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Actionしつづけること

 エコカーに買い替えて約8ヶ月。初めは運転中にテレビが映らず朝ドラを耳で聞きながら会社に出勤できなくなったことがショックでしたが、ラジオや好きな音楽を聴く時間を楽しむことにもすっかり慣れました。現在B'zの2007年のアルバム「Action」を現在聴いています。当時もそれなりに感情移入して聴ける曲が多かったのですが、今聴くと何だか今の自分の心境にとても合っているような気がしています。

 ある気候変動のお話会にて、

この星が直面している最大の脅威は、「他の誰か」がこの星を守ってくれるという思い込みだ。

という言葉がありました。ウイルスの影響もあってか、そうかもなーと妙に納得してしまいました。個人の見解ですが、原因は主に3つあるのではないかと思っています。

①自分だけやっても意味がない・成果が出ない。②自分のせいではない。③自分がやるものではない・もっと影響力のあるところ・人がやらないと意味がない。

 ①の場合は、答えのない問いに対してどう向き合ったらよいのか分からないのかなと思っています。また、結果や見返りを求める気持ちが大きいというのもありそうです。特に気候変動による影響は、今の自分たちの行動の成果が出るのにタイムラグがあり結果として見えにくいです(今日出している二酸化炭素は、約30年後の気温を決めると言われています)し、誰かに褒めてもらえることではありませんので。

 ②の場合は、①の理由+昔の人がやったことだからといったところでしょうか。今不自由なく暮らしているのだとしたら、昔の人の恩恵をたくさん受けているということだと私は思っています。そのため、これから30年後の人たちは今自分たちがやっていることの恩恵を受けることが多いのか代償を払うことが多いのか。よく考えないといけないと思いませんか?

 ③の場合は、責任の大きい立場の人や国に依存して自分で考えることを放棄しているといったところでしょうか。依存度が高い=政治に大きな関心を持っているともとれますが、衆議院選挙の投票率は53.68%(2017年総選挙)。依存するからには政治にもしっかり関心を持ち、賛成・反対という意思を主張していかないといけないのではないかと個人的には思っております。

 偉そうに書きましたが、自分自身にも「誰かが何とかしてくれる」という他人任せな一面は多々あります。特に①が大きいかなー。結果がでないことを続けるのってかなりしんどいものですし、理解者がいないとほんと辛い。それでも私自身が環境という分野で何かしたいと思って行動(Action)するのは、

「地球環境によって子供たちが何も奪われない・諦めない社会でありたい」

と願うからです。このお話会では、10代の女の子たちが子ども産みません宣言をしているという話題提供もありました。子どもが全てだとは思いませんし、色々な選択肢があっていいと思いますが、地球環境によって未来が奪われるから諦めるという選択は何だか悲しいです。

 この「Action」というアルバムを引っ提げて行われたライブをひめぎんホールで観ました。ライブ中に、

Action=行動。何をやっても上手くいかないときはあるし、そんなときは周りから何か言われても前向きになれないけど、今の自分にできることを少しでもいいからやってみて、何かアクションを起こしてみて下さい。そういった姿は誰かが見ているかもしれないし、何か伝わっているかもしれない。例え誰も見てなくても将来の何年か先の自分は見てくれています。失敗してもアクションを起こしたのと何もしないでは大きく違うし必死に生きることは大事だからアクションは終わらせないで。

といったようなMCがあったことを曲を聴きながら思い出すとともに、今の自分への応援ソングだなーと思ってしまいました。最後にこのMCの元になったと思われる曲の歌詞を書いてまた明日からActionしていきます!

~光を求め 歩きつづける 君の情熱が いつの日か 誰かにとっての 光となるでしょう 誰かにとっての 兆しとなるでしょう~  「光芒」より

 

 

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