シュレディンガーの猫

今やコメディー番組でも取り上げられて、有名な「シュレディンガーの猫」

これは、あくまで思考実験であり、実際の猫を使った実験ではない。そして、理論物理のコンセプトが主軸だ

先ずは、シュレディンガーの猫とはないかに触れる。

この箱の中では,放射性の有無とネコの生死が直結しているのが重要なポイントです。原子核が崩壊しない → 何も起こらずネコは生存
原子核が崩壊し放射線が出る → ハンマーが毒ガス瓶を割る → ネコは死亡


この状況で閉じた箱の様子を考えてみます。放射性原子は先程述べたように状態の共存が起こっており, 放射線を出していない状態と放射線を出した状態が共存しています。

つまり, 放射線の有無とネコの生死が直結しているため, 閉じた箱の中には, 生きているネコと死んでいるネコの2つの状態が共存しているのです。

ここが「シュレディンガーの猫」における現実世界では理解し難い部分で, 箱の中に”半死半生のネコ”がいるというパラドックスなのです。



そして, 箱を開けて観測すると, ネコは生きている状態か死んでいる状態かが確定します。

すなわち, 観測するまではネコの生死は原子核が崩壊する確率でしかわからないということです。

高校生から味わう理論物理

日常生活で作業をしていたら、ふと「シュレディンガーの猫」は現実世界では先ずありえないと気がついた。

それは何故か。

先ず、生物は亡くなる直前に失禁する。

その上、亡くなってある程度時間が経過すると、遺体は匂いを放つ。

すると、そもそも箱を開けるまで「分からない」ということが、本当の猫や生物であれば、ほぼ起こらない。

当然、放射線被曝が原因で死亡する場合には、その過程は壮絶だ。すると、なおのこと箱を開ける直前までピンピンしていて、元気そのものだったということも想定として確率が非常に低いだろう。

放射線被曝との闘病は↓↓この本を

すると、理論物理の説明の例としては優れているこのパラドックスも、実世界での適応は難しいだろう。

理論上は優れていても、この世での適応となると、ことが複雑になることは、普段気がついているよりも、案外多いのかもしれない。

今を大切に生きよう!

シュレディンガーの猫が成立しそうな条件に関しては↓↓の記事から

追記:「朽ちていった命〜被曝治療83日間の記録〜」という本は、私が高校卒業後に最も好きだった本の一つだ。

闘病前後で変化した好きな本ランキングは明日の記事に書きます。

変化をもたらした闘病の概要は↓↓こちらの記事


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