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頬のピンク


頬の赤みといったらピンク。だってピンクしか見えないし、それ以外に何があるんだと思っていた。…いやあったのだ、それ以外が。

昨日から本格的に最後の美術の課題・自画像に取り組んでいる。しかも、苦手だと思っていた水彩画にチャレンジしている。自分としてはかなりの挑戦だ。
いきなり本番だと失敗しそうなので、その前に簡単に練習をした。
そこで頬の赤みを描くとき、もちろん私はピンクを使った。赤と白を混ぜて、こんな色だろうと塗っていた。

「結局、人間の頬の色はピンクだから、チークもピンクが一番馴染むのです」

一時期メイクについて探究していた時、あるメイクアップアーティストの本にこう書いてあった。
ふーん、頬の赤みってピンクなんだ。赤でもオレンジでもなくピンクなんだ。私の頭には、血色感=ピンクという概念が刷り込まれた。

だから頬の色を作る時、ピンク以外はないだろうと思い、自信満々に塗っていた。…でも結果、なんだかチグハグ。どこかがおかしい。なんだか人間らしく、ない。

でもな、ピンクって言ってたのになー…。

練習の分を書き終えていよいよ本番に。正直練習は完璧と言えなかったが、締め切りがあるのとそろそろ飽きそうだったので終わりとした。

本番も練習と少し色を変えて、でもピンク色で頬の赤みをつけようとする。でもやっぱり違う。どこが違うんだろう。そう思ってよくよく写真を見てみる。
あれ、なんだかここ、オレンジっぽくないか。よく見たらピンクだけじゃない。オレンジっぽい、肌色っぽさも混じってのピンクもある。頬の赤みは、ザ・ピンクじゃないんだ。
そう思って早速塗ってみると、あら不思議。とても人間らしくなった。


とはいいつつも、あのメイクアップアーティストの言葉は嘘ではないと思う。
何度も人の化粧をしてきた経験と知識がある人が言うんだからというのと、これは私の主観だが頬の赤みのベースはピンクだと思うからだ。オレンジがちょっとあるとはいいつつも、完全にオレンジではなくてピンクと混ぜたオレンジみたいな。割合としてはピンクが多いように思う。だからピンクをチークとして塗れば、自然な血色感が出るような気がする。試したことがないので分からないが。




目が乾くような感覚がする、そう、もう体は寝る準備を始めていた。ちなみに明日までには完成させるつもりである。明日は体力勝負デーなので、しっかり寝ておこうと思う。

ではでは、そろそろ睡眠の旅に行ってきます。今日はグリーン車に乗れるかな、乗れたらいいな。皆さんも良い席がとれることを願っています。


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