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今の自分に出来ること

とある研修会で、負のスパイラルに陥って出口の見えない課題に対してどう向き合うか?という問いがありました。

選択肢は3つ。

①諦める

②解決方法が出来るまで待つ

③今できることをやる

答えのない課題は世の中たくさんあります。気候変動、少子化、人種差別といった地球規模の課題はまさにそう。でも、よくよく考えてみたら普段の何気ない出来事も答えはないなと思うのです。親子や夫婦のげんか、会社へのグチもそうかも。

どの課題も①と②を選んだら多分楽ですね。何も行動しなくていいから。その代わり、負のスパイラルから抜け出すことも諦めるということ。いくら不平不満を言ったって自分で選んだ答えです。

③を選んだら正直しんどいでしょうね。行動に移すエネルギーって、結構身体にも心にも負荷がかかります。しんどい思いをすることも多いでしょうね。ただ、正のスパイラルに変わる可能性が一番高いのはこの選択かなとも思います。

私は③を選びたいですね。大きな課題も小さな課題も今の自分にできることを全力でやりたいと思うから。可能性があるところには希望もあり、仲間もいて、前向きな気持ちになれるから。実現したい未来を創造しそこへ向かっていくのも良し、誰も見たことのない世界に向かう楽しみと怖さの両方があっても良いかもしれない。

このような考えに至る一番の要因は、コロナ禍という現状に向き合ったからかなと思います。コロナ禍という現状は自分に不可逆的な変化を私にもたらしました。ZOOMという『どこでもドア』を手に入れたことで、本当にたくさんの刺激や経験を得ています。もうコロナ前には戻ることはできない、たとえ戻れたとしても、それは上書きされた過去であって、元通りの過去ではないはずなんです。

だから、今までの自分でいることはもうできないな、そう強く思うようになりました。そして、自分の目指したいところが『地域の共創の場をつくること』だと思ったんです。答えのない問いに対して、向き合い、考え、判断し、自分にとっての答えを出して、行動して、振り返る。その中で地域や自分の価値を生み出す。その手助けや後押しをしたい!!だって、答えは自分の中にしかないから。

そのために今の自分にできることはパラレルキャリアの構築です。自分を一個人として見てもらいたい、私自身に価値がある、そう自信をもって言える自分になるために。





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