見出し画像

ボケーっとしたことの産物


バイトでゴミ出しをしながら私の目に映っていたのは、に反射して見える景色だった。

ボケーっと店に貼ってあるポスターを見ていたら、ふと窓が空を反射して映しているのに気づいた。あ、今は青空なんだなと思った。透明な窓は店の中を見せている。それに加えて私の後ろの景色も映している。そして私たちはどちらに意識を向けるかによって見るものを選ぶことができる。私は後者を選択した。が、景色を見ても大して面白いものが見つかることはなく、目を離そうと思った、その刹那。…バッ。なにかが通った。

瞬時に私はバッと後ろに振り返って空を見上げた。

その正体は、カモメのような鳥だった。
あの空だけを切り取ったとしたら、きっとあそこだけ時間がゆっくり進んでいたのだと思う。大きな翼をゆらりと動かして、まるで敵なんて何もないのだよと思ってるみたいに見えた。そんな能天気にもみえる鳥が、二羽飛んでいた。それを見ていたら私はフィンランドに居るみたいに思えてきた。あぁ良いなぁ。そうして思いを馳せていたら、私もホッコリしてしまった。


ふと、今日気づいたことがある。

「なんであんなこと言ったんだろう、この記憶を消してしまいたい。」

今日はなんだか過去を思い出してはそれをよく思う日だった。
でもふとシャンプーを泡立てながら、私は思ったのだ。私が後悔している言動の多くって、会話のノリに任せて口走ったネガティブな言葉ばかりだったということに。会話のノリというのは例え話にして説明する。例えば、多くの人からあまり良く思われていない人物Aが居たとする。友人がそのAについて話を持ちかけてきた時、周りのノリ(=周りがその人を良く思っていないということ)を思い出して、「あぁみんなこう思ってるからこの場を平和に終わらせてるためにはこう言えば良いのだ」と、私はその人の悪口を言う。こんな感じで伝わるだろうか。私が後悔した言動の多くはこんな類いのものが多い。もちろんその場を上手いこと乗り越えるためにそう言わざるを得ない場もあるかもしれない。でもよくよく考えたら、私の場合別にそんなこと言わなくても会話は上手いこと続いていたような…という場面が多かったのである。私も完璧に善良な人間ではない。人のことを嫌に思ってしまうこともある。それを外に吐き出すことが悪いとは言わないが、人は選ぶべきだと思う。私が後悔した言動について更に付け加えると、人を選ばずに言ってしまったこともあったと思う。例えばこの場面が学校だとして、それを親に言ってもその後当事者に私の言ったことが伝わる可能性は低い。対してクラスメイトはどうだろうか、親よりも伝わってしまう可能性はかなり高くなる。つまりこうだ、職場でも学校でも、ネガティブな事を言いたくなってもそこに関連する人にあまり言わない方が良いのではないか、ということ。どうしても言いたくなったら、全く関係なさそうな人に言う。そうすれば「もしかしたらあの人に伝わっちゃったかな…」と心配することもない。私はそこそこ心配性なので、例えばクラスメイトに愚痴をこぼしたとき、その人に伝わっちゃってないだろうかと時々思い出しては後悔するだろう。


…ふう、なんだか近くばかり見ていたら文字がボヤけてきたぞ。乱視だからかな、気をつけねば。なんだか締まりが悪いですが目が限界そうなのでここでお別れとしましょう。

皆さん、そして私も良い夢を見れますように。では、おやすみ!




#毎日note  #スキしてみて #最近の学び #最近の気づき #noteしてよかったこと #日記 #高校生 #人間関係 #鳥


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?