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🤔 考察 🤔

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#高校野球

【常識を疑う②】〜頻繁な“休憩”で上達する〜

【常識を疑う②】〜頻繁な“休憩”で上達する〜

今回の投稿は、最近、あるネット記事を読んで、個人的に衝撃を受けたことです。

https://nazology.net/archives/91085
▲ そのネット記事のURL

その衝撃とは何かというと「頻繁な休憩によってスキルが上達する」ということです。

無駄な時間をできるだけ削って時間を有効に使い、しっかりとした練習量・トレーニング量を確保しなければ上達しないと思っていましたが、「休憩で上

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【常識を疑う③】〜アイシング・冷水浴〜

【常識を疑う③】〜アイシング・冷水浴〜

「投球後はアイシング」という常識もう10年以上前になりますが、高校球児だった頃の私はサイドスローの投手でした。

先発で長いイニングを投げれば、リカバリーのために試合後に“アイシング”をする。

そんなことは“常識”でした。

そろそろ定年を迎える先生方からは

と聞きました。

「温める」という昔の“常識”が今や“非常識”となり、「アイシング」をするのが“当たり前”。

これが今の“常識”であり

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【考察⑤】~センバツ甲子園の選考理由~

【考察⑤】~センバツ甲子園の選考理由~

1月26日、今春のセンバツ甲子園大会の出場校32校が決まりました。

2022年の選考で、東海地区(2校)で、前年の東海大会準優勝の聖隷クリストファー高(静岡)が漏れ、同大会4強の大垣日大高(岐阜)が選出された一件があり、センバツ甲子園の選考は、全国的に物議を醸しました。

春のセンバツは、勝ち抜いた都道府県の代表校が出場する夏の選手権大会とは大きく異なり、選考委員会に“選抜”してもらわなければい

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【考察⑧】~タイブレーク・その1~

【考察⑧】~タイブレーク・その1~

新年度が始まり、約2週間が経ちました。

各都道府県では、夏の選手権大会のシード権獲得を賭けた春季大会が行われています。

埼玉県では、数日後から県大会が始まります。

近年、高校野球において重要度が増してきているのが“タイブレーク”です。

タイブレーク制度とはご存じない方のために、簡単に説明します。

野球は9イニング終わったときに同点の場合、延長戦に入ります。

その延長戦を早く決着をつける

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【考察⑧】~タイブレーク・その2(地区予選と県大会の考察)~

【考察⑧】~タイブレーク・その2(地区予選と県大会の考察)~

今春の埼玉県大会は、GW中の5日(日)に花咲徳栄高の優勝で幕を閉じました。

以前の投稿【指導観①】〜高校野球における“配球”の指導〜でも紹介したとおり、今春から新基準バット(従来のバットよりも低反発)が完全に移行されました。

いわゆる“飛ばないバット”の影響で、ロースコアの試合も増え、延長戦・タイブレークの試合数も増えることが予想できます。

前回の投稿【考察⑧】〜タイブレーク・その1〜でも紹

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【考察⑨】〜高校野球・新基準バット〜

【考察⑨】〜高校野球・新基準バット〜

以前にも記した通り、高校野球では、今春のセンバツから新基準バットへ変更となりました。

主な目的は、打球によるケガ防止や投手の負担軽減などのためです。

そのため、これまでより反発力が抑制され、打球速度が落ち、いわゆる“飛ばない”バットとなりました。

「木製バットに近い形になる」ということですので、選手はしっかりとバットを振り切って、しっかり芯に当てて打たないと、速くて遠くまで飛ぶ打球が打てなく

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