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「挑戦」は未来の「手段」になる!クラウドファンディングさえも!

こんにんちは!AE〇Nグループで元店長をしていた「おきなか」です。去年の秋からあるスクールに通っており、最近ではクラウドファンディングにも挑戦しました。入学から4か月、これまでの経験を振り返りたいと思います。通っているスパルタ(w)スクール👇

自分で考えて作りたい!


私は絵にかいたような元アナログおじさん店長で、Excelの関数もSUMしか知りませんでした。店長としてのやりがいも感じつつ、30代も後半に差し掛かかり「自分で何かを作り 会社の役に立つものを作りたい!」という思いから、これまでの自分とは縁遠い「プログラミングとプランニング(企画)が学べる」と噂のスクールに飛び込みました。

初回授業で、①企画力②開発力③発信力を鍛えていく、と聞いたとき、おじさんながら「教えてもらった技術から企画する」「人に伝える」には少し自信がありました(恥)。一応100人くらいの部下を持つ店長経験者です。変わりゆくニーズに対応して売場企画を考える。店の方針を100人に伝えて、同じ方向に向かわせる。みたいなことは、自分なりに日々やっているつもりでした。

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企画/開発/発信力を鍛えて 社会にプロトタイプを発信 

もちろん自信は全て打ち砕かれますので、しばらくお付き合いください。


魚はあげない 釣り方のヒントだけ


週一回授業を受け、翌週までに超大量の「宿題」が出されます。学校の宿題やセミナーの課題は主に「復習」ですが、プロトアウトでは宿題の定義が全く違います。授業で学んだ技術はほんのさわりだけで、技術をどう使うのか、どうコードを書くのか、どんな企画を立てるのか、全て自分で調べる必要があります。毎週毎週、不健康に朝日を浴びる日が続きました。

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授業で扱った技術は

Node.jsでWebのAPIにアクセス・LINE Bot
obniz・AI・機械学習・iPaaS・AR/VR・・・・ 4か月でこんなに…

「スクール」ですが質問しても「答えそのもの」は返ってきません。「えぇぇぇっぇ、教えてよ、困っているのに、、、涙」と何度も思いましたが

「ここのサイトで質問してみましょう」
「この記事を参考にしてみて」「こう検索してみて」

「調べ方・検索の仕方・考え方」などを叩き込まれます。卒業後も「自走」する、がスクールの本質。先生の言葉が印象的でした。

「魚を与えるのではなくサカナの釣り方を教えたい」

自分で調べるうちに、授業で習っていないプログラミングコードにも、自ら挑戦できるようになっていきました。

今分からなくても、絶対どっかに記事があるはず。探してみよう。
なかったら掲示板で質問してみよう。詳しそうな人にDMで聞こう。

受講前の「教えてくれたら企画します」のような受動的な自信ではなく、「自分で調べて形にできるはず!」という能動的な自信が少しずつ身に付いたように思います。

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分からなくても諦めない 身長測定デバイスや IoTデバイスを作り切る


伝えたか ではなく 『伝わったか』


「発信」も、大苦戦しました。宿題は全てSNSを通じて「記事として発信」という形で提出します。先生にはあらかじめ「記事の意図・伝えたいこと」を報告し、記事でその意図が、見ず知らずの人が見てもちゃんと理解できるか、全宿題を毎週厳しくチエックしてくれます。

総勢100人の部下に伝えていたはずでしたが、「意図が伝わりません」「読み取れません」「分かりにくいです」のオンパレード。何度言われたか分かりません。技術面でも記事の執筆でも、ほぼ毎回徹夜だったので、すごく辛かったです。そんな風に批判されることは人生初の経験で、「読み取って・・・涙」と何度も思いまいた。

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もちろんただの批判ではなく、「本来伝えたかった意図」と「実際どう見えるか」のギャップについて、きちんとフィードバックをもらえます。「沖中さんは〇〇系のことを伝えるのが下手」と、真剣に伝えてくれました。「自分の発信がどのように伝わっているか 伝わっていないか」を毎回客観的に考えるようになり、「ここはもう少し詳しく」「バッサリ削ろう」「順番を入替よう」など、色々な挑戦を続けました。一生懸命作ったものだからこそ、ちゃんと伝えきりたかったです。

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忘れられない初登壇(LINE DC) みなさんの温かさに感動

授業の一環でLTという、プログラミングオンラインイベントに登壇しました。周りはプログラマーの方ばかり。緊張で吐きそうでしたが、登壇後のTwitterを見ると、自分の発表が様々な形で取り上げられており、「ここが特に伝わったのか」「伝えたかったけどスルーされている 印象薄かったのかな」などの発見がありました。他の方の登壇、伝え方も参考になり、自分の表現にどんどん取り入れました。それらの経験を経て、

相手とは「背景」が違うこと意識 伝わらない前提 で表現しよう
記事を沢山読んで「分かりやすい」と思った表現を真似よう
実際に誰かに見ててもらって 伝わっているか確認しよう

と素直に思えるようになっていました。100人近くの部下は当時「うんうん」とうなづいてくれていましたが、実際は伝わってなかったのかも。と今更ながら反省しています。


自分の「夢」駆動 クラウドファンディング


これまで「宿題」という形で、与えられたテーマに沿って企画していましたが、最終フェーズのクラウドファンディングは「自分が人生をかけてやりたいこと」を企画します。私は自分の家族の経験から、アルバムアプリを開発することにしました。

売上・効率化・集客など「職場の課題」は明確です。でも自分の「夢」って何だろうか。生まれてから今日までの経験に何度も深く潜りこみ、自分自身と話し合いました。「やれること」に逃げず「やりたいこと」を一心に追い求める。それも一種の挑戦でした。その結果、アルバムアプリを開発することで、写真を簡単に整理できるようにしたい、そして自分たちのように産後うつで悩むパパママの力になりたい。そんな自分の「夢」に出会うことが出来ました。ところが進めていくうえで、

未経験の自分がアプリを「0」から開発できるんだろうか
いち個人で作ったプロジェクト どこでどうやって宣伝すればいいのか
見てくれたとしても 素人プロジェクトに「支援(お金)」が集まるのか

といった強烈な不安で、心身ともに疲れ切りました。一度は「もうスクールをやめたい」と申し出るほどでした。しかしながら、この4か月間で続けた「過去の挑戦」が「手段」となって、自分自身を励ましてくれました。

開発できない参考になる記事を探す・質問する 最後までやり抜く!
どう伝えればコミュニティシェア LT登壇 TPO別に伝え方をを工夫する!
支援集まるかお金を集める方法よりも 夢が叶う方法を考えぬこう!

先生だけでなくメンターさんとも、どう表現してどう発信するか、作戦を立てては実行。実際に見てもらえかどうか検証。そこから次の作戦を立てました。

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週1回のメンタリング どこにどう伝えるか 作戦を一緒に立ててくれた

「クラファン挑戦」も「手段」に


2週間の支援(資金)募集が始まると、友達・職場・SNSで見てくれた人など、序盤から数名に支援を頂きました。クラウドファンディングのページに「産後うつ体験」のnote記事を張り付けていたので、「note見ました 実は私も産後鬱で・・・」「娘が・・・」「友達が・・・」「応援してます」というメッセージも多く頂くようになりました。

私の夢は、写真整理を簡単にするアプリを作ること。そして同じ悩みを抱えるパパママの力になることです。ならばその夢を少しでも形にするために

家族の産後うつ体験談をもっとnote記事に書いて 励みにしてもらおう
クラウドファンディング実施中はある意味注目されているので
この期間を利用して 支援募集終了の日まで毎日note記事で配信しよう

と考えるようになりました。始まった当初は心が折れるほど、クラウドファンディングに追いかけられていました。それでも「挑戦」を続け、いつのまにか追いつき、自分と一体となり、最後は仲間、言うなれば次の夢を叶える「手段」の一つになっているのだと、この時改めて感じました。

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夢のために 開発を続けながら10日間毎日note記事を書き続ける


「挑戦」は未来の「手段」になる


私には1歳の娘がいます。数か月前まで、気持ちを伝えるために「わーん」と泣くしかできなかったのに、「あーうーまんまーぱぱぱー」と何とか伝えようと日々必死に「挑戦」しているようです。そしてそれが、コミュニケーションという「手段」に昇華され、また次の挑戦につながっていくんだろうな、と思います。

そして「ぱぱ~まま~」と覚えたての言葉を、とにかく使ってみたいらしく、いつでもどこでも、ず~っとしゃべり続けています。

私も同じです。

技術・発信・クラウドファンディングにも「挑戦」したことで、自分の「手段」となり、それらを「次の挑戦」に使いたくてうずうずしています。

何度も不健康に朝日を拝みながら、『このスクールが終わったら毎日絶対ちゃんと寝てやるんだ』と何十回も思いました。もう今は宿題もありませんが『次の挑戦したいこと』が山ほどあります。これまでの挑戦で学んだことが『次の夢』をどんどん生み出しています。仕事上でも、私生活でもです。

これからも眠れない日々が続きそうですが、また次の夢へ向け、心地よく自分の足で、走り続けていきたいと思っています。人生観の変わる経験をさせてくれた、プロトアウトスタジオにとても感謝してます!


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