妻と価値観が合わない 40代男性へ
大阪府高槻市での夫婦関係修復専門
カウンセラー行政書士の木下雅子です。
幸せなご夫婦、幸せなご家族を世に増やすため、日々活動しております。
私は、結婚したすべての人に、幸せになっていただきたいと思っています。
が、世間から聞こえてくるのは、結婚しない方が良いのではないかという多数の声。
ネットやマスコミに煽られている部分があるのかもしれません。
学校では男女平等の教育がされ、職場でも男女で給料の差は なくなってきています。
結婚しても、夫と妻は対等の立場であるはずです。
そして、仕事も家事も子育ても、夫と妻で負担する時代になってきました。
夫と妻は、対等である。
頭では、わかっています。
が、家庭の中では夫と妻の二人しかおらず、第三者の目がないので、密室性があります。
いくらお付き合いの期間が長かったとしても、結婚したばかりの頃は、二人の生活を作っていくのはお互い手探り状態です。
そして、その見本となるのは、両親です。
夫の両親と妻の両親では、境遇も価値観も全く違うでしょう。
その両親のもとで育った夫と妻が共同生活をするのですから、ぶつかることがあって当然です。
でも、お互い 自分が正しいと思っている。
だから、正しいと思うことを主張します。
つい、力が入ってしまいます。
何としても、正しいことを相手に分からせようと。
でも、正しさは人の数だけあるのです。
あなたが自分のことを正しいと思っているように、妻も自分のことが正しいと思っています。
お互いが譲らなければヒートアップする一方で、話し合いではなく喧嘩になってしまいます。
これは、あなたの望むことではないでしょう。
では、どうすればいいのか?
そんなに重要視することでなければ、譲ってあげるのが一番です。
でも、どうしても譲れないことであれば、目的と問題点がどこにあるか考えてみる。
そもそも、目的は何でしょうか?
妻に、自分を従わせることが目的ではないはずです。
本来の目的は、妻とともに幸せに暮らしていくことでしょう。
その目的から、逆算してみてください。
今、あなたが思っていることは、二人を幸せにすることでしょうか?
そして、あなたがとっている行動は、その幸せを実現することに繋がるでしょうか?
そのように考えると、大抵は どうでもいいことなのですよね。
どうでもいいことは、譲ってあげる。
でも男性は、競争や達成欲求の強い人が多いので、譲るということが妻に負けることになると考えてしまうようです。
女性でも、競争や達成欲求の強い人もいます。
特に、スポーツをしている人に多いでしょう。
お互い「負けたくない」という意識が強すぎると、当初の目的はどこへやら。
相手を言い負かす?ことが、主目的になってしまいます。
これでは、うまくいくものも いきません。
目的から外れていると感じたなら、常に 目的に立ち返ることです。
目的は「夫婦の幸せ」ですから、自分の「正しさ」より 二人の「楽しさ」と「幸せ」を優先してみてはいかがでしょうか。
我が家の例を出してみますね。
夫は、買ったものは置いておきたい派。
私は、要らないものは捨てたい派です。
これだけで、内部戦争?が起こる予感がしませんか(笑)?
私は、要らないものは捨てて必要なものだけを残していれば、部屋は片付くし、気持ちも落ち着くと考えています。
これが、私の「正しさ」です。
一方、夫は買ったものは縁あって自分のもとに来てくれたのだから、大事にすべきと考えています。
それが必要なくなったとしても、買った時は必要だったし思い出もある。
だから、ずっと自分の手元に置いておきたいのだと。
そして、モノに埋もれて? 生活しています。
私には、理解できませんが。
最終目的は「居心地の良い空間で、穏やかに暮らすこと」です。
二人の合意点は どこに?!
以前、ガラクタとしか思えないものを こっそり捨てたことがバレて、超怒られたこともありました。
それ以来、夫の私物は触らないようにしています。
仕方ない。
私がなるべく見ないようにするしかありません。
とはいえ、夫のテリトリーのみで済んでいるならともかく、それがリビングに侵食してくるとなると、話しは変わってきます。
夫はリビングに本や衣類を置きたいようなのですが、私は必死で阻止しています。
それにしても、なぜ夫の私物がリビングにまで 溢れてくるのか?
置き場所がないからですね。
ではなぜ、置き場所がないのか?
モノが多すぎるからなのですが、それ以外に改善の余地はないのかと家を見直してみたところ、収納場所が活かしきれていないことがわかりました。
押入れに空間がある。
ここを工夫すれば、もっとモノを収納することができる。
そう思い立ったので、週末 夫に協力してもらって、中途半端な棚は撤去。
何年も使っていなかった今後も役に立たなそうな私物以外の物を処分。
別の部屋で使っていた収納ケースを設置。
押入れの中に、あちこち散乱しやすいベルトを専用ハンガーにかけるスペース確保。
やっている最中は超面倒くさかったですが、イメージ通り収納ケース等をセットし終わったら「やって良かった~!」の一言です。
押入れを整理することで、夫の私物を移動させ、リビングに溢れていたものを収納することができました。
夫は、私物を捨てずに済んで満足。
私は、リビングが片付いて(とりあえず?)満足。
こんな私たちですが、意見を擦り合わせながら何とかやっています。
闘いは、まだまだ続きそうですが。
ここまで読んでくださったあなたも、奥さまとコミュニケーションをとりながら、お二人とも快適に暮らせることができますよう、応援いたしております。
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