のカルーセル化をテスト中?

トップニュースの2カラム表示(2022/1/4確認)

話題性のある検索キーワードに表示されるトップニュース枠が、もともと1カラムだったと思うのですが2カラムで確認できました。

トップニュース枠が2カラムかつ一部拡大枠の例

さらに、「福袋」や「カメラ」などの検索結果ではキャプチャのようにきれいな2カラム表示になっていますが、「Apple」では左上に大きな枠が表示されるタイル状になっていました。
通常枠はサムネイル(アイキャッチ)が正方形ですが、大きな枠はサムネイルも横長で視認性が高いですね。ちょっとDiscoverに似ています。

PC版Google検索結果のトップニュース枠が2カラム化
「Apple」検索では大きな表示枠も
追記)「ラグビーリーグ」で2カラム表示
「ラグビー」は1カラム表示

トップニュース枠が2カラムの例

情報の鮮度(ニュースの新着時間)によって異なるのかとも思いましたが、「福袋」や「カメラ」では1時間以内~3時間以内のニュースが複数あっても「Apple」のように大きな枠は確認できませんでした。

2カラム表示のGoogle検索トップニュース枠(例「福袋」)
2カラム表示のGoogle検索トップニュース枠(例「カメラ」)

トップニュース枠が1カラムの例

また、「ビットコイン」などでは従来の1カラムのトップニュース枠が表示されていました。2カラムや2カラム拡張版も本実装ではなく、Googleによるテスト中かもしれないですがログとして残しておきます。
純粋に2カラムのほうが1カラムより表示枠が増やせるので、余分なスペースもなくなって見やすいかもしれないですね。

検索キーワードによって従来の1カラム表示も(例「ビットコイン」)

Google広告(旧Adwords)リスティング広告枠のカルーセル表示(2022/1/4確認)

また、こちらも本日1/4に一時的に確認できたUI変更テストとして、リスティング広告枠のカルーセル表示があります。
これは本当に一瞬だったので、テストに遭遇した可能性が高いかなと思います。

通常のGoogle検索結果例

まず、カルーセル表示が含まれない検索結果がこちらです。検索キーワード「宅建」「簿記3級」でたまたま確認できたのですが、「宅建」はダイレクトアンサー(Wikiの引用)が載っているケースも見られました。

Google検索結果(例「宅建」)
Google検索結果(例「簿記3級」

カルーセル表示の検索結果例

2022/1/4に一時確認できた広告のカルーセル表示がこちらです。検索結果の上部にコンパクトにまとまっていて、掲載順1番めはフル表示、掲載順2番めは40%ほどが見えています。3番め以降の広告はカルーセルを任意でスライドさせない限り表示されません。

リスティング広告枠のカルーセル表示(例「宅建」)


リスティング広告枠のカルーセル表示(例「簿記3級」)


もしこのカルーセル表示が実装されると、リスティング広告の掲載位置が3番め以降の出稿元にとっては痛手なのかもしれません。
ユーザー目線では従来よりも広告で埋め尽くされている感覚がないですし、自然検索が目立つようにも感じます。

一時的なUI変更テストの可能性が高いため、また見かけた際には備忘録として残しておきたいと思います。

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仕事柄、検索結果とにらめっこする機会が多いため偶然見かけたUI変更などをnoteに記録しています。
そのほかにも記事を投稿していますので、もしご興味があればご覧ください。

※Googleは数多くのUI変更テストを実施しているため、掲載している事例が必ずしも実装されることを保証するものではありません。何卒ご了承ください。


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