サキ(Misaki Yamanaka)

2030SDGs公認ファシリテーター、地球温暖化防止コミュニケーター、うちエコ診断士。…

サキ(Misaki Yamanaka)

2030SDGs公認ファシリテーター、地球温暖化防止コミュニケーター、うちエコ診断士。地球温暖化防止活動推進センター業務に従事。自分と世界のつながりを実感し、起点となって行動できる人が増えていけるような活動・情報発信をしていきたいと考えている。愛媛県松山市在住、二児の母。

最近の記事

今の自分に出来ること

とある研修会で、負のスパイラルに陥って出口の見えない課題に対してどう向き合うか?という問いがありました。 選択肢は3つ。 ①諦める ②解決方法が出来るまで待つ ③今できることをやる 答えのない課題は世の中たくさんあります。気候変動、少子化、人種差別といった地球規模の課題はまさにそう。でも、よくよく考えてみたら普段の何気ない出来事も答えはないなと思うのです。親子や夫婦のげんか、会社へのグチもそうかも。 どの課題も①と②を選んだら多分楽ですね。何も行動しなくていいから

    • 自己肯定感を届けたい

      2020/9/3にユニセフが発表した子どもの幸福度ランキングが発表されました。 日本の子どもの「身体的な健康」は38か国中で1位という結果だった反面、「精神的な幸福度」は調査38か国中37位という結果でした。つまり、身体の健康はある程度の経済力と国民皆保険などによって支えられているが、精神的には孤独を感じていたり、自己肯定感を得られていなかったりする子どもが多いということかなと思います。 SDGs4の「質の高い教育をみんなに」は2030年までに日本は達成するといわれていま

      • 相手の正しさを押し付けられたとき

         私の活動は「地球環境によって何も奪われない・諦めない世の中でありたい」という想いから、今起きていることを知って考え続ける、正しく伝えていく、未来を創造できるチカラを一緒に育んでいくために、地球温暖化防止活動の業務や2030SDGsを提供しております。そして、受け身ではなく自分ゴトとして何かにアクションを起こしてもらいたいと思っています。そのため、私のコアな部分とニュアンスが合わない場合は、お互い同じ企画をしていたとしても一緒に活動はできないのだなということを最近痛感しました

        • Actionしつづけること

           エコカーに買い替えて約8ヶ月。初めは運転中にテレビが映らず朝ドラを耳で聞きながら会社に出勤できなくなったことがショックでしたが、ラジオや好きな音楽を聴く時間を楽しむことにもすっかり慣れました。現在B'zの2007年のアルバム「Action」を現在聴いています。当時もそれなりに感情移入して聴ける曲が多かったのですが、今聴くと何だか今の自分の心境にとても合っているような気がしています。  ある気候変動のお話会にて、 この星が直面している最大の脅威は、「他の誰か」がこの星を守

        今の自分に出来ること

          学ぶ姿勢さえあればどんなことからでも学べる~子ども対話アカデミー「鬼滅の刃」~

           小学校の臨時休校中にキンダリーインターナショナルさん主催のオンライン上でマンガから対話をするという何とも興味深いイベントを発見したので親子で参加しました。初めは、好きなキャラクターや好きなシーンをひたすらしゃべりまくる時間。そのあと、視点を現実において「考える」時間といった構成で行われたあっという間の1時間でした。我が家では1~19巻まで大人買いした直後とあり、子どもの横できっと子ども以上に楽しんでしまいました。  この時は休校が始まって約1ヶ月。同年代の子とただただ好き

          学ぶ姿勢さえあればどんなことからでも学べる~子ども対話アカデミー「鬼滅の刃」~

          スケープゴートをつくると人は安心するものなのか?

           木村花さんという女性の方が亡くなったという報道がありました。ネット上での誹謗中傷が原因ではないかと言われています。ネット上で本名も出すことなく番組のために作りだした人格に対して攻撃する行為には正直胸が痛みました。また、それ以上に「スケープゴート(他人の罪を負わされていけにえになる者)」を作り出し攻撃の的にするやり方にとても嫌悪感を感じております。  この嫌悪感はどこから来るのだろうと考えたとき、高校3年生の時の出来事が今でも忘れられず、その人のやり方と今回のことがとても重

          スケープゴートをつくると人は安心するものなのか?

          「約束のネバーランド」に思う多様性

           我が家はいまだに週刊少年ジャンプを毎週欠かさず購入しております。習慣になってしまってもはや義務みたいなものなのだそうです。読者層もジャンプ黄金期と言われた時代に熱心に読んでいた世代の方々が多いらしいですね。個人的にはどんなジャンルでも読みたいと思うものを読めばいいと思っております。本を読むことに興味がないよりずっといいという価値観を私は持っています。  ということで、せっかく家にあるので何作か読んでいました。1つは「鬼滅の刃」。こちらはめでたく最終回を迎えました。もう1つ

          「約束のネバーランド」に思う多様性

          自分のストーリーを書き留めておきたくなった

           わたしのモヤっとした感情に寄り添いながら付き合ってくださった方のストーリーを聞いてとても素敵だなと思い、この対話から感じた自分のストーリーというものを忘れないうちに書き留めておこうと思い書いております。  貧困、食料不足、差別、平和、環境問題。思い返せばほぼ気にすることなく生きてきたように思います。それだけ恵まれていたということなのかな。そう考えると家族には本当に感謝です。  数学も物理も大嫌いなのに高3の夏に化学にハマり、なんちゃって理系の世界へ。単純に有機化学が面白

          自分のストーリーを書き留めておきたくなった

          子供にとっての「学び」とは?

           私が住んでいる地域では2020年5月25日に小中学校が完全再現された場合、各市町村で多少の授業日数の差が出るものの、1日6時間授業を7時間に増やせばコマ数をカバーでき、7時間授業の実施が難しい場合は夏休み短縮や土曜日に授業を行うことを検討するよう求めたという報道がありました。国も県も各市町村も本当に頑張ってくれていることは分かっています。ただ、目先のことしか見えてないように思えてしまうのです。1年間のコマ数を減らすことなくやりきることは誰のため?コマ数が足りないと子供は学べ

          子供にとっての「学び」とは?

          「願いよかなえ いつの日か そうなるように生きてゆけ」に思うこと

           長年のB'zファンです。歌詞が好きで曲を聞く前に歌詞だけ読んでいることもあるくらい(笑)何だか奥が深いんですよね。ストレートに書いてある時もあれば色々含んでいるときもある。その中でも「ねがい」の歌詞は特にイイ!  なぜ、この歌詞について書こうと思ったのか。それは、とある気候変動についてのお話会で「低周波過敏症」に悩んでいて、これから省エネ・再エネが進むことで電磁波に悩み続けることになると思うと生きづらいといった内容の質問があったからです。この質問がすごく印象に残ったのと同

          「願いよかなえ いつの日か そうなるように生きてゆけ」に思うこと

          「生殺与奪の権」から考えた在り方

           鬼滅の刃の最新刊が5月13日に発売されましたね。我が家も特装版をゲット。単行本を書店で予約して購入したのは人生初の経験でした。週刊少年ジャンプで2016年1月より連載が始まったこの漫画。個人的には各キャラクターの持つストーリーがしっかり描かれているためか、セリフに共感したり自分の日常に置き換えて考えてみたりできるので非常に面白いと思っています。  いくつか好きなセリフがあり中でも一番印象深いのが、第1話で鬼殺隊水柱である冨岡義勇が主人公である竈門炭次郎に言った言葉「生殺与

          「生殺与奪の権」から考えた在り方

          「なんでもできる!なんでもなれる!」実はとても深い言葉です。

           多分女の子を持つ親は避けては通れない「プリキュア」。たくさんのプリキュアシリーズを子供と一緒に見ましたが、2018年より1年間放送されていた「HUGっと!プリキュア」はとても印象に残っています。  「なんでもできる!なんでもなれる!輝く未来を抱きしめて!」主人公であるキュアエールが言っているこのセリフが中々深いなーと思ったんです。なので、人には無限の可能性があり未来がある、誰でもできない・なれないという前提に縛られずに生きていくことができるということを子供に感じてほしいな

          「なんでもできる!なんでもなれる!」実はとても深い言葉です。

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           サキと申します。日々感じたこと、考えたこと、疑問に思ったことなどをnoteにまとめていくことにしました。  私は、一組織に属している、いわゆる組織の一員。「〇〇しなければならない」「〇〇してはいけない」といった組織の前提の中にしか自分はいることができない、だから組織の中で何者かにならないと何もできないという虚しさをここ最近まで持っていました。  そんな時、2030SDGsファシリテーター講座を受講してたくさんの方と対話をすることで、組織としての自分しか存在させていない自

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