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【感想】思い立ってたくさん映画を観た話
タイトルまま…ふと思い立って気の向くままに、こないだの週末から「あ、これ聞いたことあるな」みたいな、ふわっとした動機で6本ほど映画を観た。
訳あってアマプラさんにお世話になっているところなので、その界隈より映画鑑賞。
動機はびっくりするくらい適当だが、せっかく観たので、ふわっとした自分の感想を残しておこうと思う。
…あくまでも、ふわっと。
最強のふたり
2011年のフランスのコメディドラマ映画。監督・脚本はエリック・トレダノ(フランス語版)とオリヴィエ・ナカシュ(フランス語版)、出演はフランソワ・クリュゼとオマール・シーなど。頸髄損傷で体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の移民の若者との交流を、ときにコミカルに描いたドラマ。
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年齢も生きる環境も全く違うふたり、それゆえ一緒にいられたのだろうなあ。ドリスの生きる環境が複雑すぎて、でもそれも決して非現実的なことではないのだろうなあ。ぼーっと観ていたせいで、舞台がフランスだと気がつくのに少し時間がかかった。最後がわかりやすいハッピーエンドで良かった!
星の子
大好きな父と母の愛情を一身に浴びて育った中学3年生のちひろ。両親は病弱だった彼女を救いたい一心で神秘の力を宿しているという水にすがり、次第に「あやしい宗教」にのめり込んでいった。たとえ親友が疑念を口にしても、ちひろの心が揺らぐことはなかった。思春期を迎え、新任の教師に恋をし、授業中にせっせと似顔絵を描き続けていたちひろは、次第に周囲が抱く違和感に気づき、初めての葛藤に直面していく。
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遠いようで近い、近いようで遠い「新興宗教」というテーマ。周囲の反応もそれなりにリアル。大人よりも子どものほうが、事実を受け止める力が柔軟というわかりやすい描かれ方がなされているなあと感じた。「中」にいては気付けない違和感に、「外」を知ることで気づいていく。終わりが急にフェードアウトした感じで、少しあっけなかった。
博士と彼女のセオリー
2014年にイギリスで製作された伝記映画で、理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と彼の元妻であるジェーン・ホーキング(Jane Wilde Hawking)の関係を描き出している。
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伝記映画というものを、しっかり観たのは初めてかもしれない。リアルにいた人をモデルにして、限られた中でその人生を描く大変さを垣間みるような作品だった。何をおいても、主人公のホーキング博士を演じたエディ・レッドメインが素晴らしかった。人生美しいことばかりではないし、人間綺麗な面だけではないよなあなんてぼんやり思いながら観た。
ミッドサマー
2019年のサイコロジカルホラー映画。監督はアリ・アスター、主演はフローレンス・ピュー。アメリカの大学生グループが、留学生の故郷のスウェーデンの夏至祭へと招かれるが、のどかで魅力的に見えた村はキリスト教ではない古代北欧の異教を信仰するカルト的な共同体であることを知る。この村の夏至祭は普通の祝祭ではなく人身御供を求める儀式であり、白夜の明るさの中で、一行は村人たちによって追い詰められてゆく。
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噂を聞きすぎて、気にはなるものの日和ってなかなか観られずにいた映画。映画の雰囲気そのものは、白基調の衣装に緑の草原、色とりどりの花に青い空…と爽やかなのに、それに反比例するように雲行きが怪しくなるストーリー。序盤から、え…?となり、その困惑は最後まで続く。どんな感情で観たらいいのかだんだんわからなくなる作品だった。
ベイブ
1995年製作のアメリカ合衆国の映画。農場にもらわれてきた小豚のベイブを描いた映画。第68回アカデミー賞で作品賞、監督賞など7部門でノミネート。CGやアニマトロニクスなどの特殊効果が評価され、アカデミー視覚効果賞を受賞した。1998年に続編『ベイブ/都会へ行く』が製作された。
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広大なオーストラリアの風景を感じながら、のんびり観られた。その昔観たことがあった気がするのだけど、内容を忘れてしまったので再度。ベイブはただただ可愛い。私は牧羊犬のフライが好き。動物たちが生き生きと描かれていて、その技術と撮影の努力を思うと脱帽もの。観終わったとき優しい気持ちになれて良かった。
マイインターン
2015年のアメリカ合衆国のコメディドラマ映画。監督・脚本・製作はナンシー・マイヤーズ、出演はロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイなど。若い女性とその部下になった70歳の男性、2人の世代を超えた交流を描いている。
ファッション通販サイトを起業し、若くして成功を掴んだ女性社長。そんな彼女の会社に、シニア・インターン制度によって採用された70歳の男性が新人としてやってくる。最初は社内で浮いた存在になってしまう彼だったが、その穏やかな人柄によって徐々に皆と信頼関係を築いていく。
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アンハサウェイが美しいし、ロバートデニーロは格好いいし…!亀の甲より年の功とはまさに。終始ベンが大活躍する展開で、もう画面にベンがいるだけで安心できるレベルだった。こんなふうに人生を謳歌できている人が、この世の中には一体どれくらいいるのだろう…?自分自身も、素敵な年の重ね方をしていきたいなあなんて朧げに思った。
…とまあ、こんな感じだろうか。6本の作品それぞれに関連性は全くなく、本当に「聞いたことがある」ものを、「気の向くまま」に観ていったので、全て見終わった頃にはもれなくテンションが迷子になった。
知らないことを齧るのは楽しい。また気が向いたら、いろんな映画やドラマ作品を齧っていこうと思う!
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