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健康セミナーを依頼した講師に「それは言うなよ・・・」と思った時

初めましての方、そうでない方、こんにちは。
ウェルネスドア合同会社の狩野です。

今回は、過去に法人向けの「オンライン健康セミナー」を依頼した講師の前日から当日の行動で「肝を冷やした」時の話と、反省です。

POINTは以下の通りです。

①システムの仕様確認を数か月前にお願いしたけど前日まで何もしていなかった

②オンラインでのセミナー経験もあり、普段からオンラインで仕事していると聞いたので安心していたが、当日「回線」がぼろぼろだった

③当日のセミナー本番中に「それは言うなよ・・・」と肝を冷やした講師の発言

+各章の反省

それでは個別に解説していきます。

①システムの仕様確認を数か月前にお願いしたけど前日まで何もしていなかった

これは、表題の通りなのですが、ZOOMの使用経験のある講師に、Microsoft teamsでセミナーを依頼した時に起きました。

システムの仕様としては、それほど大きく違いがないのですが、ブラウザ版とアプリ版では仕様が異なっていたので(その当時)数か月前に事前にteamsは使ったことがないという事なので、インストールをして使って画面共有などの操作を確認しておいてください。と依頼をしました。

その後、業務連絡以外にこの件に関して「使ってみたか?」を確認する事なく、前日の夜に「インストールが出来ない」「起動しない」を連絡が来ました。

私からすると、「今さら?確認したんじゃないの?」という感じだったのですが、急遽オンラインで繋いで、インストール手順などを確認しながら試しました。ですが、端末とソフトウェアの相性が悪くインストールが怪しかったので、当日はブラウザ版で参加をして頂く事にし、ブラウザ版の仕様を確認しました。

※ブラウザ版よりもアプリ版の方が安定して起動するという情報が多かったのと私自身使用していてアプリ版の方が操作性が良かったのでインストールをお願いしていた。

しかし、セミナーで使う機能といえば「画面共有」くらいのものでしたので
ブラウザ版でも問題ないと判断しました。

まぁ、この時点で前日まで確認をしていなかったという反省と、数か月も前に依頼していたことを「なぜ前日まで放置するのよ?」という不安と不快感があったわけです。

②オンラインでのセミナー経験もあり、普段からオンラインで仕事していると聞いたので安心していたが、当日「回線」がぼろぼろだった

いざ、当日を迎えました。依頼した講師はセミナー経験も豊富で、当社も以前派遣形式のセミナーでご一緒していました。

ですので、講演自体への不安はありませんでした。

そして、本番開始して講師にもオンライン会議室に入室してもらって気が付きます。

「カクつく・・・」
「音声が不安定(途切れ途切れになる時がある)」

明らかに、端末の性能と、当日の配信場所のネット環境が悪いのが原因でした。ただそれでも、内容が聞き取れないほどではなく、セミナー自体は進行し終了しました。

このセミナーは2週間で2回、同一内容を行う予定で、その1回目の出来事でした。セミナー終了後に、講師にはこの現象について伝え、使用している端末が古すぎで買い替えが必要だろうという事、ただこれは次のセミナーまでに間に合わせるのが難しいので、回線に関しては、セミナー中はPC以外に回線を他の機器に接続せずに集中させること、場合によっては携帯のデザリングを使用する事などを伝え

2回目は、1回目よりも安定してセミナーを行うことが出来ました。

事前に、オンラインセミナーの経験がある事、普段からオンラインで仕事をしていると聞いていた事から、勝手にこのあたりの端末性能を回線速度に関しての理解や準備があるものと思い込んでいましたが、結果として失敗でした。

その分野のセミナーの講師としての能力と
オンラインやネットリテラシーは別のもので、講師として十分でもオンラインやPC、ネット回線に関して理解を十分であるわけではない。という事がこの件でわかりました。

③セミナー本番中に「それは言うなよ・・・」と肝を冷やした講師の発言

これが、現在までオンラインセミナーを提供していて私が一番焦った事です。

①:前日から諸々のトラブルを抱えながら、②1回目の本番を迎えていた若ですが、その1回目の開始早々に事件は起きていました。

セミナーが開始し、導入の挨拶と講師紹介を行い、バトンを講師へつなぎ、講師が改めて自己紹介を行った後、セミナー資料を画面共有しようとしたとき、①で前日夜中に画面共有などの操作を確認したにもかかわらず、もたつく講師・・・

しばらくして衝撃発言。

「これ使った事なくて、わからなくて...」
※結果この発言の直後画面共有は出来た。

これって、企画マネジメントをしている私からしたら最悪な発言でして。
お客様の前で、「何言ってんだよ!」という感じでして。

こういう事が起きないように、数か月前から仕様を確認するように依頼し、前日につかって確認をしたんです。

そもそも、お客様がこの発言を聞いたら「どう思うか?」を考えたら本番中にこの言葉は言うべきではないでしょう。

「大丈夫かこの講師は・・・」とか
「準備はどうなっているんだ?」とか
「(ウェルネスドアの)企画とキャスティングどうなっているの?」

講師として、クライアントを不安にさせる発言はしないで欲しい。という事なのですが、本編(内容)とは違う部分でその配慮を欠いてた事ことにより起きた事態でした。

どんなに専門家として優秀でも、こういった準備と配慮が欠けている人には講師はお願いできないし、事前に先入観(このくらい大丈夫だろう/理解しているだろう)を持たずに確認を行う事が大切だと感じました。

__________

オンラインでの会議やセミナーは急速にその需要が高まり、十分な知見がまだまだ少ない状態でしたが、とはいえ

明らかにするべき準備を怠り、配慮が欠け、講師業以外のリテラシーが足りない。という連鎖が引き起こしたものでした。

迷惑をかけるはお客様ですので、この反省は現在のマネジメントに活かされています。

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