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こんな人をキャスティングする②~どうやって候補者を「探している?」~

初めましての方、そうでない方、こんにちは。
ウェルネスドアの狩野です。

今回は、法人案件の講師キャスティングをどうやって行っているのか?をご紹介していきます。早速結論ですが行っている事は以下の通りです。

①SNSで 「#キーワード」 検索
②SNSプロフィールに掲載されている「外部サイトリンク」へアクセス
③SNSに掲載されている「名前」でGoogle検索
④youtubeで「名前」を検索

当社はその他に、「専門家登録」という仕組みがあり、HPの採用情報ページからご自身のプロフィールを当社宛に送って頂いてます。登録者からキャスティングを行う事もあれば、既にご依頼した事のある講師の方から推薦を頂く事もあります。今回はこのケースは除き、1からキャスティング候補者を探すケースを前提に解説します。

①SNSで 「#キーワード」 検索

まず初めに①について。
そもそも、候補者探しの段階で特定の人の名前(以降:あなた)は知らない。というのが大前提としてあります。

ですので、候補者探しで、いきなりGoogle検索で「#名前」を入力して、連絡窓口を探すことなど出来ません。「名前の入手」というのがまず初めの段階です。

SNS:Twitter Instagram Facebook を主として #検索キーワードを入力してアカウントを検索しています。
例えば、管理栄養士の候補者を探している場合は、「管理栄養士」
ヨガインストラクターを探している場合は「ヨガ」「YOGA」「ヨガインストラクター」などと入力して検索に引っかかるアカウントのプロフィールにアクセスしていきます。

ですので、この時点で
「SNSを運用していない」
「SNSプロフィールに職業や必要な検索ワードを掲載しておらず引っかからない」
という人は、脱落という事になります。

あなたの事を知らない誰かが、あなたの事をどうやって見つければよいのか?

これはポイントになります。

②SNSプロフィールに掲載されている「外部サイトリンク」へアクセス

次に行う事は、プロフィールに掲載されている外部サイトへのリンクにアクセスしてみる。というものです。

主なものは 「ブログ」 「個人HP」 「他のSNS」「lit link」などです。

これは専門家(プロ)としての「あなた」が一体どのような経歴を持ち、普段どのような活動を行っているのか?を確認する作業です。

ご依頼したい案件に適しているか?を事前に評価できるのは、あなたの
「今まで」と「今」と「これからどうしたいか?」の3つしかありませんので、これがわかるような情報が掲載されている情報を探します。

また、この段階で、SNSやブログなどの「投稿内容」や「文章の言葉遣い」などもチェックしています。

投稿内容が、プライベートなものばかりで専門家としてのあなたが全く見えない。言葉遣いが乱れていていて、あなたを紹介した後にクライアントがあなたのことを調べた時に、その投稿内容や言葉遣いを見た時に「不快」「不安」「恐怖」を感じないか?を判断しています。

大切なのは あなたのことを知らない誰かが、それを見た時にどう思うか?
を気にすることが出来ているか? 
です。

③SNSに掲載されている「名前」でGoogle検索

これは、②と行っている理由は同様です。
あなたの名前でネット検索した時に、何か情報が出てくるのか?を確認しています。

ここで1番印象が良くないのは、「何も出てこない」事です。

キャスティングリストに載せるには、名前、経歴・活動実績、SNSやHPのアドレス、現在も活動しているのか?の確認が必須です。この辺りは別の記事で書いていこうと思っています。

④youtubeで「名前」を検索

これは、①~③「+α」の部分になります。
①~③で、あなたの情報がある程度収集できるとはいえ、それはあくまで
「画像」と「テキスト(文章)」だけの印象に過ぎません。

もしかしたら、プロフィール写真と最近の容姿が異なり「思っていた人と違うな・・・」という事が起きたり
実際に話してい雰囲気や、指導の印象などは、画像とテキストでは読み取ることが出来ません。

私が、法人案件を取り扱っている中で、先方が必ず気にする事の中に
「どんな講師が担当してくれるのか?」というものがあります。

これは本当に必ず気にされています。

そこで私が説明をすることもあるのですが、まず大前提に、同業者であれば、あなたのSNSやHPでの経歴・活動歴がどれほど優れていて、どの程度の知識や技術を備えているだろうという事はイメージできても

専門外の人に、その、資格・実績がどれほどのものなのか?を正しく評価できる人はいません。ですので、補足情報や、画像・テキストでは伝わらない印象(雰囲気・話し方・声・イメージ・表情など)を事前に伝えると、クライアントの不安を少しでも解消する事が出来ます。

この時に最も役に立つのが「youtube」です。

YouTubeに、自己紹介動画や、実際の講演や運動指導風景を30″~60″程度にしたものを作成しておき、それをクライアントに提供します。

画像やテキストよりも、動画の方が圧倒的に見る側の情報量は多くその人を知る為の営業ツールになります。

YouTubeはご存知の通り、無料で始められ、スマホで撮影できますので、使わない手はない思います。


以上が~「どうやって候補者を探している」編~となります。

次回は、探した人の中から、「誰を選ぶ(選別)」か?
この過程をご紹介していきます。

SNSやネットから、見つけた人すべてを候補者としてキャスティングリストに掲載するわけではありません。どうやって選ばれているのか?解説していきます。

こんな人をキャスティングする③~候補者を絞る~

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